夫婦間のセックスレスが離婚原因になるかどうかは、京都地裁が昭和62年5月12日に下した判決が参考になる

同判決は

婚姻が男女の精神的・肉体的結合であり、そこにおける性関係の重要性に鑑(かんが)みれば、
病気や老齢などの理由から性関係を重視しない当事者間の合意があるような特段の事情のない限り
婚姻後長年にわたり性交渉のないことは、原則として、婚姻を継続し難い重大な事由にあたる

要するに「セックスレスは離婚原因になる」という考え方が示されている