今年俺より波乱万丈な1年を歩んだ奴いるの?
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
1年ももう終わるので勝手に書いていく
かなり長くなると思うし空いた時間に書くから時間かかると思う
なおこのスレは95%の真実と5%のフェイクで構成されています ならば書くしかないな
書き溜めは少しだけある
主な登場人物
>>1 30手前
婚約者 24歳(まぁまぁお嬢、甘やかされてる、美人)
彼女 25歳(フィリピン人、裕福な方、可愛い)
彼女2 28歳(ちょっと遠距離、貧乏、実質セフレ?、ぶっちゃけデブス) まず最初に大前提として自分について一応触れておく
はっきり言うと俺は割とスペック高い
実家が中堅の会社を経営していて俺自身はそこの役員をしている
よく言われる上級国民、とまではいかないが資産でいうと30〜40億くらいはあるのでそこそこ金持ちだろう
俺が次期社長というのも99%確定 学力もまぁまぁの私立大学を出ているので低くはない(内部進学組だけど)
高校時代は運動部の主将をしていたので運動神経もそれなり
容姿は背が低い(171cm)ので芸能人には遠く及ばないがヘアカットモデルの勧誘なんかはよく受けた
日本人には三浦春馬、外国人には不思議とどこの国の人にも「映画デスノートのL」に似ていると言われる
要するに今現在俺は結構モテる、そして会社を継がないといけない立場ということだ そして今年の話に入る前にその前段階までの経緯を書いておこうと思う
正直本題よりこっちの方が長くなる気がするがそこは気にしない
上で自分を高スペックと書いたがしかし、実のところ俺は24歳まで童貞だった
大きな理由は中高男子校で女子と関わることがなかったこと
妹がいるんだが仲が悪く、同世代の女子に苦手意識があったことが挙げられる
あとどっちかというとコミュ障というか、1人でいる事が好きだったので大学時代もほぼ1人で過ごしてた
許されるならずっと1人で家に引きこもってゲームをしていたいというのは今でも変わることのない俺の望み フェイクの部分は
これはフェイクです
って書いてね
ってあれか、特定されないためのやーつか >>7
せやで
正直なところこんな経験してる奴そうそういないから多少フェイク混ぜても特定される気がする
まぁそん時はそん時よ しかししかしそんな俺にもついにモテ期がきたのだ
社会人になって少したった頃からだった
まぁ正直なところ金持ってるからってだけかもしれないがとにかくモテた
あっさり彼女ができて調子に乗った
酔ったところを逆レイプ?されたことすらある(普通に怖いレイプダメエゼッタイ)
ちなみにコミュ障は治ってないので自分から告白したことは今現在までも無い
1人が1番好きなのは変わらないのですぐ別れることもあったが、それでも相手に困ることはなかった そしてある時今の婚約者と付き合うことになった
その経緯は省くが交際自体は順調だった
向こうはそこそこお嬢なため甘やかされていてちょっとわがまま
でも歳の差があるのでこっちが主導権を常に握っていてあんまりストレスを感じないのが良かった
付き合って1年経ったくらいで結婚の話が出たと思う 繰り返すが俺は1人が好きだ
正直結婚なんてしたくなかった
だけど会社を継ぐ立場があったので結婚&子供はマストと言って良かった
まぁこの子とならなんとかなるかな、と思って結婚を決めた
なお当然の如くプロポーズなんて俺はしていない、なぜなら俺はコミュ障だから! しかしここで大きな問題が発生した
最近の流行、かどうかは知らんけど婚約者は子供いらない派
おいおい、それは非常にまずいぞ…、ということで別れ話をした
けれど向こうは断固としてそれを拒否
こっちとしてもどこぞの政治家みたいに「女は産む機械!」とまでは思っていないが
子供を持てないんじゃ結婚する意味がないんじゃこのクソアマ!とは内心思ってた >>16
一番話と趣味は合うのよ
正確も良いんだよ
でもデブス(身長168cm体重70↑) そろそろ書き溜めがなくなるぞー
激論はほぼ丸々2日続いた
やりたいゲーム(ブラボ)の発売日だったがとても買に行ける空気じゃなかったので諦めた
結局以下の条件で結婚することに決まった
1、子供は作らない(将来は未定)
2、俺は彼女を他で作ってよくて、子供もそちらでどうにかする
3、ただしいかなる場合も婚約者を最優先に考える
4、彼女を別で作る場合はここまでのやり取りを事前に説明した上で同意を得る、その後きちんと婚約者に報告する
5、これら全てについて互いや新しくできる彼女の両親にもきちんと合意を得る
だいたいこんな感じだ
頭おかしいと思うだろうネタだと思うだろう俺もそう思う
だが事実だ >>17
なるほど!
>>18
ちょっとまって笑
今度はその婚約者と結婚する必要性が無くなってるwww しかし俺には最初から勝算があった
切り札「そうしないと会社を継ぐ人いなくなるけどいいの?」を切った瞬間勝ちは確定した
歴史的快挙である
というわけで世にもあんまり前例がないであろう決まりごとの上、正式に婚約となった
なお一応うちの親の最後の抵抗「本当に上手くいくとは思えない」があったので
式だけは挙げて入籍は今に至るまでまだしていない
今さらだけど100%特定されるわこれ 区切りがいいので一旦切る
一応仕事中だし
時間はかかると思うけど最後まで書ききりたいと思う
質問やら罵倒やらも歓迎だぜ あ、>>18と>>20の間が抜けてる
ちょい待って >>18の後
意外なことに相手側の両親の方がこれをあっさり受け入れた
あちらが少し古風なのか「結婚したら子供を作るのは当たり前」と思っていたのが大きい
一方うちの親は「頭おかしいんじゃないのかコイツ?」という反応であった当然である
>>20に続く >>19
そこはまぁ情というかなんというか
こんな俺でも一応愛はあるから、ね >>24
そうか笑
めんごめんご
で子作り要因は彼女1なのね ワイ今年逮捕されて保釈、裁判、見事執行猶予になるも一文無しになる。
これより波瀾万丈になる? 初めはいけ好かないヤツだと思ったが、彼女2の存在を知って親近感が湧いた まぁ、人柄好きだけど子供を作りたくないって
年齢的な問題でもあるんじゃないの〜?
わからんけど >>26
裁判で暴れて懲役行けば飯食えたのに笑
しくったね(ノ∀`) >>25
べ、べべべべ別に彼女2でもいいんだけどね?
>>26
なかなかやるな
人生終わってる度では完敗だ
>>27
いい子なんだよ本当に
見た目以外は
ちなみに芸能人に詳しくはないが、顔というか全体的なシルエットは「角野たくぞうじゃねーよ」の人っぽい
>>28
そこはあちらの家庭環境の問題があるっぽい
毒親ではないけれど
そこ語るとまた長くなるんで今は割愛 婚約者との間にこれから絶対子作り無い前提で書くけどマイケルムーアとの間に子供出来て育てれば1の高感度上がると思うんだが >>31>>32
監督って彼のことかw
なら彼女2はややこしいので以降はマイケルと呼称することにする
といってもマイケルの出番はもう少し先だ 思ったより早く手が空いたので少し再開
そしてそれからしばらく経って俺にとうとう彼女ができた
フィリピンに出張にいった際に知り合ったフィリピーナだ
向こうは当時は大学を中退したところでレストランで働いてた
知っている人もいるかもしれないが、海外だと客と店員の距離は結構近い
普通に世間話とかしたりする で、その店に客として行った俺は彼女1とファーストコンタクト
ぶっちゃけ見た目だけならドストライクだった
どちらかというと小柄だけど超可愛かった
あとそこは日本料理屋だからなのか日本語も少し話せた 出張期間中は現地での付き合いもあるので頻繁にその店に通った
俺は現地料理が食べたかったがやはり現地の日本人は日本料理を好んだ
ちなみにこの時点で特別な下心はない
むしろ東南アジア人と結婚する日本人に偏見を持っていたレベル
同じ飛行機に乗っていた大勢の中年男性に「売春乙」「校長乙」とか思ってた しかししかし、元々陽気なフィリピン人なので数回も行くと結構積極的に話しかけてくる
こちらも見た目は好みなんで結構気に入ってきた
で、話の流れで出張の合間の週末に観光案内してもらうことになった
持ち前のコミュ障はなぜか外国人相手だと発揮されなかった デート?当日
午後から市内の色々なところを案内してもらった
正直途中から「あ、この子俺のこと好きなんじゃね」と思い始めた
でも俺は先述のような状況だから少なくともこちらからアプローチはすまい、と固く心に誓ったのだった
一通り観光後は夕食、夕食後はオープンカフェっぽいところでワインを飲んだ
そこでとうとう懸念していた話に突入するのであった 運動部主将 でコミュ障
イケメン で24歳まで童貞
婚約者美人 でセフレ遠距離デブス
設定がなにもかも無茶苦茶やなw
書いてる奴子供だろう。
それか、本当に社会経験に乏しい20歳そこそこの男の子。
自称三浦春馬だけ信じる。 大体のやり取りはこんな感じ
「結婚してるの?」
「結婚はしてないよ(嘘は言ってない)」
「じゃあ私と付き合ってほしい」
「あー…、でも…(以下説明)それでもいいなら考えるけど?」
「なにそれ!意味わからない!じゃあいい!」
と、この時点で結構な気まずさがあったので帰ることにした
ホッとしたような残念なようなびみゅーな気分 >>39
別に矛盾はしてないと思うけど
まぁ信じる信じないは任せるよ
創作と思ってくれても見てくれれば嬉しい
誰も見る人いなくても書くけどな そのままタクシーでホテルへ帰る
のかと思いきやなぜか車は山の方へ
ぶっちゃけこの時は振られた?腹いせに仲間を集めて山に埋めるつもりなのかと思って少しビビってた
僅かばかりの情けで殺されず置き去りにされた時のために暗い中一生懸命道を覚えていた ついに車が止まる
緊張の瞬間である
せめてもの抵抗で拳だけは握っておく
そして車から降りるとそこには
街を一望できる絶景が広がっていた
「この景色だけは見せたかった」とのこと
この瞬間俺は落ちたねマジで その後は普通にタクシーでホテルまで送ってもらった
正直俺も結構揺れていた
このまま手籠めにしてもいいんじゃね?と少し思った
しかしやっぱり事情が事情だし
しかも相手は外国人だしということでこのまま別れた方がいいと思っていた だがしかし
日本人相手にはあれ程コミュ障を発揮して友達すらほぼいなかった俺が
コンビニ店員に「温めてください」と言えず、生まれてこの方弁当を温めてもらったことすらないこの俺が
何を血迷ったのか別れ際に
止せばいいのに余計なことをほざいた
「明日仕事が終わった後、部屋に来ない?」
つづく 17時から会議なのでストップ
続きは明日になるかも 17時から会議の人間が2分前まで2chで執筆w
有り得んて。
本当に。 >>46
てめーいいとこで止めんなよ。
フィリピン人の下りだけでいいからよろ フィリピン人パートはフィリピン人独特の日本語混じりの英語で書いてよ。 >>49
じゃあそのくだりだけは書ききるわ
>>50
難しいな
再現できそうなところがあればなるべく頑張る
書きながらだと焦って雑になりそうなんで
ある程度まとめて書いてからぶっこみます >>46
そのフィリピン人ってのは華僑系の血は混じってるとかで、日本的な顔だちなのか?
フィリピン人らしくゴリゴリのカトリックで避妊も中絶も御法度なのか? >>53
本人に以前訊いたらわからん、とのこと
華僑ってよりはスペイン系が混じってるイメージ
ゴリゴリのカトリックで原則として避妊も中絶も離婚もダメだけど
そこはまぁ適当に理由をつけてやってるみたい
でもそういやゴムは嫌いだったな >>54
それに関しては何の参考にもならん気がするけど
見てくれるのは嬉しい 翌日はとりあえず普通に仕事をした
前の夜の発言は正直自分自身も現実感がなかった
朝起きた時に「なんで夢か………いやちげーわ!!!」ってなった
この日は工場の監査の日だったが午前はあんまり集中してなかったように思う
それでも午後になると開き直っていつも通りに仕事をこなした 17時30分に終業、そこから社員兼世話役のフィリピン人にホテルまで送ってもらった
月曜なのでさすがに食事会などの約束はなくホテルで1人で食事をする
カジノが併設されている大きなホテルで、拾いロビーの一角にあるカフェバーで軽い食事とワインを飲んで時間を潰す 昨晩の返事は
「ワカッタケドマダワカラナイメイビー、ナ」ってな感じだった
要するに「行けたら行く」って感じであり正直あまり期待できなかった
そもそもこちらも来て欲しいようなそうでないような複雑な気持ち
しかし約束の時間である午前1時は着々と近づいてくる
『一応』念のため部屋を綺麗にしておきシャワーもしっかり浴びておく
期待はしていないけど一応ね一応 そして午前1時の数分前に俺は複雑な気持ちでホテルのロビーに降りた
フィリピン人、それも若い女だとほぼ100%エレベーター前にいるセキュリティに止められるからだ
ロビーを見渡せる場所で1人佇む
カジノは流石に締まっているので人はまばら
広くて静かなロビー
わずか数分の長いこと長いこと
そして約束の1時 来ない
1時を少し過ぎた時点で誰もホテルに入ってこない
がっかりしたような安堵したような気持ち
部屋に戻ろうかと思った
が、やっぱりもう少し待つことにした これについては別に未練があったわけでは断じてない
東南アジア人は大体そうだが基本的に時間にルーズ
フィリピン人自体も「フィリピンタイム」と呼ぶ悪癖(?)
もしこちらが戻った後でホテルに着いてすれ違い、なんてことになったらさすがに可哀そう過ぎる
そう思った俺はあと10分少々待つことにした 「来るな」と「来てくれ」が頭の中で交差する中
時刻は確か1時15分ちょい前
来た
来てしまった こちらの気持ちはお構いなしですげー笑顔でやってきた
少しお酒が入っているようで、遅れたことを詫びもせず「ラーメンタベテタ」
一方のこちらは苦笑いしかできない
腹に膝蹴りかましてやろうと思ったのは紛れもない事実だが
しかし来てしまったものは仕方ない
あちらも覚悟ができているということ
こちらも腹を括った フィリピンて数回行ってるけど
確かに人懐っこい人は多いよ?
けど国が貧乏なせいか
町は普通にマッドマックスの世界だし
あ、マッドマックスって言っても1の方ね
2以降は北斗の拳と変わんないから >>67
だね
街については貧民街と近代的なビジネスゾーンが狭い範囲で分けられてる感じ
これはタイとかも同じだけどフィリピンは極端だったな 部屋に入る
とりあえず買ってたビールで乾杯
そこから適当に雑談
昨日のことには一切触れなかった
というか多分お互いどう触れていいかわからなかった
今日この部屋にいるのが答えということでそれ以上は野暮ってもんだ 空気が変わったのは30分くらい経った後
ひとしきり話してあちらがトイレに行った
その間に俺は考えた
ここからどうやって流れを変えるか
どうやって甘い流れに持っていくのか 別にそこまで飢えてたわけじゃないがやっぱりここまで来たらヤるしかない
部屋に来た時点で実質交際は成立してる
OK
そこはいい あとはここからそれを確固たるものにするだけだ
今の俺はかつて童貞で女との接し方がわからなかったダメ男ではない
それなりに経験も積んでいる
そもそももうすぐ帰国なんでここでキメておかないと多分この後有耶無耶になる
……などなど色々と考えていたようないなかったような そして彼女が戻ってくる
さてどうするか
と、こちらが動く前にあちらが動いた
自然な流れでベッドの上へ
しまった先手を取られた
しかしいいだろう受けて立つ
さあどう動く小娘
「ジャアオヤスミ」 ここで一旦切る
意地悪とかじゃなくてここからをどう文章にするべきか考えたい…
可能な限り今晩のうちにこの一連の話は区切りをつける 詳細な描写はアレなんであっさり目に書くよ
は?って思った
今こいつなんて言った?
じゃあおやすみ?どういうこと?
お前この部屋まで何しに来たの? いやしかし待て
これは俺の早とちりの可能性もある
確かに交際は成立した
それは間違いない
しかし俺は部屋に誘っただけで具体的な事は何一つ言っていないのは確か
ならばこれは俺の落ち度ではないだろうか
そもそも片言の日本語と英語で話しているのでこちらの意思がちゃんと伝わっている保証もない ここで俺は究極の選択を迫られた
このまま寝るか、襲うか
そもそも相手の先ほどの言葉は照れ隠しなのではなかろうか
本当は待っているのではないだろうか
もしここで手を出さなければ俺は男として大恥をかくばかりか相手にも恥をかかせてしまうのではないか だがしかし
だがしかし、だ
もし本当に言葉通りなら?
相手にまだその気がなかったら?
下手すれば俺は異国の地でレイプ犯だ
それはまずい
レイプ犯ってだけでまずいがその上一応俺は会社の跡取り
会社の汚名となりかねないってか絶対なる 俺は考えに考えた
この時以上に女性関係で悩んだことはないかもしれない
男としての生き恥か、人としての生き恥か
そして悩んだ末俺は決断した 俺も寝た
普通に寝た
何事もなかったように「うん、おやすみ」と言って寝た
笑いたければ笑ってほしい
男としての恥だけなら甘んじて受け入れよう
しかし万が一にも会社に泥を塗るわけにはいかなかった
そのまま何事もなく朝を迎える
また少し経ってからぶっこみます >>82
毎度反応ありがとう
別に誰も見てなくても関係なく書くつもりだけど
やっぱリアクションをもらえると嬉しい と思いきやそうもいかなかった
天がそれを許さなかった
どれくらい寝たかわからないが俺は目を覚ました
時計は見なかった
横では彼女が普通に寝ている この時俺は何を考えていたのか
寝ぼけていたのか本能かはわからない
ただ確かに言えること
俺は寝ている彼女を襲った どういう手順でヤったかは覚えてない
覚えているのは挿れる前に彼女は目を覚ました
そりゃそうだ
目を覚ました彼女は戸惑うというよりまずは明確に拒絶していたと思う
「ヤメテヤメテ」と言っていたはず
しかし自称鋼の理性を持つ俺でもさすがに挿入一歩前で止まれはしなかった
そのまま合体 まぁ実際のところ彼女の抵抗はそこまで激しくなかった
よくある「口ではイヤと言っていても〜」な感じで言葉程体は抵抗していなかった
ただ寝起きで力が入らなかっただけかもしれないがそこは今更考えないでおく 一度本格的に始まったらそこからはお互い完全に夢中になっていた
途中からは彼女も喘ぎ声オンリーで抵抗は無し
もう普通に貪るだけだった
幸せな時間
しかしここから俺は致命的なミスを犯す ここからは経験者にとっては結構あるあるなんじゃないかと思う
俺が襲う形で始まったこのセクロス
当然体位は正常位
しかし運動不足の人間にとって正常位を続けるのは非常にしんどい
腕とか足とかマジ痛い
そこで俺はそのまま騎乗位に移行することで休憩を図った
本能が暴走する中で光る頭脳プレー
俺は彼女の背中に手をまわし自分が後ろに倒れ込むことで騎乗位に持って行った
その瞬間 足の筋を痛めた
これをうまく説明するのは難しいがきっと経験者諸兄ならすんなりイメージできると思う
正常位から騎乗位に以降するために後ろに倒れ込む
するとどうなるか
膝を曲げたまま背中をベッドに付けることになる
体が柔らかい人なら問題はないんだろうが当時の俺は運動不足アラサー
足の筋?がめっちゃ伸びた
全身を貫く激痛 しかし相手の方は完全にスイッチが入っている
こちらの意図を察してこちらが足の位置を戻す間もなく腰をグラインド
このアマさっきまでイヤイヤ言ってたくせに、、、、と思う暇があったかなかったか
かくして激痛と快楽の協奏曲が始まった
ぶっちゃけ激痛9:快楽1だった 痛い
超痛い
半端ではない
しかし今は新たな彼女との大事な初セクロス
さすがにここで「あ、ちょっと足痛いんで一旦休憩」とは言えない
俺は耐えた耐えに耐えた 俺はセクロス中、早めにイキそうになると頭の中で全力でポケモン言えるかなを歌う
気を紛らわす作戦だ
状況は違うがここでもその作戦を実行した
(ピカチュウカイリュウヤドランピジョン…)
懸命に気を逸らした
俺の心の中のイマクニ?が楽しそうに踊っていた
ちくしょうイマクニ?め彼は今何してるんだろう そしてどこまで行っただろうか
覚えていないが多分サイホーンマタドガス、辺りまでだったと思う
相手が軽くイったらしく動きが止まった
チャンスだ!そう思うや否や正常位に戻る
体力は回復している
しかし足は痛い
長くはもたない 俺は全力で腰を振った
持てる全てを注ぎ込んだ
途中から腰振ってるのか体をくねらせているのかわからなくなった
今自分が前後左右上下どう動いているのかわからない
傍から見たらイモムシのモノ真似のようだったかもしれない
それでも力の限り動いて動いて動いた
やがてこの聖戦も終焉を迎える 翌朝の彼女はしきりに「ナイトメア!ナイトメア!」と言っていた
五月蠅いそれはこっちのセリフだと思いはしたもののそこは耐える
極めて紳士的に振る舞いキスをして別れた
今回の出張ではこれ以降直接会うことはなかった
ぶっちゃけ理性を取り戻した相手にレイプ犯として訴えられたらどうしよう…
とちょっと心配してたが「ナイトメア!」と叫ぶ彼女の顔は笑顔だった
以降俺は出張も含めて数か月に1度はフィリピンへ行くこととなる これで彼女1(フィリピン編)は一旦終了
明日は彼女2(マイケル編)かな
スレタイの通りの本題へたどり着くのは遠そうだがお付き合い頂けると嬉しい
なおこのフィリピン編、なんとびっくりフェイクほぼ無しである >>45
頷くだけで弁当温めてもらえるだろw
フィリピン編は面白かったし
マイケル編も期待出来るが
本題がいまいちな気がする とある場所を出所して施設に入った。
そして一人暮らしを始めた。
書いたら普通な気がしてきた。。 >>102
ナイトメアわろたwww
今後はサトシと名乗ってくれ
「フィリピーナゲットだぜ!!」 どうしようか…>>1が誰かわかった気がするんだが… >>114
そんな事しないけど、知ってる人でストーリー展開するとちょっとわろえた さて今日も隙を見てマイケル編を書いて
書き貯まったらぶっこんでいきます
ただフィリピン編はほぼフェイク無しだから書くのが楽だったんだけど
マイケルはそうもいかないんだよね(理由は後々)
なので時間かかるかもしれない >>109
温めている間の間に耐えられません
本題については長い目で待ってほしい
背景の話をしないと多分伝わらないから
>>110
出所?捕まってた?
なんでびっぷらは前科者多いんだ…
>>111
ゲットしたのかされたのかが微妙なライン あと特定については
俺はどっちかというと「特定されるのが嫌なら書くなよ」派なんでしゃーないと思ってる
でも晒すのはご勘弁願いたい
てか見返したらフィリピン編の夜景の場所やらホテルやらもわかる人にはわかってしまうと思うんだよね
「場所は秘密だけど日本旅行でパンダ見て高いタワーに登ってきた」っていうのとほぼ同レベル
まぁ気にしないでおこう マイケルについて書く前にフィリピンに関してのその後に触れておく
晴れて、かどうかはわからないが一応彼女ができた
しかし忘れてはならない
俺には婚約者がいる
これが世間的に浮気というのかどうかはわからないが>>18の約束は守らねばならない
というわけで帰国後まず報告することにした しかしこれがなかなか勇気がいる
一応先述の約束の元、何も悪い事はしていない
互いの両親すら承知のことだ
だが常識から考えればアウトであることも確かだし
そもそも婚約者側がどこまで本気で考えていたのかわからない とはいえ隠すわけにもいかない
それこそ大事になる
俺は正直に話した
結論から言うと特に怒られはしなかった
ただあちらからの俺への好感度は間違いなく下がった
約束の上のこととはいえ、感情的にはやはり完全には納得できないようだった
まぁそりゃそうだ 元々俺は浮気には寛容なので
半分冗談半分本気で「そっちも彼氏を別に作ったら?」
と言ったら今度はめっちゃ怒られた
これについては俺が悪いと認めよう ちなみに「別れたいなら言っくれ」とも言った
そしたらもっと怒られた
てか泣かれた
学習しない男、俺 とりあえずそれ以上大きく揉めることはなかった
変わったことは婚約者からの連絡頻度と夜一緒に寝る頻度が激減したことくらい
まぁ1人大好き人間の俺からすれば特に気にする事でもなかったのが事実 ちなみに相手がフィリピン人ということで婚約者は色々勘ぐってきた
「金目当てではないか」
「売春してるのではないか」
「性病とか大丈夫か」
その偏見は理解できるがその心配はないと伝えた
まぁ実際のところはわからないが
その後はFacebookなどを通じてお互い多少の交流はしていた模様 ちなみにフィリピン嬢とはその後安定した交際が続いた
数か月に1度は会っていたし、連絡もほぼ毎日来た
向こうの実家に行って両親にもきっちり挨拶した
当然こちらの事情も説明済み 関係は良好そのもの
3人の彼女勢の中では一番良好だったかもしれない
拗ねると「ドウセワタシアイジンダラナ…」って言うのが可愛かった
南国の人間なので非常にお盛んで会うと日に最低3度はした
「ヤルカ?」って誘ってくるのも可愛かった
まぁこんな感じで「その当時は」惚気られるくらい上手く言ってた とりあえずここまで
次からは完全にマイケル編
でもフェイク入れるのって難しいね
矛盾点とかあっても勘弁してほしい さてそれではいい加減マイケルの話に移ろうと思う
フィリピン編が長すぎたんでマイケル編はなるべく巻いていきたい
なるべくね マイケルとの付き合い自体は実は婚約者より長い
同じゲームをしていたゲーム仲間でオフ会なんかでちょいちょい会ったことがあった
当時の印象は「ゲームが上手い」「サバサバしていい奴」「デブス」
ゲーム仲間っていっても広く浅い繋がりで50人以上いたんで特に仲が良かったわけではない
オフ会にしても10〜20人くらい来ていたのでそこまで親密になる機会がなかった
ていうか別になりたくなかった なお俺がややコミュ障であることは散々述べたが
仕事の場とゲーム関係の付き合いではそもそもキャラが違うというか作っているので
コミュ障も発揮されることはほぼ皆無
また俺の一連の事情は話のネタとして多少ボカしながら普通に話していた
ぶっちゃけ特定してくるとしたらこの連中だと思う その当時は何のゲームをしていたか覚えていない
元々はモンハン関係の集まりで
その後は浅い繋がりの中でその時その時同じゲームをしている者同士が一緒にプレイしていた
多分FPSかダクソかマイクラをしていたのではなかろうか ある時深夜でたまたま最後に俺とマイケルだけが残ってゲームをしていた
どうでもいい話だが俺はテニスの全仏オープンが見たくてそれまで時間を潰していた
よって時期は確実に5月
ふとマイケルが俺に話を振ってきた
なおこの手の奴にありがちなんだが声はやたらと可愛い
そこがすげーむかつく 「そういえば彼女2人とはまだ続いてるの?」そんな出だしだった
「ん?続いてるよ」
「よくやるねwそれで毎日ゲームやってるんだから大したもんだ」
「まぁ趣味は趣味で別だから」
「そっか。ところで、さ、1つ提案なんだけど」
ここで直感的に嫌な感じがした
生物的本能だろう おいおいまさかだよな?
そんなことありえないよな?
これから何を言うのか知らないがとりあえずまずは鏡を見てきてくれ
その上でまだ堂々とその先を言えるならばこちらも覚悟を決めよう
そんなことを考える間もなくその一言は発せられた
「私とも付き合ってみない?」 「私とも付き合ってみない?」
「わたしともつきあってみない?」
「ワタシトモツキアッテミナイ?」
「ブヒブヒブヒブヒブヒブヒ?」
頭の中で何度もリピートした
何を言われたのか理解するのにそれくらい時間がかかった
より正確に言えば理解したくなかった ちなみに実際はもう少し敬語混じりで会話をしている
つまり当時その程度の距離感だった
少なくとも俺はそう思っていた 「えへへ、私がこんな風に思っているなんて思ってもみなかったでしょ?」
ええ、そりゃもう
「実は前から気になっていたんだけど、その頃はもう婚約者いたからね」
そうだね、ってかほんと声だけは可愛いなちくしょう
「だから諦めてたんだけど例のホラ、問題があるじゃん?」
ああ、だけどそれは人の問題だ豚には関係ない
「で、この前のフィリピンの件もあって」
人種の違いと種族の違いは大きいぞ
「私凄く悩んだんだよ?でもやっぱり諦めきれなくてさ」
できれば一生悩んでて欲しかった
「だから私とも付き合ってほしい」
あああああああああああああああああああああああああああ まぁ実際その時の俺はあー、とかうん、とかしか言っていなかったはず
だが頭の中はフル回転していた
どうする俺?この場をどう納めればいい?
てかこいつ普段めっちゃサバサバしてるのになんで今日は妙に乙女チックなの?
あなた年下の仲間からは「姉御」って呼ばれてますよね?
それが何なのその態度?もしかして発情期?
だったら外へ出て猫の集会にでも行ってこいよ
まぁ猫にも相手されないと思うけどな! そんなことを考えたり考えなかったりしつつもしかし
別のことを考えている俺も確かにいた
まーでもこいつイイ奴なんだよなぁ
趣味も合うし話も合う
そもそも婚約者とフィリピンは「いい年してゲームとか…」って感じだし
あと年齢が近いのもポイント高い
でもなー俺より明らかに体重ある奴を女として見れるか?
しかも近藤春菜(マイケルムーア)だ だが据え膳食わぬは…とも言うし
食わず嫌いはよくないよなぁでもなぁ
と考えてたらあちらから
「まぁとりあえず気軽に試してみようよ」
という提案があった 悩んでいた俺は、うーんそれならいいか!と思って提案に乗ることに
我ながらチョロすぎる
あちらが悪いわけではもちろんないが、悪徳商法に騙されるタイプ
「お値段3万円!」「えー高いなどうしよう」「しかし今なら半額でご奉仕!」「よっしゃ買います!」
これに近い
まぁ本音としてはやっぱりプライベートで話の合う相手が多少は欲しかった、それだけ 余談ではあるが「もし過去に戻れるなら何をしたい?」と訊かれたら
すかさず俺はこの時の自分を止めたいと言うだろう
その辺は本題である今年の話になってくるので今はまだおいておく とりあえずそうなったら婚約者及びフィリピンに報告せねばなるまい
とはいえこれはサクッと終わった
婚約者は「もう好きにすればいい」ってな感じ
フィリピンは「ワタシNo2!2バン!」とやたら3人の中での序列を気にしてた 俺は顔も性格も全部引っくるめて
一緒にいて自然に居られる人がいいわ そしてその約1か月後
とうとうその日は来た
来てしまった
何が来たってマイケルとの初デートの日だ
間が少し空いたのは微妙に住んでいる場所が遠いから
書いてなかったが俺は都内済み、相手はそこから新幹線の距離
来るとなると土日を使っての1泊になる ちなみに心の底からデート嫌だったかと言えばそんなことはない
70%くらいは楽しみにしていた
元々人間的には好感度高かったし
彼女だと認識すればなんとなく可愛く感じてくるもんだ
容姿がアレなのは何度か会っているので承知しているが
その頃の俺は連日のイメトレによりその問題を克服していた
あえて言うなら周りの目がちょっと恥ずかしいくらいだ 「よし!いける」
俺にはその確信があった
俺は懐の深い男だ
相手がどんなデブスだろうと俺を好いてくれているなら大事にしよう
そう心に決めていた
そしてその日、俺は人の決心がいかに脆いかを思い知ることになる 俺は自分は器の大きな人間だと思っていた
将来会社を受け継ぐものとしてそうあれと自分に言い聞かせてきたし
周りの期待にも一応は応えてきたつもりだ
しかしその俺を持ってしても「ソレ」は許容量オーバーしていた 例えばゴリラという存在は恋愛的な美醜で言えば美しくはない
だが1個の生命体としては完成されており、そういう観点では美しいと言える
しかし、しかしだ
もしそのゴリラが人間用のドレスを纏っていたらどうだろうか
生命体としての美しさはは失われ、ただのギャグに成り下がるだろう
もはやただのシュールで滑稽な存在である 約束の時間の少し前、眼前に現れたソレは正にそういう存在であった
目一杯化粧とオシャレをしたデブス
仮にこの場に1万人いたとしてもすぐに見つけられるであろう強烈なまでの存在感
そのインパクトたるや、かのセカンドインパクトと並ぶ程である(俺比)
グッバイ南極 しかも以前あった時より更に太っていた
身長は俺より少しだけ低い(168cmくらい)
が、体重は俺(60kg前後)より確実に15キロは重い
推定だが80kgオーバーだ
足も手も首も俺より断然太い
可愛い鞄がおもちゃみたいな小ささだった 折れた心を奮い立たせるまでに多少の時間がかかった
医薬品メーカーには是非「心のバイアグラ」を開発して頂きたいと切に思う
正直この日のデートの記憶はあまりない
ただ早く終われと願っていた
出会ってまずは昼食、その後近くをブラブラ歩き、秋葉原でゲームを買った
この辺りは趣味の合うもの同士、楽しいと言えば楽しい(なお横を見てはいけない)
その後移動して夕食を食べる
一応俺が予約しておいたちょっといいレストラン
なんだかんだありながらもせっかくの初デートにと頑張ってリサーチした場所だ
あの苦労を返してほしい マイケルは元々酒を飲むとより饒舌になる
ただ酒が入った後はゲーム中のようなサバサバモードっぽくなったので会話は弾んだ
実はこの時まで俺とマイケルはお互いのプロフィールすらろくに知らなかった
付き合うようになって一応苗字だけは教え合ったがそれだけ
呼び方もHNのままだった この時俺はマイケルについて多少知ることになる
母と妹との3人暮らしであること
極貧という程ではないがお金にあまり余裕がないこと
妹と母の折り合いが悪いということなど
ちなみに父親については聞いていない
尚このデートにかかるあちらの交通費、宿泊費、食事代は全て俺持ちである
まぁこれは俺から言いだしたことなので構わないのだが 酒も酔いも進んだ頃、マイケルがふと静かに語りだしだ
内容を要約すると
・以前彼氏がいた
・数カ月前に別れた
・その彼氏に今ストーカー紛いのことをされている
とのこと もしこれが5chなら俺は確実に「嘘松」と書き込んでいただろう
え、元彼?しかもストーカー?
それはどこの国の、いや世界の、いや次元のお話しでしょうか?
もしかしてその彼氏はあなたの空想の産物云々 しかし本人はいたって真面目に話す
一方の俺も一応今は彼氏だ
真面目に話を聞いている(フリ) しばらくすると空気が変わった
その時のマイケルの表情はどうだったであろうか
残念ながら覚えていない
そして、
マイケルは言う
こちらを奈落に叩き落とすその一言を
「1人で寝るのが怖い」 俺の本能でエマージェンシーコールが鳴っていた
この流れはやばい
元々今回はそのつもりはなかった
そもそも今はお試し期間のようなもの
その間はそういうのはないだろうと高を括っていた
しかし今、眼前にあるのが現実だ ここからの俺の撤退戦は実に見事だった
後世の俺はそう称えるだろう
戦略的勝利と言える結果であった
俺は全身全霊をもって忙しい、早く帰らなきゃ、というようなことを伝えた
そして勝利への犠牲として「今晩は向こうが寝るまで通話すること」を約束させられた
それでもあのまま一緒にホテルへ帰るより万倍マシであっただろう
もし一緒に行っていたら間違いなく捕食されていた 初デートはこうして幕を降ろした
全く楽しくなかった、とは言わない
これが友人としてであれば楽しかったと言ってもいい
しかし残念ながらそうではない
あれは彼女だ
俺の彼女、俺の女だ
That is mine だ
どっちかと言えばLand mineだが
クーリングオフは可能でしょうか? とりあえずマイケル編前半終了
短くまとめる才能は俺にはないようだ ヤベー
マイコーいい味出しそうw
俺こういう奴好きだわw
遠くから見てる分には 敢えて言おう!
女ってどんな容姿でもどんな性格でも必ず彼氏がいるよね
何で俺がこんなことを・・・ 想定以上に長くなってる…
何が恐ろしいってまだスレタイにある本題に入れてないこと
わざわざ全部読んでくれている人はありがとう
今日中にマイケル編は終わらせる 運命に抗う男、俺
しかしその俺にもついに年貢の納め時が来た
なんならすぐに来た
その約3週間後だ
そう、2度目のデートである
ちなみに初デートから2度目に至るまでの間
マイケルはしきりに「私結構エロい」アピールをしてきた
曰くスイッチが入ると止まらなくなる
曰くどんなプレイでもできる
それを聞いていた時の俺の気持ちを察してほしい そして2度目のデート当日
俺は悟りの境地に達していた
人間は死に直面してようやく悟ることができるのかもしれない
覚悟は決まっていた
今晩俺は食われる
それは抗いようのない定めだった それならせめてと俺はマイケルを可能な限り好きになった
性格はいい、趣味も合う、話していて楽しい
容姿はアレだが慣れてくればギリOK
少なくともマイケルムーアよりはマシだ
そう自分に言い聞かせた
実は前回のデート時からややメンヘラ感も漂ってはいたがそこまで気にしていなかった
それ以上に物理的な問題(容姿)が壁だったからだ デートの内容は割愛する
というかあんまり覚えていない
その後の事に比べれば些事だった
夕食は日本橋で寿司を食べた そしてホテルへ
向こうは元から泊まりなのでラブホではない
きちんとしたシティホテル
俺が予約したところだ
部屋の階は7階だったと思う
2人きりのエレベーターの中で俺は静かに階数表示を見つめていた
死刑場へ行く死刑囚の気持ちは恐らくこんな感じなんだろう
敗北を知りたい、とか言ってみたい 部屋に入る
マイケルに緊張した様子はない
俺も既に悟りに至った身、来るならこい
とりあえずセオリー通りシャワー
俺が先に入る
可愛い子には旅をさせよというが
俺は我が息子にこれから辛い思いをさせてしまうかもしれない
そんな思いで洗った その後マイケルの番
この間に逃げようかとは思わなかった
俺の覚悟は本物である
そしてシャワーを終えて出てくるマイケル
その姿は、マイケルというかミュシュランのあいつを連想させた
これを今から俺は抱かねばならない
先に書いておくが、詳細な描写はしない
てかしたくない とりあえず自分の中で決めていた事
騎乗位はやらない
やったら多分俺は潰れる
それも物理的に
ついでにその時眼前に迫って来るであろう肉塊を前に心が折れることは必定
正常位、やっても後背位までだ マイケル編後半を開始しようと思う
でもふと思ったけど後半は別になくても今後の話に影響ない気がする…
まぁ書いちゃったんで今更なんだが まず最初の懸念材料として勃つのか、という問題があった
もし無理だった場合は酒のせいにしようと事前に大目に飲んでおいた
しかしその心配は無用となる
マイケルのフェラチオ
悪くない
むしろ良い
何が良いって視界が良い
俺の視界には天井のみ
不純物0
実に良かった しかしそれだけで終わるはずもない
とうとうその時は来た
改めて覚悟を決める
今ならまだ先程の余韻がある
今なら戦える
いざ出陣 最中についてはほぼ割愛する
てか知りたい奴いないと思う
結論からいえば無事に終了
終始目を閉じると言う俺の作戦勝ちだった
前にも書いたがマイケルは声は可愛い
声とその前のフェラチオの余韻
それだけで俺は戦い抜いた
あと抜かれた しかし一部で手痛い傷も負った
途中キスをねだるマイケル
拒否権はない
しかしさすがに目を瞑ったまま
それも動きながら上手く唇に着地できる自信はない
そこで俺は目を開けてしまった
よせばいいのに、だ その時見たものだけは忘れられないトラウマとなった
眼前には汗をかきながら喘ぐ肉塊
そして顎が上がっている
その顎の下?の肉の揺れ具合
そこから生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに歯車的砂嵐の小宇宙!!
ってレベルでブルンブルンしてた
あれにはワムウも裸足で逃げ出したことだろう そこから気持ちを立て直すのは大変だった
一度でも萎えたら終わる
それは流石に気まずすぎるし申し訳ない気がする
一瞬の油断も許されない
実にギリギリの線での綱渡りだった
俺はなんでこんな思いをしてまで豚を抱いているんだろう…
冷めた目で俺を見つめるもう一人の俺がいた
そういう意味ではこれはある意味自分との戦いであった 何はともあれ終戦
誰がなんと言おうとこの日が俺の終戦記念日だ
ちなみにその後は無理矢理理由をつけてタクシーで帰った
家の近くのコンビニで馬鹿買いをして1人で深夜に暴食していた
そうでなければ心が耐えられなかった
多分無理矢理掘られたらあんな気分になるんだと思う 以降は程ほどの頻度で会うことになる
というものの幸か不幸か途中から会う頻度が下がった
また、会っても食事だけで別れることが多くなった
理由としてはしばらくしてマイケルが転職したことが挙げられる
マイケルは諸事情により介護職になったのだが、そこがとてつもないブラックだった
心身ともに常時疲れているマイケルにはデートを頻繁にする余裕はなかった
まさに社畜、「会社に勤める畜産物」略して社畜である ただ
もし会ってそのまま夜を共に、というパターンの場合
日頃のストレスからかマイケルの乱れっぷり暴れっぷりは凄かった
もうマジで恐怖すら感じるレベル
せめてもの救いは過労からかかなり痩せた点だろうか 時々もう1人の俺が「なんでコイツと付き合ってんだろ…」と嘆いていたのは事実
しかし立場上会社でも気軽に話せる相手がおらず
友人もほぼ皆無の俺にとっては話の合う貴重な相手だった
そのままなんとなく関係は維持されることとなる
以上でマイケル編は終りとなる
全然短くならなかった さていよいよ次からはスレの本題「今年の話」になる
まさかその前段階でここまで長くなるとは思わなかった
本題がどれ程の長さになるかは不明であるが、見て頂ければ幸いだ そして1つ伝えておくことがある
ここまでは俺と主な関係者について書いてきた
しかしそれに関する情報や俺の印象
例えば>>3や>>17なんかは全て「2017年12月31日」時点のものだ
本題である今年は含まれていない
そこを留意して頂きたい
それが今年どうなったか
続きはなるべく早く書こうと思う ちょっとこの文才は羨ましい
ブログか何かやってないの? >>215
ほんとにそうやね。釣りでもマジでもこんなに引き込まれる文章かけないよ この3人がどうなるのか…
普通に考えればNo2や3が独占欲を出して暴走し出す未来が見えるが… こんな無駄に長い話を読んでくれている人は本当にありがとう
なおここからどれくらいの長さになるかは俺にも想像がつかない
>>215
ブログはおろか仕事以外でまともに文章書いたことすらないなぁ
文才を褒められるのは素直に嬉しいけどどの辺が評価されてるのかすらワカラン
あ、でもテンポは少しだけ意識してるかも?
>>216
俺の目的としては文章にした時点で達成しているから信じる信じないは任せる
でもせっかくだから終わった後で証拠みたいなものでもうpしようかな >>217
週内には明らかになる…はず
>>218
ありがとう!
こちらものんびり書くよ
と思ったがそんなことしてたら終わらんかも 本題に入る前に去年12月31日時点での各人との関係を簡単にまとめておく
婚約者:頻繁に会っている、同棲はしてない、完全にレス、俺への好感度ダダ下がり、でも別れる気はないとのこと
フィリピン:関係良好、数か月に1度訪比、毎日連絡、俺の癒し
マイケル:gdgdだけど続いている、家庭でも仕事でも苦労しているよう、別れてもいいけど別れる理由がない さて、ではついに本題のスタート
1月、2018年の始まりだ
なんとなく2018という数字の並びは違和感を覚えた
今思えばこれはある意味予兆だったのかもしれない
とはいえ結論から言えば1月は穏やかなものだった 1月の大きなイベントとしては家を買った
都内の3LDKの新築マンションだ
駅から徒歩5分圏内だが都心からは外れているので5000万円台
良い買い物をしたと思う
家は一生で一番大きな買い物というが特に感慨はなかった
ぶっちゃけただの資産運用みたいなもんだ なぜ3LDKかというとシンプルに3人と付き合っているから
まさか全員で同棲するわけにもいくまいが
かといって何かの時に同じ部屋を使わせるわけにもいかない
一度くらい怖い物見たさで3人を一堂に会させてみたかった
イメージは蠱毒
「生き残った者と結婚してやる」とか言ったらさすがに刺されるだろうか
ともかく一応3人共俺の今後の人生設計に組み込んでいたということで
ある程度は全員に対して真剣に向き合っていた(つもり) この時の俺は、今思えば相当に楽観的だったと思う
現状の4人の関係が正常でないことはわかっている
おそらく今後色々な問題が起こるであろうことも
何度も揉めるであろうことも しかし何だかんだで俺は3人共を信頼していたし
3人も思うところはあれど俺を頼りにしてくれていると思っていた
嫌な言い方で申し訳ないが、金で解決できることならどうとでもできる
その自信はあるし、その程度の力もあった
ただ現実は甘くない
毎度毎度こちらの想定を超えてくれる
俺が人生に飽きないように何者かがわざわざイベントを組み込んでくれているのかとすら思う
だとしたら言ってやりたい
「暇人乙」 なぜ人生にはセーブポイントがないのか
旗でもバーでも篝火でも教会でもいいからやり直したい
無論、この時点で既に手遅れな件も多いのだが
そして2月、実質ここから俺の激動の1年が始まる 続きは今晩中に(多分)
今日は2月の話まで終わるといいな 2月中旬、連休を利用して2か月ぶりに訪比
いつもながら空港まで迎えに来るフィリピン嬢
こちらを見つけると笑顔で寄ってくるのもいつも通り
本当に可愛い奴だ 外国人だからなのか裏表がなく
いつも喜怒哀楽も何もかもストレートにぶつけてくる
そこが気に入っていて、完全に俺の癒し枠だった
誤解を受けそうな表現だがペット的な感じに近い
ビザの関係で日本に呼べないのが残念だ
若いフィリピン人女性を日本へ呼ぶハードルは決して低くない
てかめんどい そのままタクシーでホテルへ
この頃は利便性重視で市内の大型ショッピングモール至近のホテルを毎回利用していた
今更観光なんてするわけもなく、滞在中することは食う・寝る・ヤる、のみである
美食を貪り惰眠を貪り女体を貪る
そう書くとなんか悪い事しているような気分になる ホテルにチェックインし部屋へ
部屋に入ったらまず荷物の整理と着替えをする
頼まれていたお土産(日清カップヌードルシーフード)を渡す
余談であるがフィリピン人はなぜかカッヌードルシーフドが大好きである
ただし現地で買うととても高い そしてベッドにて長旅で疲れた腰を癒す
さて、いつもならここで向こうから寄ってきて「ヤルカ?」とか「シタイ」とか言ってくるパターン
しかしこの日はなぜか寄ってこない
ベッドの端でもぞもぞしている
最初はあまり気にしていなかったがだんだん違和感は強くなる 体調でも悪いのかな?
そう思ってこちらから声をかける
「おいで」
来ない
女性経験がある程度ある人はわかると思うが
こうなるととても面倒くさいことになる可能性が高い
なぜならほぼこちらが怒られることが確定だからだ 何があったか知らないが触らぬ神に祟りなし→なんで何も言ってくれないの!?
ねぇどうしたの?何かあったのなら言って欲しい→放っておいてよ!!
気分を変えて買い物にでも行こうかな!→今そんな気分じゃないのがわからない!?
ってなもんだ だが俺は紳士だ
ジェントルマンである
それについて女性を責めるようなことは決してすまい
何があってもどんな理不尽にも平常心でにこやかに対応してみせr「コドモデキタ」
は? 晴天の霹靂とは正にこのこと
正直かつてマイケルに告白された時以上の衝撃だった
冗談?聞き間違い?あるいは空耳?
いや違う
これがガチであると本能的に察した
だが頭の整理が追い付かない
せめて表立って取り乱すことはすまい
しかし内面は平常心を保つのなんて無理無理の無理
ブラックジャックでも動揺で頸動脈ぶった切るレベル おぉ!.*・♥ Congratulations ♬+° ・*. 「え、誰の?」
努めて冷静な声、しかし頭は踊るポンポコリン状態の俺
必死に絞り出した第一声がそれだった
睨まれた
当たり前だ
これに関しては俺の完全な過失
保険会社も見捨てるだろう 一呼吸置いてようやく頭が冷静になる
子供ができた
俺の子供が
完全に想定外
だがしかし
よく考えてみろ 別にいいんじゃね?
動揺で混乱していたが冷静に考えてみると何も悪い事なんてなかった
むしろ喜ぶべきだ
元々子供の有無で揉めて俺は婚約者以外に彼女を作ることになった
その彼女に子供ができた
うん、完璧
既定路線というか実に理想的な展開だ 「ありがとう」
確か俺はそう言った
その言葉がこの場面で相応しいかは微妙なところ
しかし心からの言葉だった
その瞬間のあちらの嬉しそうな、安堵したような表情を俺は忘れないだろう 妊娠約2か月
前回訪比した時にできたのか
通常の流れならば生まれるのは9月半ばだろうか そして今しがたまでフィリピン嬢の様子がおかしかったことも合点がいった
彼女は不安だったのだ
日本人や韓国人との間に子供ができて
その事実を伝えたとたんフェードアウトされるパターンは枚挙に暇がない
現地のフィリピン男性ですらそういうことをする
ここはシングルマザーなんてありふれている場所だ
なので俺の反応を見てひとまず安心したということだろう その後は安心したところでとりあえずヤる
あとは今後についての相談だ
彼女は遠くないうちに仕事をやめて実家に戻ることになる
そうしたら生活費なんかは援助してあげなければならない
ちなみにこれまで彼女が金の無心をしてきたのは親戚が事故にあった時1度しかなかった
それも5万円くらいだ
そういう点から見ても本当に良い子だと思う 相当気が早いが将来のことも考えた
どこに住む、ビザはどうする
学校は?日本?フィリピン?インターナショナル?
最終的には会社を継いでもらうか
最低でも現地子会社を担当してほしい、、、、などなど 何分初めてのことだ
不安がないと言えば嘘になる
実家や婚約者やマイケルの反応も気になる
しかしやはり俺は嬉しかった
元々子供は好きだし
何より「後継」という大きな課題について光明が見えた 後は概ねいつも通り
人間の三大欲求を満たすだけの堕落した生活
特にこの機を逃すと次に存分にヤれるのはいつになるか…
ということで目一杯ヤった といっても所詮数日の滞在だ
すぐに別れなければならない
彼女は帰国の時間が近づくにつれてしきりに
「ランアウェイダメナ?」と言っていた
帰国した後こちらが逃亡して音信不通になる懸念もある
まだ完全に不安を拭い去れないということだろう
仕方のない事だと思う ただ俺に全くそのつもりはない
きっちり責任は取る
むしろ仮に生まれた後で別れることになっても
何とかして親権を取りたいレベルである
安心しろ、と言って俺は帰国した 帰国した後は各所へ報告
まず実家
反応は「嬉しけどフィリピン人…世間の目…うーん」
まぁそんな感じ
とりあえず生まれたら一応DNA検査だけはするようにとのことだった 次に婚約者
帰国した2日後に直接会って話す
報告した途端泣かれた
「で、どうするの?」と訊かれたがどうするも何もない
「そっかー、うんしょうがないね、うーんでも、そっかー」
みたいな感じで自問自答していたが一応は納得?してくれた様子
以前までの俺ならここで
「もしどうしても無理なら別れてもいい」とか抜かしていたが
もしそんな事を言おうものなら激怒必至
学習できる子、俺 最後にマイケル
爆笑
「ええええマジでー!!パパになんの!?」
「大変だよー頑張ってねパパ!」
非常に軽いノリで祝福してくれた
やはりこいつはいい奴だ
ちなみにそういった事についてマイケル自身の希望聞いたことはない
別に訊きたくもなかったが そんなこんなで俺に子供ができた
俺は喜びと不安が入り混じって日々落ち着かなくなった
連日妊娠・出産・子育て、他にも婚外子の認知についてなどを調べていた
今思えば子育てブログまで読み始めたのは相当時期尚早だったと思う
まぁそれくらい浮かれていた
こうしてめでたい話で2月は終了していく そして程なく3月を迎える
少しずつ暖かくなる頃だ
ここまでは良いイベントが続いた
1月はマイホーム
2月はマイベイビーである
さて、そうすると3月は………
残念マイケルでした!!!!!!!
俺の人生で忘れることはないであろう出来事
世にいう「血煙マイケル事件」勃発である >>262
マイケルがいなければ恐らくこのスレは立てなかった
という意味では必要…かな マイケルも妊娠てわけではなさそうだな
血煙てなんだ!? 金持ちなところ以外俺にも似たような経験あるわ
俺はフィリピンではなく中国の留学生だったけど
クソ零細会社経営の俺にポンと大金を貸してくれた
向こうが金持ちだった
健気で可愛いかったなー
1のいう相手の仕草とかにすごい近いものがあった
マイケル‥いくらモテても有頂天になれば痛い目みふもんだよ‥ >>268
羨ましい
中国人は一度身内判定になるとめっちゃ親身らしいね
俺は残念ながら台湾人も含めてまだ縁がないな
続きは今晩にはできると思うんだけど
この話は特にフェイク入れる必要があるから書くのが難しい… 3月某日都内
俺は久々にマイケルと会っていた
前回会った時から少し間が空いていて
あちらの方から「会いたい」と連絡があった
まぁ俺から会いたいと言ったことはないんだけど 久々に会ったマイケルはやつれていた
いや、体格はそんなに変わっていない
ピーク時よりは痩せたものの相変わらずの体積である
しかし全体的な雰囲気というかオーラというか
ともかく覇気がなく、笑っても目の奥ではどこか別の場所を見ているようだった 「なんか元気ないけどどうした?」
当然ながら俺は訊いた
一応彼氏だし触れないわけにはいくまい マイケルは疲れた笑みを浮かべて語りだした
その話はなんだか要領を得ない
説明なのか愚痴なのか嘆きなのかわからないものだった 要約すると
・職場に来月4月から新人が入ってくる関係で配置転換があった
・それに伴いマイケルは3月初めに異動になった
・異動先は前以上の激務+上司のパワハラやセクハラ()が酷い
・ついでに先輩からの当たりも強い
まぁ大体そんな感じ 確かに様子からしてその過酷さが伺える
職場に相談できる人は?
転職は考えないのか?
何か解決策は無いのかと尋ねた
しかしそれは難しい、と かなり前にチラっと書いたが彼女とその家族はどちらかというと貧乏
母子家庭で妹はまだ学生
マイケルの収入も家計を支える大事な柱だ
そう簡単に転職等はできないし
職場内でのリスクも冒せないとのこと 経済面でも体力面でも精神面でも厳しい状況
ちなみに、そんな状況でよくまぁその体型を保てるな
と、まず考えてしまったことは墓場まで持って行くつもりだ
しかし現実問題として何か手を打たなければマイケルが潰れかねない
いっそ潰れて痩せてくれれば、とまではさすがに考えなかった(その時は) 俺が金銭的な援助をするのも正直吝かではない
ただ今後もずっとこの関係が維持される保証はないのでそれは危険が伴う
依存に繋がりかねないからだ 俺があれこれ考えている時
マイケルは急に居住まいを正した
その後咳ばらいを1つして口を開いた
その時の彼女がどんな気持ちだったのか
今はもう知る由もない そうして
マイケルは自ら引いてしまった
この関係の崩壊への引き金を 「ねぇ、私と結婚してくれない?」
その言葉聞いた時の俺は瞬間的に
「あ、終わった」
と、そう思った 俺とマイケル、そして他の2人の女性
この4名の関係は実に微妙なバランスで保たれていた
常識的にはなかなかおかしな関係が
それでもこれまで保たれていたのは
明文化されたルールと、女性陣の中での暗黙の了解と
そして単純に彼女達の性格が良かったお蔭であろう それを今、マイケルは破ってしまった
無論同情の余地はある
マイケルとて本来ならばそれは絶対に言ってはいけないとわかっていたはずだ
つまり心身ともにそれほど追い詰められてしまっていたということだろう
今思えば俺にも責められて然るべき部分はあった
先月子供ができた事が発覚してから俺はどうしようもなく浮かれていた
その間どれ程マイケルのことを気にかけていただろうか? ただし、どうあれもう遅い
覆水盆に返らず
賽は投げられた
後戻りはできない
仮に今ここで彼女が「冗談だよ」と言ってももう元の関係には戻れない
一度でも考えてしまったからには今後もきっとそれは付き纏う
そもそもあれは恐らく本気だった 「いや、それは…」
当然その提案は飲めない
マイケルに対して俺がどう思っているとかは関係ない
そもそもこの関係の前提には婚約者と彼女と交わした約束がある
それを破るという事はこの関係も終わるという事
もうこの時点で俺はマイケルとの関係が終わることを確信していた 「まぁそうだよねw」
乾いた笑い
意外にもマイケルはすぐ引き下がった
そして疲れている、混乱している、それでも好き
色々なことを可能な限りいつもと同じ調子で言っていたように思う
ただ一方の俺の心はもうほぼ固まっていた
(別れるしかない) しかしその日はそこまでの話はできなかった
マイケルはそのまま帰宅した
仕事の疲労があるため元々その予定であった
「日を改めて会いたい」
彼女がそう言うので2週間後にまた会うことになった
そして恐らくその日が別れの日になるだろうと思った 家に帰って俺は考えた
結論については考えるまでも無い
マイケルと別れる、それはもはや確定事項だ
ただ、それでもゲーム仲間時代から考えれば長い付き合いだ
現状の俺の交友関係で最長の1人と言っていい
あっさり「バイバイ」とはいかない マイケルが俺との結婚を口にしたのはやはり家庭のことが大きいと思われる
母子3人の生活費、妹の学費
想像以上に厳しい状況だったのかもしれない
確かにもし俺と結婚すれば金銭的な問題は無くなるだろう
別にそれに関しては「イヤらしい」とは思わない
彼女の家族に対する責任感故だろう それに職場での問題
普段は気丈な彼女もやはり心の支えが必要だったのか
自惚れではなく彼女は俺のことが好きだ
そもそも余程好きでもなければ3番目の立場を良しとしないだろう
心が折れかかった時、そういう相手により近くにいてほしいと思うのは自然なことだ では俺はどうなのか
今更考えても意味のないことだが
それでもこの時の俺は目一杯考えた
恋愛対象としては……正直なところ微妙だ
どう転んでも3番目、それは残念ながら変わらない
しかし俺にとっては唯一リアルで趣味全開で話せる相手
貴重な相手だった きっと友人としてならもっとずっと長い間仲良くできただろう
もしあの時、あそこで告白を断っていたらどうなってたであろうか
たらればに意味はないがいまだにそれを考えてしまう そして新年度、4月を迎える
長かったマイケルとの付き合いも
終わりを迎えようとしていた
結果は同じだとしてもせめて円満に別れたかった
と、今でもそう思う マイケルとは何とか別れられたけど
本命の彼女ともややこしくなったってところか
第4の女が出て来たりして 手切れ金で200位渡して転職させてが現実的な気がする 申し訳ない
今晩は書く暇が無かったので続きは明日で
日付的には今日だけど >>26
そんなの日常茶飯事
俺なんか生まれもポジションも>>1からの>>26になったわ。 >>304
待っててくれてありがとう
夜までには多分いける
>>305
何その転落人生
超気になる
だいぶ長くなってきて話がゴチャゴチャしてきたので
もし質問とかあれば随時してほしい
わかりにくい部分も結構あるだろうからそうやって補完していければと思う >>306
100%身バレするから書かないよ。
かーらーのー復活に向けていろいろ仕込んでるので、
成功者に戻れれば、何年後かにどこかで書くかもね。 >>307
実はもう書き終わってるので安心してくれ
20時くらいを目安にしておこうか
>>308
期待してる
いつかよろしく 主お疲れ様
今日いきなり寒くなったから暖かくして風邪引くなよー >>311
ありがとう
ほんと寒いねー
では間もなく始めるよ 4月、鮮やかに咲く桜とは打って変わって俺の心はどんより
あの日から約3週間経った
新年度のゴタゴタでマイケルの都合がつかずに1週間伸びた
別れ話をすると決めた日は何度経験しても辛いものだ その日は夕方から会った
さすがに土曜の朝から動くのは今のマイケルには無理があった
夕方に東京に着いて、食事をして、一泊して翌朝帰る
これが俺とマイケルの最後のデートだ こちらとしても都合がいい
俺は別れ話をレストランなどでするのは嫌いだ
している奴らも嫌いだ
すんなり話が進めばいいが揉めた場合非常に迷惑となる
あと恥ずかしい
もう忘れているかもしれないが本来の俺はコミュ障気味なのだ
目立つことは極力避けたい なので簡単に食事を済ませてホテルへ向かった
長い夜になる、それも良くない意味で
そんな気がしたので道中色々と買い込んだ
酒と焼き鳥などのツマミ類、あと菓子なんかを適当に
酒の力を借りようとしたのは俺の弱さからだろうか 部屋に入る
俺は椅子に、マイケルはベッドに座る
先ずは乾杯
この先のことを考えるとなんとも悲しい乾杯だった マイケルが話し出す
元々日を改めて話を、と言ったのはマイケルだ
ならば先に彼女の話を聞くのが筋だろう
正直にいえばこちらの結論が変わらない以上聞きたくはなかった
早く話を終わらせて帰りたかった
でもさすがにそれは不義理というものか まず最初にマイケルが述べたのは
結婚の話の撤回であった
そしてそれについて謝罪してきた
曰く「勢いだった」と
その上であちらが提案してきたのは
都内近郊への転職とそれが決まるまでの同棲or資金的援助 妥当だと思った
最初からそれ言えよと思った
同棲はともかく一時的な資金援助であれば俺は受けたかもしれない
ただ、もう何もかも手遅れであった 今度は俺のターン
今日このタイミングに至るまでどう切り出すかを何度も考えた
しかしどうやっても円満にとはいくまい
そう考えた結果単刀直入に伝えると決めていた
「別れよう」 「え、やだ…」
第一声はそれ
まぁそう来るだろう
「ごめん、でも…」
この関係をもう維持できないと伝えた 泣かれなかったのは幸いか
しかし話は平行線
「別れる」一点張りの俺
様々な妥協案でなんとかそれだけは阻止しようとするマイケル
会議は踊る、されど進まず
まぁ実際は最初からずっと平行線
踊るというか互いに向かい合って反復横跳びしているだけだった 最初は比較的冷静に代案を出してきたマイケル
しかし段々とそれを受け入れない俺への苛立ちが目立ってきた
一方の俺は想定内ではあるのでただ淡々と同じことを繰り返すのみ
とはいえ内心では「そもそもお前が悪いんだろ!」という思いから苛立ちはあった
そうこうしているうちに徐々にヒートアップ
怒鳴るマイケル、口調は冷静だが自然声は大きくなる俺
「そもそも、、、!」「あれは、、、、!」 先に述べておくがこの先のことは俺も記憶が曖昧である
展開の速さについていけない頭と反射的に動いていた体のギャップがあったように思う
立ち上がったマイケル座ったまま見上げる俺
既にマイケルから冷静さは失われていた
「今まで上手くいってたじゃん!!!!」
確かそんなことを言っていたはずだ
「別れよう」
俺はもう会話を諦めてそれだけを繰り返していた その時俺は人生で初めてのものを目にする
諸兄の中で似た経験をしたことがある人は共感頂けるのではないか
人が本気でキレた時の表情、狂気を感じるほどの昏い眼
こちらを見ているようで見ていない
ヒトの感情の暴走の果てを見た気がした 手に違和感を覚えた
見てみる
血が出ている
掌が斜めに裂けている
驚いた
遅れて痛みが来た
マイケルを見る
同じく驚いている
その手には焼き鳥の串が握られていた すぐに状況を理解した
串を握ってこちらへ振り下ろしたマイケル
咄嗟に手で防御する俺
そして串の先端が俺の右の掌を引き裂いたのだった 実のところ傷はそこまで深くなかった
いかに串とて安全面からそこまで鋭くなってはいなかっただろう
ただ人間が全力で握って振り下ろせば肌くらいは裂く
更に出血を伴っていたとすれば傷の深さなんて冷静に考える余裕はない
傷がある
痛みがある
出血がある
それだけだ 俺はその時冷静であったかはわからない
しかし変に頭は冷めていた
「帰る」
そういってドアに向かった
本能が危険を告げていたからだろうか その言葉に反応したのか
はたまた自らの行為でパニックになったのか
マイケルは串を持ったまま向かってきた
口を開いても言葉にはなっておらず
「うん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!」
顔を真っ赤にしてそう発していた気がする そのまま急いでドアの外に出た方が良かったのかもしれないが
そんな相手に背中を向けるのは危険と俺の本能が判断したのだろう
マイケルの方へ振り向いた
次に目にしたのは串を持った手を振り下ろすマイケル
俺は咄嗟に手で払おうとした 結果、串は見事に俺の手の甲に刺さった
痛い
今度はガチで痛かった
血が出てる
また右手だ
表裏両面から血を流す俺の手
手の甲の方は少し肉が抉り出ていた
この時の俺の抱いた感情は恐怖でも怒りでもなく諦めであった
何に対する諦めだったかはわからない
ただ「仕方ないな」という思いがあったことは覚えている ふとマイケルに目をやると泣いていた
その場で顔を真っ赤にして
串は握ったままで
少し俺の血がついていて
立ったまま涙を流していた
あの時のマイケルは何を思っていただろうか 俺はそのまま部屋を出た
血を流す手をポケットに入れてそのまま帰路についた
もし2度のうち1度でも手で防御してなかったどうなっていただろうか
より不幸な結果になっていたことは間違いない
帰路の途中は痛みや怒りよりも
「これでカタがついた」という安堵が勝っていた 以降俺がマイケルと会うことはなかった
当然連絡も絶った
手の方は幸い重症ではなかった
ただ手の甲の傷はいまだに完全には消えていない(うpを考えたがやめておこう)
そしてこの話にはまだ続きがある その後、ある時別のゲーム仲間からマイケルの話を聞いた
「あいつ警察に捕まったらしいよ」
普通に驚いた
正直あの時の様子とそこに至るまでの状況からして最悪自殺は有りえると覚悟していた
しかしもはや関係ないことと冷たく考えていた
それが逮捕とは…
「何したのあいつ?」努めて冷静に尋ねた
「わからない、何か詐欺罪らしい」 本当に何をしたのだろうか
あれから何があったのだろうか
知りたいような知りたくないような
まぁ恐らくそれを知る機会はないだろう
今これを書いている瞬間にもマイケルはどこかで何かをしているはずだ
別れることは避けられずともこの結果だけは避けられたのではないかといまだに思う ちなみに当然のことながらこの一連の事件については俺は警察にも実家にも2人の彼女にも言っていない
2人にはただ「別れた」とだけ伝えた
両者の反応は共に淡泊であった マイケルについては今日に至るまでこれで全て
今も捕まってるのかそうでないのかも本当にわからない
もちろんフェイクは入っている
以前マイケルについてはフェイクを入れざるを得ない、と書いた理由はご理解頂けたと思う ということでマイケル編は全て終了
明日は5月の出来事
まぁ5月は小休止的な月だから安心して欲しい マイケルが手首切ったと予想してたが
血煙は1だったか・・・ 乙
マイケルは>>1の代わりに男見つけて結婚詐欺でもしたのかね いつもながらこんな無駄に長い文を読んでくれてありがとう
俺なら絶対途中で読むの面倒になるわ
>>344
実は俺もそれが一番可能性高いと思ってる 自分は精神病棟にいた元カノが脱走して今付き合ってる彼女の家の実家に行って色々工作したりして
すごく大変だった。 木嶋佳苗のようなデブスでも結婚詐欺が出来るんだから、マイケルでも可能だったのかな?
女は行動力やね 焼き鳥の串で傷つけられるとかたいしたこと無いからもっと悲惨な展開よろしく マイケルとの種付け成功かと期待したんだがこうなったか まさか性格美人のハズのマイケルが1番に脱落するなんて!やね笑 >>347
それもうホラーだな
>>348
歳を取ると愛嬌のあるブスを求めるらしいよ
可愛いと若い男に取られそうで不安とかなんとか
>>349
いうて肉まで抉ってたからなぁ
あれ以上は勘弁
メンタル的にはまだまだ悲惨なことは続くよ!やったねたえちゃん! なお5月分は夕方頃になる予定
5月6月は比較的平和だからまとめてもいいんだけど
ちょっと夜は用事があるんで6月分は明日かな むしろここから先の
マイケルの人生の方が見てて面白そう どこがフェイクか分からない話なので焼き鳥の串が日本刀のフェイクかも知れないよ(☆∀☆) では5月の話を始めよう
上にも書いたけど5月はあんまり面白い事はないから
何なら飛ばしても問題ない 5月、温かくなってきた
GWも明けた頃
血生臭い4月の件から一転して良いニュースが到来
フィリピン嬢との子供の性別が判明した 結果は男の子
別に男女に拘りがあったわけではないが
男だと会社の後継問題(気が早いが)の展望がとても明るくなるので嬉しかった
そしてそれ以上に経過が順調なことに安堵した
実は途中少し危ない期間があったのだが話の展開の関係で省いている(だいたいマイケルのせい) 安定期に入ったとのことで
出産後の話もしなければと再び訪比
ノリノリすぎてビジネスクラスを予約したが
たかが4〜5時間のフライトにビジネスとかアホかと後で猛省
空港まで母親と一緒に来てくれたフィリピン嬢は既にお腹が大きかった 話すことはたくさんあった
まず名前
できれば日本でもフィリピンでも馴染やすい名前がいい
英語っぽくしつつ漢字でもかける名前(玲雄みたいな)を考える
て言ってる傍から向こうから出してきた案が "俺の名前"2世
狂ってんのかと思ったが本気のよう
光の速さで却下
「1年1組佐藤一郎2世です!」
100%いじめられるわそんなん
とりあえず名前については保留 あとは出産後の生活について
フィリピン嬢とは正式に籍を入れられないので日本の配偶者ビザは取れない
しかし子供を認知して日本国籍を取得すれば「日本人の母」ということになりビザが取りやすくなる
なのでその線でいつかは来日させる約束をした
てかずっとフィリピンに住んで
子供が完全なフィリピン人になってしまうのは避けたかった もしかしたらいつかは会社を継いでもらうことになるかもしれない以上
教育については今から考えておかねば、ということでその辺りも調査
英語は問題ないとして日本語も身についてもらうため
まず母親から出産後は日本語学校に通ってもらうことに などなど書類の準備等はこの段階から始めていた
ちなみにこの時妊婦の腹を初めて触ったが思った以上に動いているのがわかる
お腹の子に話しかける彼女を見てなんだか生命の神秘を感じた
と同時に父親としての自覚というのも多少なり意識し始める ちなみに安定期とはいえ妊娠しているので今回はセクロス無し
…と思っていたがあちらから「ヤリタイ!」としつこいので結局結構した
俗にいう腹ボテなんとやらだ
意外と普通にできるもんだ、というのが感想
ただ乳首が凄いことになってて驚いた そして少し揉めた
出産が現実的になるにつれてあちらの不安感が増してきたのだろう
「ランアウェイダメナ?」「マイニチデンワ、OK?」
から始まり
「ニホンカエラナイOK?」「アコ(私)モニホンイク」
しまいには例の禁句まで出た
「ベイビーマザーダケカワイソウ」(訳:母親だけだと子供が可哀そう)
「パパドコ?ッテアスクシタラドウスル?」(訳:子供がパパはどこ?って訊いて来たらなんて答えればいいの?)
「ペアレンツイテカゾクパーフェクトデショ?」(訳:家族は両親と子供が揃っていて完全でしょ?)
「ケ ッ コ ン ダ メ カ ?」 …貴女はご存じないだろうがそのセリフを聞くのは今年2度目だ(約2か月ぶり)
何とも男冥利につきるがそれだけは受け入れられない
とはいえマイケルとはもはや状況が違う
どこぞのバラエティよろしく「はいアウトーーーーー!!!」とはできない
これについてはキツく叱って「二度と言うな」と言っておいた
「次言ったら本当に逃げるかもしれない」と警告したのでもう大丈夫だろう(願望) 彼女の実家にもお邪魔する
ホテルから車で2時間程
ネットなどは通っているとはいえフィリピンの田舎はやはり凄い
なんというか日本と違い過ぎる
路上生活者たくさんいるし
半裸のおっさん達が昼間からたむろしてる 彼女の家はフィリピン人にしてはそこそもお金がある家庭で
車やカラオケセットなどがあった
が、それでも家は台風が来たら屋根が吹っ飛ぶんじゃないかというレベル
しかもエアコン無し
あんなに暑いのに優先順位がカラオケ>エアコンなのが意味わからん 行ったついでにエアコンと洗濯機とソファを買ってあげた
電化製品は当然日本製
総額15万いかないくらい
まぁこの程度なら想定内よ
しかし衛生面とかちょっと心配になる
逆にこのくらいの方が強い子になるんだろうか… なお2件隣には60代の日本人男性が1人で暮らしているとのこと
基本的にいつも家で酒を飲んでいるだけ
奥さんが日本で働いていてたまに送金があってそれで暮らしているらしい
なんかフィリピンの闇を見た気がした
ああはなるまい そんなこんなで今回の訪比は終了
次来るときは出産後になるだろう
待ち遠しくて待ち遠しくて仕方が無かった 5月はこれだけ
明日は6月
6月も比較的短くなると思うけどけど
それ以降はまた長くなる予定 >>352
ホラー映画なんて可愛いもんだよ。四月から脱走して未だに脅威があるからね。
あんたより俺の方がヤバい一年送ってるよ 6月も待ってるぞ!
>>375
面白そだからスレ建てて語れ >>376
同意
>>375
立ったら見に行きます(・∀・) >>378
保守はしますよー!びっぷらはまったりなので >>381
おー、スレ立て乙
後で読ませてもらうよ
6月分は既に書き終わっているので確実に今日中にはいけます
この辺になってくるとまだ記憶に新しいから書こうと思えばいくらでも書けてしまうのが困りもの 6月
徐々に夏を感じ始める
ここまで本命の癖にイマイチ影の薄かった婚約者
彼女に関する出来事 フィリピン嬢の妊娠諸々については婚約者は当然知っている
最初こそ少し泣かれたがその後は特に問題もなかった
しかしその実、内面では少し焦りがあったらしい
その焦りとはまさに「このまま捨てられるのでは?」という焦り これについては俺も悪い
てか俺が悪い
母体のストレスになってはいけないと思い
フィリピンから着信があった場合は基本的にすぐ出ていた
無論それが婚約者とのデート中であろうともだ
だって心配なんだもん!
…という言い訳は通じないだろう ともかく彼女は焦っていた
最近関係が少し冷えているのもある
レスは1年程になる
本人も頭では現状を受け入れていてる
しかし心はそうはいかない
でも別れたくはない、と そしてまさかの今年三度目
「そろそろ籍入れようよ」
………貴女はご存じないだろうがそのセリフ以下略(約1ヶ月ぶり)
まぁ言葉は違うがニュアンスは同じようなもんだろう
なおこの時俺は内心
(3回目wwwww俺モテ過ぎクソワロタwwwwwwww)
と半ばヤケクソ自嘲気味であった
実際ある意味では幸せな立場だとは思う しかしながら先の2人と婚約者ではこの言葉の重みは違う
なんといっても婚約者
いつかはその時が来る
先の2人の件もあるしここらでこの件をハッキリさせておいた方がいいか、と考えた
元々俺の実家からのストップで入籍をしていなかっただけだ まぁ言うだけ言ってみるか!と
実家に「そろそろ入籍しようと思う」と言いに行ったところ
「あーやっとか、いいんじゃない?」
いやテメーらがまだ止めろっつってたんだろうがボケ老人共
そのお蔭でこっちは無用なトラブル(マイケル事件)に会ったってんだよ
老後は覚えとけよマジで ということで入籍することに
まぁ入籍なんてフィリピンでの認知だ国籍だに比べれば容易いこと
パパっと書類書いて提出しておしまい
無論それに付随する細かい諸手続きはあるが…
ただし1月に買ったマンションはまだ完成してないので継続して別居状態 本来結婚こそ人生の大イベント
しかし結婚式をとっくの昔にやっていたのでなんかもう事務的に終わってしまった
ちなみに知人などは入籍していないことを知らなかったし
改めて伝えるのもなんだか微妙なので特にお祝いも無し
一応実家のボケ老人共からお祝い金だけもらった 結婚と出産の両方を同時に
しかもそれぞれ別の相手と、というのはなかなかないのではなかろうか
まぁなんの自慢にもなりゃしないが
いずれにせよこれで一区切りというか
曖昧だった事がスッキリしたので個人的にも安堵感があった てな感じで一応おめでたいことが続いていた最中
ここで1つ大きな問題が発生する
4人目の女の登場である と言っても残念ながら彼女ではない
俺の3つ下の妹の話だ
かなり最初の方にも書いたが俺と妹は昔から折り合いが悪い
思春期の女の子にとってコミュ障の兄というのはこの上無く気持ち悪いものだったようだ
そうは言ってももうお互いいい大人
あちらも社会人となって当時は広告代理店で仕事をしていた
積極的に関わることはなくとも一応は良い距離感を保っている しかしある日
「"妹"が死んじゃうかもしれない…!!!」
という連絡が半狂乱の母からあった
仕事中に倒れたとのこと
すぐに病院に運ばれる
その時は意識はなかったらしい >>392
端からみたら全然スッキリしてないのに、自分だけはスッキリできちゃった! みたいなこと、あるよね! 特殊な病気なので詳細は伏せるが命に関わるレベル
実家はもう大騒ぎ
一連の俺の話なんか比較にならない
娘が死にかけてたら当然といえば当然か
干渉されるのが嫌いな俺と違って実家べったりな妹だったし >>396
いやもうほんとそれ
後から考えれば泥沼の更なる深みに嵌っただけだった 一方その報告を受けた俺はその時は出張の真っ最中
幸い国内にはいたとはいえ、さすがにすぐには動けない
実家は混乱しているのか先の電話以降全く音沙汰がない
これで仕事に集中しろという方が無理がある 折り合いが悪いとはいえそこは兄妹
心配は心配だ
もしかしてもう既に逝ったのか…
だとすればもう少し色々と話しておくべきだった
思えば社会人になってお互い落ち着いてからもまともに話したことはなかった 子供の頃騙してダンゴムシ食わせてごめんよ…
中学生の頃俺が適当に洗濯物を干したせいでブラがマンションの下に落ちて
大衆の晒し者になった件についても陳謝しよう
マンションのロビーの落し物箱にいつまでもオレンジのブラが置いてあったのは実にシュールであった
と、一応謝れるうちに心の中で謝罪だけ済ませておく まぁ実際のところは全く実感がないというのが正直なところ
この時点では悲しいもなにもない
そして続報が入ってきたのはその1日半後
「とりあえず大丈夫そう」
母親から連絡があった
話しているうちに母はまた泣いていた
何はともあれ一安心
急場は凌いだとのこと と言っても完全に安心できるわけではない
再発の可能性も大いにある
そして完璧に治療するには臓器移植の必要がある、とのことであった
そしてもしやるなら少しで早い方がいい、と さてここで問題
妹は臓器移植を受ける必要があります
この場合誰の臓器を移植するのが一番確実でしょうか
なお両親は既に結構な年齢であるとする これ以上は長くなるので結果を書こう
これを書いている段階でまだ移植は行っていない
現在は経過観察中である
妹は仕事を休職し半分入院半分自宅療養の日々
現在俺は移植に関しては
まぁ死ぬわけじゃなししょーがないかー、くらいの軽い気持ちでいる
とはいえ実際にそれが現実となった時はやはり多少は怖いものかもしれない 更に俺は一応新婚の身
しかも数か月後にはパパになる
ついでにもう皆忘れているだろうが一応会社の跡継ぎである
この体は自分だけの体ではない
どうするのが正解なのか
もし嫁や彼女が移植に反対したら俺はどうするべきなのか 一度妹とその件について話した
妹は泣きながら「ごめんね」と謝っていた
この先どうなるかはまだ未定だが、一応覚悟は決めている これにて6月は終了
次回からはまた長くなるかな
話が本格的になるのは8月以降なので
今しばらく我慢してお付き合いいただきたい >>409
それは一応ノーコメント
でもまぁ限られるよね やっぱり気になるから自分でも移植について調べたんだけど
長いと軽く3週間くらいは仕事に復帰できなさそうなんだよね
そんなに仕事空けられるのかという問題もある
まぁもし本当に移植することになったら暇な入院中にまたスレ立てようかな つっけんどんだった妹が泣きながらごめんねと言ってくる状況に萌える人生の敗北者。
続きはよ 腎臓、肝臓どちらにしても
移植しなければ透析となるだろう
そうなったとき、妹の寿命は残り
10年以下になると考えていいだろうな 腎臓なら透析でしのげるけど
移植が必要ってことは肝疾患じゃないか 病気についてはそんな感じ
最近は妹についての話を聞いていないので今どういう状況かは不明
7月分は少し長いので夕方と夜の2回に分ける形になると思う 7月、夏が来た
実際は先の妹の話が落ち着いた時には既に7月だったけど
そしてこの7月はまたしても身内の事件で大騒ぎになる 7月の半ば
夜中に着信音で起こされた
婚約者改め嫁だ
入籍したとはいえ用事がない限りはあまり連絡を取り合わない
それが夜中に連絡 いつもなら面倒くさいとスルーするが
この時ばかりはすぐに出る
「妹の旦那が死んだ」
落ち着いた声でそう告げた この場合の妹とは嫁の妹、すなわち俺の義妹である
姉と少し歳は離れておりこの時まだ10代
しかし既に結婚して子供もいた 実のところ嫁が子供いらない派になった原因の一端はここにある
嫁の家はそこそこお金持ちでどちらかと言えば古風な家
姉である嫁の方はそれなりに家に言われた通りにしっかりと育った
まぁ、俺との関係を考えるとそれも微妙なところだが しかし義妹の方は最近の若者らしくそれに反発
なんと高校生でデキ婚
両親ブチ切れ
家庭崩壊寸前まで行ったらしい 結局子供はちゃんと生まれ
旦那もなんだかんだで意外としっかりしており
なんとか上手くいっていた
その騒動を実際に経験したことが嫁の「子供いらない」と思うようになった原因の1つである しかしその旦那が亡くなった
この手の話にはよくあるパターンでバイク事故
まだ20代前半であった
この件については「家族でなんとかする」とのことで
俺は正直そこまで深く関わってはいない
しかし傍から見ていても大事であった まず義妹の発狂ぶり
まぁ当たり前である
連日泣く喚くキレるの繰り返し
落ち着いて普通に話せる時もあるが
突然思い出すのかまた発狂モードに入ってしまう
情緒不安定ここに極まれり
どこかに「発狂ボタン」が搭載されているが如し そしてそこに追い打ちをかけるように旦那側の家からの攻撃
「息子が死んだのはお前のせいだ」
「お前と結婚さえしなければ」
直接ではないがそんなようなことを言われたらしい
理不尽ではあるがあちらの心境を考えれば無理ないことだと思う
最終的には一方的に絶縁宣言してきたそうだ
これも鬼女板辺りだとありふれてそうな話だ そうなると子供は義妹側が引き取ることになる
まだ赤ん坊と言っていい年齢なので妥当か
しかし先述のように義妹はとてもそんな状況ではない ついでにこの件で義両親が盛大にバトったらしい
俺も詳しい事はわからないが危うく離婚するところだったとのこと
どうやら過去の義妹のデキ婚からの鬱憤が爆発した模様
「お前の育て方がー」とかやったのかもしれない
ちなみにもうすぐ親になる俺にとって良い反面教師になった
(子育てにはなるべく関わるようにしよう…) ということで必然姉である嫁が一時的に面倒を見ることになる
これが後の大きな火種になるのだが今はまだ置いておこう
本人は元々姪が大好きなので快く引き受けていた
なおその姪は俺が近づくと泣くので俺は嫁の部屋は出禁になった ともかく一応上記のような形で決着をみた
俺は一連の話には加わっていないがさすがに通夜や葬儀には参加した
経験がある人はわかると思うが葬儀は主催?する側だと鬼のように忙しい
まさに猫の手も借りたいという状況であり
この時の俺はずっとハガキを書く係であった
2日後筋肉痛になった この義弟の不幸に関して俺も全く思うところがなかったわけではない
少し離れたところに住んでいたので顔を合わせたのは数度だけ
会話した記憶もそこまでない
しかし妹しかいなかった俺にとっては一応初めてできた「弟」であった
いつか機会があればゆっくり話したい、と常々思ってはいた
しかしそれはもう永劫叶わない
とても残念である そして「夫」「父」を失った時の残された者の問題
俺がもし同じ状況になったらそこに「会社」も追加される
なるべく不自由しないように
大きな火種を残さないように
早くから準備しようと心に決めた ということで2か月連続で当事者ではなくその家族の不幸
特に嫁の家の方は大変であった
しかしながらこの話は(俺にとっては)今後の出来事の単なる序章であったと後に知ることになる
それはまた後日 そして7月はまだ終わらない
今度は仕事関係だ
この頃は死ぬほど暑かったのもあって本当に死にそうだった 近親者の葬儀って悲しんでる暇すらないよな
7月後半も待ってるぞ! >>433
姪には見えているのかもしれない
貴方に憑いている何かが…… これは姪っ子の面倒を見た事で嫁に母性本能が出てやっぱり子供作ると言い出す流れでは。 7月の終わり頃
とっくに定時が過ぎた頃に電話が来る
珍しいな、と思ったらタイの子会社からだった
ちなみに俺はタイ子会社のお目付け役的な立場で
年に最低2回は訪タイしている 電話は現地のタイ人マネージャーから
内容は「経理責任者の横領が発覚した」というもの
もう溜息しかでなかった 正直海外子会社で横領などが起こるのはこれが初めてではない
そういう意味では多少なり慣れもある
ただ、経理責任者の横領というのはタチが悪い
聞くと現在わかっているだけで5年は不正が行われていたとのこと
だが恐らく実際はもっと長期だろう 経理責任者の不正はそれ程恐ろしい
なぜなら不正が明るみになりにくいから
だからこそ余程信頼できる人間でないと任せられない
そして今回はその信頼を見事に裏切られた そして更に事態は面倒になっていた
現地には日本人の責任者(副社長)がいる
件の経理責任者を信頼し任命したのは彼であった
ちなみに40代男性 彼は裏切られたショックか
はたまた自責の念からか入院したという
おいおい、気持ちはわかるが勘弁してくれ ここでふと疑問に思った
入院した?
今日の今日で?
いやさすがにそれはないだろう
「ん、待って、じゃあ横領がわかったのはいつ?」
余談だが俺はある程度タイ語が話せる 「先週末です」
…死んでくれ
まず最初にそれを言え
てか発覚した時点で言え
もうそれ隠蔽工作みたいなもんだから とはいえ電話口のマネージャーを叱りつけても仕方ない
タイ人を軽々に叱ってはいけないというのは
タイでビジネスをする者なら誰でも知っている鉄則である
すぐさま本社の社長(父)に報告
「お前が行って来い」との指示
まぁそりゃそうだ
俺は立場上は入院した副社長の一応上役
俺が行くしかない てことで急いで飛行機のチケットを手配
翌日の夕方の便を予約
なおクソ高かったが仕方ない 翌日の夜にタイ着
その日はそのままホテルに泊まって翌朝出勤
出勤してまず頼まれたのが
「責任者不在で銀行からお金が下せないんで銀行行ってください」
そういうことになるからさっさと報告しろと… そして今回の不正の始末に取り掛かる
まぁ始末と言っても出来ることは限られている
諸手続きなんかは現地スタッフに任せるしかない
なのでできるのは証拠の確認と保全
そして不正の原因についての調査 あとは弁護士に相談に言ったり
税理士と打ち合わせしたり
社員に事情を説明したり
損失を補填したり
新しい担当者を探すべく人材紹介会社に行ったり
倒れた担当者を罵倒…もとい見舞いに行ったり
とにかく多忙を極めた こっちは子供は生まれそうだし
嫁とはギクシャクしてるし
妹は死にかけで俺の臓器もピンチだし
義弟は死んで義妹は絶賛バーサーク中だしで
死ぬほど忙しいのに何してくれてんねん
という感じであった この話を長々書いても仕方ないのでここら辺でまとめる
経理責任者は従業員達のボーナスを少しずつ抜き取っていた
普通の給料ならば額が決まっているので減っていれば気がつく
しかしボーナスだと話は別だ
それに従業員は100人以上いる
1人1人から盗る額はそこまで大きくない
そして副社長は総額しか見ていなかったので気がつけなかった、と
まぁそんな感じであった なおこの件は経理責任者も弁護士を立てて徹底的に争う構え
今現在もまだ解決していない
というか当分決着はつきそうにない ここからは完全に余談
タイには何人か日本人の知り合いがおり
折角の機会ということで夜に飲みに行く
なんかもうムシャクシャしてたのもある
バンコクといえばナイトライフ
ということでお姉ちゃんのいる店だ とはいえそこまで過激な感じではなくて
日本人経営のキャバクラ+αくらいの店
その知人の馴染の店だ
ここのところの気晴らしとばかりに飲む
ついでに横に着けたお姉ちゃんにも飲ませる 日本のキャバクラ感覚で飲んでたらお姉ちゃんに怒られた
曰く「なんで触って来ないの?寂しい!」
まぁタイだとそれが普通だよね
知ってはいるけどいつも抵抗あるんだよなー
と思いつつそう言われたからにはやるしかあるまい
ということでその後はずっとおっぱい触ってた
やるならとことん、ということで手はブラの内側だ(ドヤ そうこうしているうちに日頃の疲れか睡魔が…
気がつくと店は閉店しておりそこで寝ていた
しかもさっきのお姉ちゃんを抱きしめたまま この時はめっちゃ焦った
「ヤっちまった!」と思った(尚お姉ちゃんは寝ている)
マイケルの件でだいぶ女性関係には懲りている
面倒事はノーサンキュー 幸い何もしていなかったようなのでセーフ
後で聞くと知人が店長に「寝かせてやってw」と伝えていたらしい
まだ8割寝ているお姉ちゃんの胸の谷間にチップを挟んで
そのまま午前4時半頃に退店した
コンディションが悪い時の酒は本当に怖い その後帰国
嫁にもフィリピン嬢にも
「浮気してない?」と訊かれる俺
信用無さすぎワロタ
ギリセーフだったけどしてないよ! 以上が7月の出来事
個人的には比較的まだ平和
そしてここからはもう平和は訪れない
これまでの出来事の集大成
一生忘れられない8月9月10月が始まる なお8月が序、9月が破、10月が急という感じ
その流れだと11月は?か
まぁ途中で時間が飛んだり唐突に眼帯付けたり
上司のおばs…お姉さんが冷たくなったりはしないんで安心して欲しい \(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
平凡編でも楽しかった!
8月からも期待! 実はこれを書いてるのはマイケルだったら本当に波乱万丈だな >>474
www
最後に残ったのがマイケルだけだったとか恐怖しかない.. >>20
式だけは挙げて入籍は今に至るまでまだしていない
>>390
ということで入籍することに
入籍してるやん…設定忘れんなよw 8月は今晩には行けると思う
でも9月分は週明けかな
>>476
わかりにくくて申し訳ない
>>211参照で >>478
ごめん、もう奴の出番はないから勘弁して
これから8月分を始めるけどちょっと出かけないといけなくなったので短めになる
土日で8月を終わらせて月曜から9月になるかな 8月頭、フィリピンから連絡があった
まぁそれ自体はいつもの事
しかし向こうの声がどことなく暗かった 話を聞くとどうやらお腹の子供の状況が思わしくないらしい
まだ命に関わるレベルではないが油断はできない
とりあえず相談して市内の大きい病院に移ることにした
出産もそこの病院で行う
そして恐らく帝王切開になる、と 無知な俺は帝王切開と聞いてビビリまくり
え、大丈夫なの?
失敗とかないの?
後遺症の心配は?
なお自分の母親に電話をしたら鼻で笑われた 出産する当人も結構メンタル的に弱っていた
まず単純に帝王切開が怖い
そして何より子供が無事生まれるかどうかの不安
ある時通話していると当然泣き出し
「ワタシワルイ、ゴメンナサイsorry」とずっと謝罪
十全な状態で産めない事で自分を責めているよう こちらも慰めようにも月並みなことしか言えない
なんせこっちにとっても初めての経験
問題の大きさがどれくらいなのか
どうすればいいのかなんてわかるわけもない
冗談でも「気にすんな!もし失敗したらまた次チャレンジしようぜ☆」
なんて言える空気じゃなかった ちなみに予定日は8月半ばに早まった
もうそんなに日はない
毎日毎日「もしかして今日かも…」
などと考えていてソワソワしていた 状況の変化に伴い一連の費用も想定以上にかかる
大きな病院は当然高い
あちらの家族の滞在費もかかる
とりあえず60万円程送金した
ウエスタンユニオン超便利
多少額を盛ってる感じがしたがまぁそれはいい フィリピンへ行く準備もする
仕事もあるので出産時期に関わらず9月になる
シルバーウィークと被ると面倒なのでそれ以前の飛行機を予約した
あとは日本のガーゼとかタオルなどを買って用意しておく
ついでに以前より実家からうるさくDNA検査をせよと言われていたので検査キットを取り寄せ
思ったより安くて2万円しないくらい
DNA検査と聞くと重たいイメージだがなんか凄くカジュアルな感じであった そうこうしているうちにその日は来た
8月某日、いつも連絡が来る時間に何の音沙汰も無し
あ、これは…、と察した この時はただ無事を祈ることしかできなかった
母子の無事のためなら神にでも悪魔にでもベヘリットにでも魂を捧げよう
なんなら片腕くらい持って行ってくれても構わない
痛みがあるなら可能な限りこちらに回してくれ
本当にそんな気持ちだった そして翌日の昼前
3枚の写真が届いた
赤ん坊の写真
泣いているもの、少し目を開けているもの、白い服を着て寝ているもの
メッセージは一言だけ
「born」 職場にいたので叫ぶことはできなかったが
心の中でガッツポーズを通り越して倒立前転するレベル
すぐに電話するが出ない
まだ無理のようだ
だが心はもう浮かれ放題
その日は送られてきた写真を何度見たかわからない それからは毎日写真や動画が送られてきた
泣いている姿だけでもめっちゃかわいい
動画も1日で何十回も見た
できることなら仕事を放り投げて今すぐフィリピンへ行きたい
来月まで我慢するのが本当に辛かった
会ってもいないのにもう夢中
正直過去現在の嫁や彼女達なんて全く比較にならないくらい骨抜きだった
ただし病院での通話は禁止されているとかで直接話せたのは1週間後くらいになる まだ何も始まってないけどとりあえずここまで
申し訳ないけど続きは明日になる またいいとこで、、、
7月までがまだ平和?!出産が序?!何人分の波瀾万丈をこの一年で?!
お祓い、、じゃなく出家した方がいい
つづき、はよ 「born」ww
南極越冬隊の妻の「アナタ」に匹敵する名文だww まだかー
まぁ今日は土曜だからいろいろとあるのかな 待たせてしまった割に短いけど
8月の続きいきますか さて話は変わって嫁サイド
件の義妹は相変わらず情緒不安定であり
義父とぶつかることが増えていた
それもあってこの頃嫁は依然姪っ子と実質2人暮らし この頃から俺と嫁のすれ違い?が加速する
まず会う機会がない
そして嫁は姪、俺は我が子に夢中
電話で話すことすらほとんどしなくなった 子供を別とすれば嫁の事が最優先、それは変わらない
でも「別にあいつがいなくても困らないのでは?」
と思い始めた自分もいた
危険な考えだ
とはいえ離婚は考えられない
それは嫁も同じだろう
なんとも宙ぶらりんな状況であった
なおこの時入籍からまだ2か月である ある日あちらの実家で姪を預かってくれることに
そこで久しぶりに食事でもしようか、ということになった
この時の心境も微妙な感じ
「結婚しているんだから会わなきゃ」みたいな義務感
「このまま会わないと本当に離婚しそうだ」という危機感
その2つが先行していた
要するに「会いたいから会う」というわけではなかった そして会ってもこちらから何も話すことがない
近況報告だと子供の話になるが
それは話題として適切なのか…
勿論既に生まれたことは報告はしていて「おめでとう」とは言われている
が、心底そう思っているわけではないだろう
さすがにそれくらいはこの愚か者にもわかる わだかまりを抱えたまま嫁と会う
最初は他愛のない話
しかし段々と重い話になる
これからの自分達の話 今はまだゴタゴタしているが
落ち着いたら時期社長の妻として少しずつ動いてもらわなければならない
俺はどちらかというと専業主婦になってもらいたい派
日常的に会社に来いとは言わないが要所要所で人と会う機会は増える
そのためにも会社や仕事についての最低限の知識は持ってもらいたい それに伴っていつから一緒に住むかを決めねばならないし
そうすれば姪っ子の面倒も見ることができなくなる
新生活に向けての準備をそろそろ始めなければならない
そんなような話をした しかしあちらからの返答は
「まだそういうことは考えられない」
「今は家のことで手一杯」
というようなもの 聞くところによると最近義妹は姪について
「もう育てたくない」
「その自信がない」
と言っているらしい
このまま姪を戻しても育児放棄や最悪虐待もあり得る
今しばらくは今の状況から動けないとのことだった それは仕方ないとは思う
俺からしても姪は可愛いし(泣かれるが)
義実家がこれ以上崩壊することなんて望んでいない
しかしこの頃からどこか苛立ちを感じ始める 最初からこれで本当に結婚生活が上手くいくのか
こいつは本当に社長の妻という立場を全うできるのか
そもそもいつまで義実家に振り回されないといけないのか
そんな思いがあった 金銭的な援助ならば容易いし別に構わない
しかし嫁はこれから学ぶべきことがたくさんある
時間や体力を義実家側ばかりに費やされては困ってしまう
まぁこの辺は俺が昔から
「経営者(及びその家族)たるもの何より会社を優先すべし」
という教育を受けていたからというのもあるだろう 何より恐れていたのはこちらの実家の反応
元々うちの両親と嫁の仲は良好だった
それは状況が複雑化したこの年になっても変わらない しかし嫁が「次期社長の妻」の役目を十分に全うできないならば話は変わる
この時点でまだ社内にも取引先にも嫁を紹介できていないのだ
このままではまず間違いなく「別れろ」との指示が下る
幸い子供もいないので後腐れもないだろう、と 家長であり社長でもある父の指示には基本的に俺は逆らえない
フィリピン嬢や子供がいるので駆け落ちも無理
父は一度指示を出した後に撤回するような相手ではない
そうなっては手遅れだ
余談ではあるがもし願いが1つだけ叶うなら
合法的に父親を一発本気でブン殴らせてほしい そういった焦りとそれをわかってても現状を仕方ないと受け入れる嫁
苛立ちは大きくなるばかり
俺は義実家の事情は理解はしている
嫁もこちらの、特に会社関係の事情は理解している
しかしどうしても埋められない溝がそこにはあった このスレの本題の本題
まずはその序章が終了
そして9月から状況は大きく動く
なお9月分はまだ全然書いてない 乙 !
先走った感情でごめんね、だけどこの嫁いらんくないかな このスレ立てて12日経過とかどんだけ引っ張ってんだよ
こんなにダラダラ引っ張るのは完全に創作話だわ 待たせて申し訳ない
今日中には続きをお見せできると思う
ただしかなり長くなりそうなので9月は最低3分割になる予定
てかこの辺りになるともうつい先日の出来事なんだよね
ただでさえ印象深いのもあっていくらでも書けてしまうという 最後、1も消されてマイケルが残るみたいなオチが良いな 最初から読んでみたけど波瀾万丈って程の一年ではないな、話は面白いけど
九月以降にとんでもない展開が来るかもしれないから楽しみに待ってるわ 正直明確なオチはないからそこは過度な期待はしないで欲しい
もしかしたらこのスレが完結するまでに現実でオチがつくかもしれないけど…
もし更新が止まったら俺が死んだ、というオチになったと思って欲しい
では9月行くよー 9月
まだ秋と言うには少し早いか
嫁とのわだかまりは日に日に増すばかり
お互い「これではいけない」という思いはある
しかし俺は会社、嫁は義実家
自分達の直接の問題ではない以上
そう簡単には解決しない そんな中嫁から電話があった
「提案がある」と
会って話したいとのことなのでその翌日に会うことになった
この時の俺は正直かなり嬉しかった 提案というからには今の問題について何らかの打開策でも思いついたのか
どうであれ現状から進展するに越したことはない
何よりそれを嫁側から言って来たというのがGood
最近のこのモヤモヤがようやく晴れるのか、と期待していた 翌日の夜に俺の家で会う
姪は今は義実家とのこと
答えはわかっているが一応「泊まって行けば?」と聞く
当然拒否
余談ではあるがこの時点でレスは1年を余裕で超えている
新婚夫婦() そして件の提案とやらを聞く
「正直今のうちの問題が解決する気がしない」
まじすか
「妹はもう完全に病気みたくなってる」
バーサークモード長いね
「"姪"を育てる気はもうないって」
えええええええ
「この前も『もう愛情がない』って言ってお母さんと喧嘩してた」
でも母親なんだからそういうわけにも…
「このままじゃ"姪"が可哀そう」
それはそうだね 実際の俺は相槌を打つばかりだったが
内心「あれ、これ良い話じゃないんじゃね?」と思い始めていた
「で、そっちとしては私が早く会社に出られるようにならないと困るんだよね?」
困る事になるのは多分お前もだよ他人事かよ
「でさ、考えたんだけどさ」
ようやく本題か
「"姪" を 私 達 の 養 子 に し な い?」 「そうすれば今後ずっと3人で暮らせるし」
俺、思考停止中…
「世間体とかも気にしなくていいし」
停止中…
「そっちも"姪"のこと好きでしょ?」
中…
「"姪"はまだ小さいからそうするなら早い方がいいと思う」 いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
何言ってのこのクソアマ
は?養子?は?
意味が解らん
確かに姪は可愛いよ
このままだと可哀そうだよ
でもそれとこれとは別だろう!? 「いや、ごめん何言ってるかわからん」
正直な気持ちだった
完全なる予想外
「何?もしかして"姪"のこと嫌いなの?」
「いやそういう問題ではなく…」
その後は>>18以来の激論開始 まず養子縁組のやり方なんてわからんし
そもそも義妹が死んでるならまだしも生きてる
今はまだ精神的に凹んでるから「育てたくない」とか言うけど
今後復活してから「育てる」って言いだしたらどうするんだ
養子なんて軽はずみに決めるもんじゃない
と言う俺に対して このまま"姪"が大きくなるまで妹が変わらなかったらどうする
今はまだ小さいから順応できるけど
大きくなってからだと相当なショックを与えてしまう
何も赤の他人の子を育てると言っているんじゃないんだから
と譲らない嫁 実は俺は奇しくもどなたかが>>442で書いていたようなことを期待していた
元々子供自体は好きな嫁だから姪と触れ合うことで子供が欲しくなるのでは、と
しかしその母性は俺の想定外の方向へ行っていたのだ
即ち「このまま姪を自分の娘にしちゃえばいいじゃん!」という方向である もちろん嫁とて軽い気持ちで言っているのではないだろう
自分の家の状況や俺との関係などを考慮し
自分なりに最適解を導き出したのだと思う
しかしそれはあまりにも突拍子のないものだった 話は平行線
そしてとうとうキレ気味になる嫁
爆弾投下まであと3秒、2、1、
「そっちは他に女作ったり子供作ったり好き勝手してるくせに!!」 言いやがった
とうとう言いやがった
いつかはこんな日が来る、そう思ってはいた 再三書いているが元々現在の状況は俺と嫁の入籍前の約束によるもの
お互いが合意をしたはずのものだった
しかし頭ではわかっていても心はそうすんなり受け入れられない
嫁はずっと不満を持っていた
それが今爆発したのだった それは俺もわかっていた
わかっていてもどうしようもない
俺としても罪悪感が全く無いわけではなかった
しかし約束は約束
そうでなければ別れるしか道はない
そうならないためのギリギリの妥協点だった 「いや、それはだから…」
ここで冷静に理詰めで説明しても逆効果なのはわかっている
しかし言わねばならない
余談ではあるが女性がキレるのを見るとどうしてもマイケル事件を思い出してしまう
あーちょっとトラウマになってるんだなー、と心の中で苦笑
閑話休題 離婚するしかないか
そう思い始めていた
正直今後もこういうことが起こりうるならそれしかない
しかしそれはできればしたくない
まだ入籍して3か月程
新婚生活と呼べるものは何もしていない
こんな無茶苦茶な形式になってまでなんとか維持してきた関係だ
そう易々割り切れない 嫁は泣いていた
泣きながらキレている
あちらとしてもどうしていいかわからないのだろう
しばし沈黙 「じゃあ…」
嫁から沈黙を破る
「正式な養子にしなくてもいいから、とりあえず3人で暮らそうよ」
折衷案を提示してきた
実のところ俺はとっくにその案に辿り着いていた
そうすれば確かにこの場は丸く収まる
しかしそれは問題の先延ばしだ
結局いつかは同じような問題にぶつかる
そう伝え、しかしこの場でのこれ以上の議論は無意味と判断
お互いしばらく考えよう、ということでその場は終了した 1人になって考える
とりあえず当面は3人で暮らす
確かに現状でそれより良い案は浮かばない
しかし問題を先送りすればするほどより大きな火種になるのではないか
例え離婚しても今ならまだ傷は浅くて済む 何よりこの話には最大の壁がある
うちの実家である
両親は古い人間だからなのか「血」には物凄く拘る
既に書いているが先月生まれた子供についても「必ずDNA検査をするように」との指示が出ている
そんな両親が養子なんて認めるはずがない そして仮に正式な養子でなくとも難色を示すだろう
その理由は会社や家の相続問題にある
遺産相続で揉めるなんてあるある過ぎて今時ネタにもならない
そうならないためにも「家族」の括りは非常に明確にしてある
血の繋がった親戚ですら会社には一切関わらせず
付き合いも1歩距離を置いているくらいだ
全ては会社を守るため
血の繋がりのない子供が多少なりとも絡んでくるなんて絶対認めないだろう 例えば
「今後どんな状況になろうとも当人及びそれに連なる者は会社・家の資産や権利には一切無関係」
という念書を書けば1%くらいは認められる可能性があるかもしれない
しかしそれはお互いにとって気持ちの良いものではない
そもそも家族ってそういう風に作るものじゃないだろう
絶対いつか揉める
せいぜいダメもとの最終手段である そして正直に告白するが
正式なものかどうかは関係なく
俺自身が養子というものに生理的な抵抗がある
姪は可愛いし心配だ
しかしそれはあくまで「姪」としてである
だが先月子供が生まれたばかりの俺だ
しかもまだその子供には会ってすらいない
そんな状況なのにいきなり違う子供も育てるというのはいくらなんでも無理がある 嫁の姪を思う気持ちはわかる
今の状況を打破しなければいけないのもわかる
しかしどんな形であれ姪を育てるのは無理だ
だが離婚だけは避けたい
悩みに悩んだがこれ、という答えはでない
ストレスでハゲの進行が早まるばかり 以上で一旦終わり
これで9月分の3分の1か4分の1
長いぜ…
てか>>498が凄い
俺なんて当事者なのに嫁に実際に言われるまでそんな発想なかったよ 会社が一番大事なら血筋にこだわるべきではない
優秀な子ならこちらからお願いしたいくらいだが
バカップルの子供を養子など問題外だな 最初に書いてたかも知れんが読み直すのも大変なんで
なんでその嫁と結婚を継続せないかんの? >>566
まぁ一応好きなのさ!
この時点ではねー >>568
もう1と種付けして会社の跡継ぎしろや! >>569
話は面白いけどライフスタイルには全く共感してないよ(((๑´ㅂ`) ʬʬʬ
漫画やドラマとしての共感はしています笑 >>563
やった当たった!
他人だからその発想が出来るのかもね
当事者だったらいやいやまさかってなるわなw 姪を養子にする条件として子供産んで後継ぎにしてりいいのに 約束通りにしてるのに好き勝手なんて言っちゃうんだもんな
完全に契約違反だよ経営者だし一般人よりそういうところは俄然シビアに考えそう
念書は作ってあるんだっけ?(無茶苦茶な内容だけど裁判では有効なのかなw)
さて気になる点としてはフィリピンのDNA検査が一応まだなんだよな…ハハ… 前回の問題は俺を散々悩ませた
危うくヅラのお世話になるところだった
しかしここで天からの助け
待ちに待った訪比である 正直これは本当に助かった
我が子にようやく会える、それだけで嬉しい
それに一時的とはいえ答えの出ない問題から逃げられる
逃げても解決はしないがあのまま悩んだままだと心身共に参ってしまう
嫁に対する罪悪感を覚えながらも9月某日俺はフィリピンへ向かった 空港に到着しフィリピン嬢と合流
出産後だからか体型が崩れてて少し衝撃
女性はこうしておばさんになるんだな、と痛感
まぁあちらも気にしているようなので口には出さない まだ歩くと少し痛みがあるとのことで
出産ってやっぱ大変なんだなと改めて思った
世のお母さんには頭が下がる
ついでにあちらの母親から「今回はヤってはいけません」と言われているらしい
いや、普段どんな話してるんだよ 今回はあちらの家族が4人一緒に来ている
母親、兄夫婦とその子供だ
赤ん坊の世話や買い物を慣れない2人だけでは無理、との判断
滞在費は当然こちら持ちなので出費は大きくなったが
この判断は実に賢明であった 合流の後、レンタカーへ移動
余談だがこのレンタカーの運転手は親戚のおじさんだったとのこと
この時点では普通の雇われ運転手だと思ってたんで最低限の挨拶しかしなかった上に
翌日の朝の迎えが遅れた際に
「やっぱりフィリピン人は遅刻するからダメだ」
とフィリピン嬢に言ってしまった
てかそういうことは先に言え そしてレンタカーの中にてとうとう待ちに待った対面
超ワクワクしながらレンタカーに乗るとそこには天使が寝ていた
可愛すぎる
あまりにも可愛すぎる
「この子の為なら余裕で死ねるな」と思った しかしどう触っていいのかわからない
あまりにも小さくて何かの拍子に壊してしまうんじゃ…、とビビっていた
それでも恐る恐る抱きかかえる
抱き方が下手で笑われたが気にしない
腕ですっぽり抱えられる程度の大きさ
なんかもう本当に幸せだった ホテルへ向かう途中はずっと抱きかかえていた
正直起きているところを早く見たかったが
かといって起こすのは可哀そうだ
それに寝顔だけでご飯3杯いけるレベルだった ホテルへ到着後部屋に入る
当然ながらフィリピン嬢と赤ん坊も一緒だ
そして年下の義兄(正確には違うが)により運ばれてくる大量の荷物
数日の滞在なのにやけに荷物が多いな、と思っていたが
全部赤ん坊のためのものだった
この後赤ん坊の世話の大変さを嫌という程思い知ることになる そうこうしているうちに天使がお目覚め
初めて目が合う
「パパだよー」と話しかけるが当然反応は無し
だが死ぬほど可愛い
ベッドに寝かせてしばらく睨めっこをしていた
泣かないなー静かだなー可愛いなー、と思っていたらその数分後
唐突に泣き叫びだす 赤ん坊の仕事は泣くことである
そう聞いてはいたが本当によく泣く
体感だが50%は寝ていて40%は泣いていて残りの10%が泣かずに起きている時間
もちろん赤ん坊とて無暗に泣いてるわけではない(多分)
泣く理由は必ずある お腹が空いたやオムツを変えろ、これはまだいい
おしゃぶりよこせ、これもいい
おしゃぶりを咥えさせるとピタっと泣き止み
それを自分で落としてはまた泣く、という永久機関だが 一番ツラいのは抱っこしろ、である
抱っこして左右に揺らしてあげる
これを続けないと泣く
眠ったと思って油断してストップするとすぐ起きて泣く
赤ん坊には高感度センサーか何かが搭載されているのではないだろうか ちなみに滞在中の生活は主に
朝:赤ん坊を家族に預けて寝る
昼:買物など
夜:徹夜で赤ん坊の世話
とこんな感じ まだ生まれて1ヶ月程
コミュニケーションは取れない
それでも起きて周りをキョロキョロしている姿は愛らしい
一番幸せな時間はミルクを飲ませた後だった
ゲップをさせるために抱っこして背中をポンポン叩くのだが
直に体温を感じることができ、そして顔のすぐ横でモゾモゾ動くのが堪らなく可愛かった だが夜泣きはしんどい
ほぼ一晩中ずっと抱っこして揺さぶっていなければならない
眠いし腕は痛いしでキツイことこの上ない
そりゃ育児ノイローゼにもなるわ、と思った
それでも我が子の為と思えばなんとかなるもの
まぁたかが数日ではあるが ただ後半になってくるとさすがに疲労もピークになってくる
なにせ買い物などもあるので連日朝の数時間しか寝ていないのだ
そうして編み出した最終手段が以下である ・まずベッドに横になる
・ふとももの上に枕を横にして置く
・その上に赤ん坊を置く
・足を振って揺らす
・そのうち自分が寝落ちする
・赤ん坊が泣いても至近なのですぐに対応できる
世のお母さんに知られると怒られるかもしれないが画期的であった そんなこんなで実に幸せな時間であったが
所詮は数日の滞在である
すぐに帰国の日となった
正直帰りなくない
もっと我が子と一緒にいたかった
とはいえ仕事があるのでそういうわけにもいかない 尚あちらの母親の忠告にも関わらず
滞在中1度だけヤった
多少痛みがあり、血も出てしまったようだが嬉しそうだった
ただその後義兄嫁に話しかけられ
「ダメって言ったのにwww」と笑われた
いや、なんで報告してるんだよ 完全に忘れていたが帰国日の朝に
うちの実家から言われていたDNA検査のための採取をする
フィリピン嬢は最初は血でも取るのかと思っていたらしくめっちゃビビッてたが
実際にやることは綿棒でほっぺの内側を擦るだけ
それをドライヤーで乾かして、はいおしまい
5分もかからなかった
かがくの ちからって すげー そして名残惜しみつつ帰国
帰りの飛行機内ではずっと我が子の動画を見てニヤニヤしてた
実にキモかったことだろう
次に会うのは恐らく2、3か月後になる
それまでにどれくらい成長しているか楽しみのような
それを常に見守ることができないのが残念なような
そんな気持ちであった 日本に到着し
同時に現実に帰還する
あー、そういや嫁との件なんも進展してねー
などと思いつつ日常へ 実家にも近々報告に行かねばならない
ただ先述のように子供の件についてはうちの実家の反応は微妙なもの
特に母親は「愛人…フィリピン人…世間体…ぐぬぬ…」というような感じ
なんとなく行きにくかった そしてフィリピンから帰国して1週間ほど経った頃にDNA鑑定の結果が届いた
ちなみに最近のDNA鑑定は短いと4日程でメールにて結果が来る
いい加減実家に行かないと文句を言われそうだったので丁度いい機会だった
これを持って仕事終わりにでも報告に行こう
何と言えばうちの両親もわだかまりなく孫だと認めてくれるだろうか
などと考えながらメールを開く 全部読まずに言っちゃうのを勘弁して
約束したのに今更それ言う?という気持ちも分からんではないが
人として約束すべきでないことをしちゃっただけという気がするわ
そうせざるを得ない状況とか人間関係なんだろうけど
結論、お金持ちって大変w 疑父<番号>は、子<番号>の生物学的な父ではないと判断されます。
世界が 凍った 今日はここまで
9月はまだまだ続くよ!
ただちょっと忙しくてまだ全然続きを書けていない
明後日までにはできれば…と思ってはいる この辺書いていると色々思い出して浸ってしまうのが難点だな
>>601
会社の件は確かにあるけど
一番の失敗は最初に意見が割れた時にきっぱり別れなかったことだろなぁ
それについて後悔はしていないけど
数々の問題はそこから生じてるわけで完全に身から出た錆だね あとちょいちょい創作だとかって話が出てるけど
これはもう自己満足で書いてるだけなんで信じる信じないはお任せします
とはいえこんな無駄に長いスレにずっとお付き合いしてくれている人も結構いるので
せめてもの義理として最後に何か証拠をうpする…かも
>>602の鑑定結果とか >>604
ただの無責任な揶揄のようなレスに丁寧な返しどうもです
あなたは誠実な人ですね、だから苦労してるのかとも思う おらワクワクしてきたぞ
まじで誰もいなくなったENDだったら笑える ええ!!托卵だったらなんでフィリピン彼女はDNA鑑定するの快諾したのかな?
鑑定のことは伏せたとか?
鑑定結果が間違いであることを願うよ(´;ω;`)
いつも楽しく読ませてもらってます
乙です! DNA鑑定に興味あるからできたら見たい来年お世話になりそう まじか…まさかそこから綻びが出るとは…
つ ココア ひいいー何回でもほっぺたの内側擦り合わせたいレベル(1のね!) もう見合いで結婚した方がいいと思う、浮気でも何でもし放題なら尚更。 托卵てそんなよくある話なのか・・・怖すぎ
にしても姪っ子は育てたい!ていうくらいなのに、自分の子はいらないなんて変な嫁さんだよね。産めないとかいう訳ではなく、産まないんだよね? 確か日本でも5%前後は托卵と言われてはず・・・
変なトラブルに巻き込まれないようにするためにも
出生直後に血液型を調べないようにしてる産科も多いし 出生直後の血液型は意味ないよ
少ししてから変わることあるから あ、ごめん、ちゃんと読んでなかったわ
にしても托卵とかマジ女こわい 変わるわけではなくて
新生児の血液型は現在の医学でも正確には判別できないだけ 友人も出生時にO型だと言われてそう思って生きてきたけど、先日手術をすることになって改めて調べたらA型だったらしくびっくりしてた。
血液型占いとかめっちゃ信じてたのにw 今日の内には多少なりとも続き行けると思う
当初の想定以上に見てる人が多いようで待たせてしまっているのは申し訳ないけどご容赦を
一足早い忘年会シーズン絶賛到来中…
>>621
そこを詳しく書いていなかったんで補完しておくと
・妊娠出産が怖い
・妹の妊娠出産時に家庭で揉めたので嫌気がさした
・元々奔放な性格なので縛られたくない
この辺が子供を欲しがらない元々の理由
姪っ子に関しては同情とか責任感が先行している部分があるかな
子供自体は元々好き 子どもは嫌いだけど我が子は別という人がいるように
その逆の人もいるしね
後者は少数派かもしれんけど 検査結果を完全に理解するまでにはしばらくかかった
あーはいはい、わかるわかる
そういうパターンね、はいはいあるある
そっかー、そうだったかー
そうきたかー
あははははははははは 見た瞬間は完全に思考がショートしていた
「生物学的な父ではないと判断されます。」
いやどういうこと?
意味わかんない
ニホンゴワカラナイ まだ頭が現実を受け入れていなかった
他の画像ファイルを開く
なんだかわからない数字やら英語やらの羅列
ただハッキリと書いてあるのは「0%」の文字 完全に混乱していた
より正確に表現するならば
「理解しようとする自分」と「理解を拒否する自分」が戦っていた 「いやでも妊娠の時期とフィリピンに行った時期は合致するし」
「でも結局出産は1ヶ月早くなったよね?それってさ…」
「そんな素振りなんて全くなかった」
「何か月かに1度しか会わないのにそんなことわかる?」
「あちらの家族とも数回会ってるし」
「ただの金目当てだったりして」
「でもDNA検査自体に向こうは難色は示さなかったけど…」
etc そんな自問自答をどれくらい繰り返しただろうか
まぁ時間にすれば5分前後だっただろう
最終的には「理解しようとする自分」の3RTKO勝ち
この結果を受け入れるしかない、と思った 思ったよりショックを受けていないな
その時はそう感じた
同じような話はネット上にはありふれている
そこには実は父親ではなかった者達の絶望感溢れる書き込みがたくさんあった
しかしそれに比べたら自分は大してダメージを受けていない
そっかその程度だったか、などと考えていた まぁ実際今思えばこの時の俺は
少なくとも俺比では超絶大ダメージを受けていた
間違いなく今年1番
マイケル事件なんて比較にならない(肉体的ダメージは除く) そして意を決してフィリピンへ連絡する
しかし通話にでない
赤ん坊の世話で生活が不規則になっているので恐らく今は寝ているのだろう
なのでメッセージだけ送っておいた
「その子は俺の子供じゃなかった」 そして数時間後あちらからのメッセージが届く(なお実際は英語)
「どういうこと?」
「DNA検査の結果が今日届いて、親子ではないと書いてあった」
「そんなはずない!証拠は!?」
先程の画像を送る
1分も経たずに連絡が来た
尚、内容が内容なので普通に日本語で書く 「違う!何かの間違い!」
「でも結果がそうなっているから…」
「浮気なんてしてない!それにDNA検査も100%じゃない」
この辺りで向こうは号泣
「お願い信じて…私が愛しているのは貴方だけ…」 確かにあちらの言い分も一理あることはある
DNA検査も確実とはいえない
取り違えやなんらかの手違いで事実と異なる結果になることはある
特に海外の検査機関だとそれが多いらしい
ちなみに今回はアメリカの検査機関だった 俺としても信じたい気持ちはある
彼女とももう長い付き合いだったし
これまでも彼女とだけは大きな揉め事はなかった
俺の癒しと言っても過言ではない
何より待ちに待った子供が生まれたばかりだ
まだ1度しか会っていないが世界で一番可愛いとすら思った そして
「わかった、じゃああと1度だけ信じる
今週末もう一度そっちへ行くから、そこでもう1回別の検査をしよう
今度は別の検査機関の検査キットを持って行く
そしてフィリピンの病院でも検査をしよう
それで3か所で検査することになるから、多かった方の結果を信じる
今はまだお前を信じるけど、もし2か所以上で親子じゃないという結果が出たらそれを信じる
その時はキッパリ別れる、いいね?」 ほぼこの文の通りのことを伝えた
そして相手もそれに納得
かくしてこの数日後またフィリピンへ行くことになる そしてさすがに隠すわけにもいかないので
その結果をそれぞれ報告
父親の反応「もう一度検査するのはいいけどそれできっぱり終わらせなさい」
母親の反応「だからフィリピン人は云々…(やけに嬉しそう)」
嫁の反応「浮気してたってこと?それはさすがに酷いね(淡々)」
こんな感じ その後は早速別のDNA検査キットの手配
今度は日本国内で検査してくれるものを選ぶ
価格は前回の倍ほどになるが仕方ない
同時にあちらにはフィリピンで検査してくれるところを予約してもらう
土日は無理とのことで月曜日になった それが終わったら飛行機とホテルの手配
土曜から月曜までの2泊3日
月曜は朝検査をして昼には飛行機に乗らなければならない
バタバタな上に直前だからかやはり結構値段は高い
とはいえこんな状況を長く続けていたくはない
何としてもすぐに決着をつけるべく予約した 準備が済んだらあとは週末を待つだけ
数日とはいえ落ち着かない日々
ただ正直なところこの時点で、恐らく検査結果が正しいだろうと思っていた
別に思い当たることがあるわけではない
ただ「そんな都合の良いことがあるわけない」という諦念にも近い考えであった しかし、かといって現時点ではフィリピン嬢にも赤ん坊にも悪感情は何もない
まだ白黒確定していないというのもあるが
元々俺は浮気には寛容な方だ
この辺は共感は得られにくいとは思うが
浮気されてもチョット締め上げて「はいおしまい」とする
ただ妊娠出産が絡んでくると単なる感情論で済む問題ではない とはいえ少なくともこの時点ではフィリピン嬢のことはやはり大事だし
赤ん坊はこの上なく可愛い
だがもし結果が確定した時は自分はどう思うんだろう
そう考えると不謹慎ながら少しワクワクした
まぁある種の開き直りみたいなものだったのだと思う 今日はここまで続きは多分土曜日
それで9月は終わるはず
なんとしても今月中にはいい加減全部終わらせたいところ シロかクロだけでも今すぐ知りたいと思う
堪え性がない自覚はあるw おもろいけど
実際こんな状況たまらんな
まぁ後は会社が潰れるか逮捕ぐらいないと驚きはないな
金あれば、子供はまた別で作ればええし 嫁さんも、今は嫌だ嫌だいってるかもしれないけど何年かすれば普通に子供産みたいって言いそう。 この嫁と結婚続けてるあたり損切りできなさそうで経営者として大丈夫なのか
もっとふさわしい女いそうなもんだけど 遅く感じてるのはたのしてる証拠(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑ お待たせしていてごめんなさい
昨日も今日も仕事なのである
なんとか今晩までにはいけると思うのでもう少しお待ちを 空港まで迎えに来た彼女の表情は暗かった
今回来たのは彼女と赤ん坊以外はあちらの母親だけ
それもホテルまで送り届けたらそのまま帰るとのこと
しかも長距離バスで
状況が状況だけに気を遣っていたのだろう そしてホテルへ行く
検査は明後日の朝
帰国は明後日の昼
結果にもよるがもしかしたら会うのはこれが最後になるかも、と思った ただしせっかく来てせっかく会ったのだ
明後日までどんよりとした気持ちで過ごすのは勿体ない
今は今で精一杯楽しもうと思い、そう振舞う あちらとしてはこちらの出方を伺っていたのだろう
最初はいつもより固かった
「怒っているかもしれない」「気安く話しかけてもいいのか」
そんなことを考えていたのだと思う
しかしこちらがいつも通りだと理解した後はあちらも通常運転だった 今回は3人なので買物などへは行けない
その分部屋の中で赤ん坊をずっと見ていた
相変わらず可愛い
これがもしかしたら俺の子供じゃないなんて…
と考えると悲しくなるのでなるべく考えないようにする 食事は子供を抱えてホテル内のレストランへ
あとは子供が泣けばあやし
それ以外はテレビを見るなり隙を見て寝るなり
赤ん坊がいるので大したことはできないが
それでも幸せと言えば幸せな時間と空間
もしかしたら赤ん坊のいる実際の家庭の休日はこんな感じなのかもしれない
これが幻とならないことを心の中で祈る 一応途中で来る前にした約束の確認
合計3回のDNA検査を行い多数の方の結果を信じる
もし一致しなければ即別れる、という旨を伝えた
この時点で当然俺の中には浮気&托卵疑惑が浮上しているわけだが
相手は躊躇なくOKとの返事
その態度に「本当に検査ミスなのでは…」という俺の中での疑問(&願望)は大きくなる そして月曜日
朝起きてすぐにまずは日本から持ってきた方のDNA検査をする
やり方は前回と同じなのですぐに終わった
無垢な赤ん坊の口に綿棒を突っ込んでいる時の心情はなんとも言えないものであった その後検査をしてくれる病院にいく
病院はホテルから徒歩圏内
googleを頼りに歩いていくがそれらしき建物がない
辺りは住宅ばかりであった
近くの屋台のおばちゃんに訊いてもわからず
何かの間違いだろうか?と思いつつも周囲を彷徨っているとようやく発見した そこは外からは完全に民家にしか見えない
看板も目立つように出ていない
「見つけられるかこんなもん!」と思うと同時に
「こんなところの検査で大丈夫か?」という不安も出てくる
インターホンを鳴らすと中から1人の中年男性
白衣を着ているのでなんか少し安心した 中へ入ると意外な程ちゃんとしている
病院というよりは医療研究施設という感じで
外からは全くそんな印象はなかったがハイテクっぽい機械だらけ
でもその医者と我々以外は誰もおらず
「もしや人体実験でもされるのでは?」
と思ってしまったのはゲームのやりすぎか 結果としては問題なく終了
やることは前の2回と変わらない
採取はここでやるが検査自体はオーストラリアでするとのことで
これで日本、アメリカ、オーストラリアの機関で検査することになる
結果は1週間程で俺とフィリピン嬢にメールで届くとのこと
あちらにも結果が届くのでどうあれ揉めることはないだろう
ちなみに料金は3万円くらいだった ホテルへ歩いて帰る途中に小雨が降ってきたので
道中にあった某フィリピンの国民的ファーストフードショップへ入る
子供はテーブルの上にタオルを敷いて寝かせる
幸いなことにずっと天井のシーリングファンを見ていた?ようで
泣くこともなくご機嫌モードだった マクドナルド以下のハンバーガーを食べながら
「もしかしたらこれが最後の一緒の食事になるのか…」と思い
なんだか切ないような馬鹿馬鹿しいような複雑な心境
余談だが東南アジアのハンバーガー屋にはなぜかパスタとご飯が必ずある
しかも超絶まずい 食後はホテルへ戻って荷物をまとめてチェックアウト
そのまま空港へ行く
空港へ行くまでのタクシーの中で思いっきり子供を愛でた
(これが最後となりませんように)
そう願いながら 空港に到着
フィリピンの空港は搭乗者以外は空港内にすら基本入れない
そのためタクシー乗り場でお別れである
ここへきてフィリピン嬢の表情は暗い
まぁこちらの帰国時はだいたいそうなのだが 「マタナ…」
自信なさ気にそう言う
しかしそれには答えられない
「また」があるかどうかは検査結果次第
最後に彼女と子供の頭を撫でて空港内へ
そして帰国となった 帰国後も当然落ち着かない日々
早く結果来てくれ、楽にしてくれと願うばかり
ちなみにこの間嫁とは最低限の連絡しか取っていない
こちらの件が片付くまで姪の件は考えたくなかった
幸い嫁の方も姪と義母と一緒にプチ国内旅行をしていたようだ そしてある日の午後
会社で仕事中に個人のメールアドレスにメールが来た
送信元は日本のDNA検査機関
とうとう来た
これでいよいよ決着がつく この時の心境を少し振り返る
実のところ全く緊張はしなかった
なぜなら俺は帰国後改めて冷静に考えた結果
最初の検査結果を9割方信じていた
別に明確な浮気の証拠があったわけではない
ただ単に冷静に考えて「DNA検査が外れる確率」と「浮気」を比べて
前者の方が起こりにくいだろう、との判断からである
要するにほぼ諦めていた フィリピンへ行ったのは
その9割を10割にするため
フィリピン嬢への義理
そして多少の未練
それらが理由だった だからこの時の心境は
「これでやっと終わる」が一番ピッタリだろう
誤解をしないで頂きたいが
別にさっさと別れたいわけではない
親子であると認められればそれが最高である そしてメールを開く
結果は
「父権肯定率0%」
これで確定した
終了だ
先に書いたようにこの結果は予想できていた
とはいえ実際にそれが確定すると少しだけダメージはある しかしこの時点ではまだフィリピンへ連絡はしない
まだもう1つの検査結果が残っている
既に2つの検査結果で「否」と出ている以上結論は変わらない
しかし全てが明確になってから話そうと思った そしてそれは思ったよりすぐだった
わずか数時間後にまたメールが来る
英語なので最初はスパムかと思ったが「DNA」という文字で理解した
結果は
「The relative chance of Paternity is 0%」 3-0
いや
0-3か
ともかくこれで完全に決まった
恐らくあちらにも同じものが届いているだろう 電話をかける
すぐに出た
「結果見たね?」
「うん…」
「じゃあサヨナラ」
それだけ言って切った
他に言う言葉が見つからなかった しかし当然あちらはそれだけでは終わらない
すぐにメッセージが送られてくる
最初は「これは何かの間違い」から始まり
「愛している」「どうか別れないで」「お願いお願いお願い…」
などなど
無視してブロックしようかとも思ったが1つだけ訊いてみたことがあった 「最初の約束通りこれで別れる
けど1つだけ教えて欲しい
あの子は誰の子?」
そう送った 向こうの返答は「わからない」だった
まず、浮気は本当にしていないとのこと
ただ友達とお酒を飲んだ時に泥酔して何度か男友達の部屋で寝たことがあった
その時に何かあったのかもしれない
というのがあちらの話であった 無論それを頭から全て信じる程俺はピュアではない
ただそうであればDNA検査に対して全く抵抗が無いのも頷けた
しかし仮に何かあったとして本人は気づかないものだろうか
酔ってて記憶がないだけで合意の上だったのか
それともレイプ紛いだったのかは知らないが
朝起きた時には普通気づくのではないか
ましてや(下品な話だが)妊娠したということは中に出したということだろう とはいえ今更そこを追求しても仕方ない
経緯がどうであっても結論は変わらないのだ
向こうはその後も言い訳と懇願を続けていた
しかしこちらはそれを完全に無視し
「今までありがとう。幸せになってくれ。さよなら」
とだけ送ってブロック こうして一番関係が良好だった彼女
そして何より大事に思えた我が子を俺は失った
悲しさはあったがそれ以上にスッキリとした気持ちだったのが正直なところ
これで残るは複雑な事情が絡まった嫁1人のみ
まぁ世間一般的にはこれが普通なのだが 悲しい結末やね
まぁ逆に自分の子でなかった事で色々面倒ごとを回避できたかもしれないから良かったんじゃない ここからは余談になるが
俺はフィリピン嬢に対して最後まで怒りは感じなかった
よく浮気が発覚した後はそれまで好きだった相手が気持ち悪く見えると聞くが
そういうのも全くなかった 恐らく俺が何の責任もないフラットな身だったなら
少しは関係は変われどもフィリピン嬢との付き合いは多分続いていただろう
彼女3人作っている時点で世間から見ればすでに頭おかしいのかもしれないが
俺自身もこの件で自分の中の恋愛観がよくわからなくなった 子供については尚更である
元々子供に罪はない
自分の子供ではないからと言って急に可愛くなくなるわけではなかった
連絡を絶つにあたり、関連する写真なども全て削除したのだが
子供の写真や動画については削除するのは本当に断腸の思いであった これはもう刷り込みに近い
一部の生き物は生まれて最初に見たものを親だと認識するようだが
俺の場合は一度「我が子」と認識したら血縁とか関係なくもう「我が子」としか思えなかった
本当の父親がすぐに見つかったとかであれば話は別だっただろうが…
しかしそんな感情論の問題ではない
こうなったのもやむを得ないと思うしかなかった これで長い長い9月は終了
もう残すは実質10月のみ
その10月もここまでは長くならないと思われる
なのでもう少々お付き合い願いたい
恐らく来週中には完結する予定
ただしその間に俺の身にまた何かあった場合は知らぬ 俺ジョリービー好きだけどな
日本にも支店を作って欲しいくらい 続きは多分月曜日
>>698
それは思った
というかそう思うしかなかった、が正解かもしれない >>704
今年になって日本にも店ができたと聞いたよ
場所は知らないけど
俺も実は嫌いではないんだよね
ジャンクフードすぎて一周回ってアリ、みたいな感じ
だがマズいのは確か 調べてみたら日比谷に日本1号店がオープンって書いてあるな
日比谷なら遠くないし久々にバナナケチャップ味わいたい 不貞で産まれた他人の子を育てるのは後継問題が無くても流石に無理だよなぁ
乙としか言えない これ以上何が起こるっていうんだ
もう親が死ぬくらいしか残ってないぞ 本当に浮気した記憶がないのであれば
母親と子供のDNA鑑定までやってみれば
そこでも親子鑑定がなければ
病院でとり違えの可能性が出てくるぞ その発想は新しいけど
十中八九やってるやろ
因果応報やで お子さんは日本人の血が入ってそうな顔だったの?
それともやっぱりフィリピン人!って感じ? 面白いけど、1000までにおさまるようにして欲しいな。
2になると後から読み返せないから。
なので聞きたいことがいっぱいあるけど我慢。 宮城県仙台市泉区黒松2丁目17-16 しぶい歯科022-728 -6061の娘渋井璃子自殺しろ すごいのぶっこまれてるね。
急に昔の2ちゃんぽくて笑った。 こんなのって実際どのくらいの割合で逮捕されてんの?
やったもん勝ちなのか?
めんどいから通報とかはしないけど、天誅が下ればいいなあとは思うわ。 今日中に続きはいけます
多分今週中には全部終わる…
>>712
省いたけど母子の鑑定もフィリピンでやった
んで母子はちゃんと親子でした
>>715
とくに違和感はなかったかな
元々フィリピン嬢は色白なのも関係してると思うけど
>>716
>>1000までにはほぼ確実に終わるはず
質問があればいつでもどうぞ
もちろん全部終わった後でも構わないけどね 10月
もう完全に秋と言っていいだろう
前回で完全に終了したかと思われたフィリピン嬢の件だが
実のところまだ完全に終わってはいなかった ブロック(skype)&着信拒否で一時は完全に連絡を絶つことに成功し
俺自身もう二度と関わることはないと考えていた
しかし10月の初めに1件のメールが届く
そう、フィリピン嬢からだった 何かの時にこちらのメールアドレスを教えており
それをあちらも今になって思い出したのだろう
内容は謝罪と復縁の懇願だった
そして俺はここから2つの致命的なミスをする メールが届いたことをきっかけに
あー子供は今何してるかなー、などと考えてしまう
子供に関しては結構未練が残っていたりいなかったり…
そして何を思ったか
止せばいいのに一瞬だけブロックを解除してしまった
これが1つ目のミス そしたら出るわ出るわ
別れの連絡をした日からその日に至るまで
毎日着信とメッセージが届いていた
ぶっちゃけ引いた
そこまで思われていて幸せ!とか微塵も思わない
どっちかというと怖い 「愛してる」
「許して」
「忘れられない」
「本当にごめんなさい」
「ヤるだけの関係でもいいから」
etc うわー…、と思いつつ再びブロック
もう二度と見ないようにしようと心に決める
しかしその数時間後にメールが届く
またフィリピン嬢からだ
一応中を見てみると
「さっきブロック解除してくれたよね?嬉しい!もう1回連絡を取らせてほしい」という内容 あちらにはブロックされて届いていなかったメッセージが
今になって届いたことがわかってしまったのだった(そりゃそうだ)
そこからあとは簡単
何で今になってメッセージが届いたんだろう?
↓
そうか、向こうが一旦ブロックを解除してくれたんだ!
↓
でもなんでこのタイミングで?
↓
あ、きっとメールを送ったからだ!
↓
ということはメールなら見てもらえるんだ!
そう推理するのは当然の流れだろう そこからは毎日メールが届いた
メールの場合、拒否設定にしてもゴミ箱直行になるだけで受信自体はしてしまう
本当は受信そのものを拒否することもできるのかもしれないがそのやり方を知らなかった
とはいえ今更メールが届いても何にもならない
基本的には読まずに放置していた しかしある日
フィリピンからまた懲りずにメールが来る
いつもなら読まずに放置するのだがこの時はそれができなかった
なぜなら不穏な文言が目に入ったからである 俺の使っているメールは受信リスト一覧には表題+本文の冒頭が表示される
そしてそこに「die」の文字を見つけてしまったのだ
慌ててメールを開くと
「もし私が死んだら貴方は幸せ?もしそうなら私はすぐにでも死ぬよ?」と書かれていた
完全にメンヘラモードである ここから俺は2つ目のミスを犯す
俺はこの時単なる戯言と放置するべきだった
マイケルの時のように「仮に死んでももう無関係」と冷たく考えるべきだった
しかしこの時俺は子供のことを考えてしまった
「もし本当にあいつが死んだら子供はどうなる?」
そう思ってしまった そして止せばいいのに返信してしまう
「久しぶり」「子供は元気?」
「本当の父親はわかった?」
そんなことを送った
普通に考えれば馬鹿な話だ
その子供は顔も知らない男の子供なのに そして少し時間が空いて返信が来た
「返信ありがとう、とても嬉しい!
子供は元気です。
友人に当時のことを聞いて回った結果父親は見つかりました。
でも彼は子供を育てることを拒否しました。
私はまだあなたのことを愛しています。
いつか許してくれることを願っています」
大体こんな内容 どこまで信じるべきかは別として
一応子供の本当の父親は見つかったようだ
でも認知したり育てるのは拒否
まぁそりゃそうだろう
あちらにしてみればちょっとつまみ喰いしてみた
くらいの感覚だろうよ ともかく俺は一度別れた相手と再度連絡を取るという愚行を犯す
その後はこれを書いている今日に至るまでほぼ毎日メールが届いている
その殆どを無視はしているものの
たまに看過できない内容だったりするのでそういう時は簡単に返信している たまに思わず笑ってしまう内容の時もある
10月の終わり頃に書かれていたメールにはこう書いてあった
「もう一度あなたに会いたい
私が飛行機代もホテル代も出すからフィリピンに来てほしい
あなたが望むなら私が仕事をして一生あなたを養ってもいい
あなたはずっと私と一緒にいてくれるだけでいい」 正直愛が重い
喜ぶべきかドン引きするべきか微妙なところ
もし会社が潰れたらヒモ生活するのもいいかなー
などと思いつつもそんな生活では絶対に幸せになれない確信がある
ウシジマくんルートっぽい未来が見える
尚このメールには返信していない 実は年明けに出張でフィリピンへ行く予定である
これについてはフィリピン嬢へは言っていないし言うつもりもない
偶然会うなどという運命の嫌がらせがないことを祈るばかりだ
今のところ俺の中では一生会うつもりはない
連絡も折を見て今度こそ完璧に絶つつもりだ
とはいえ予定通りいくかは完全に未定だ これでこのスレにおけるフィリピン嬢との話は全ておしまいとなる
そして次が実質的にラストエピソード
この長い長い話もいよいよ最終盤となる
先に言っておくと9月程の山場はもう無いよ! 少し短いのでラストの話の導入だけ書いておく
あんまり期待値を上げても仕方ないのだけど… 10月某日
俺と嫁の共通の知人から連絡がある
この知人は俺の数少ない友人の彼女であり
かなり前にダブルデートのような形でうちの嫁とも知り合っている
しかし友人が福岡に転勤になった際にそれに付いて行き
以来数年は会っていない
連絡が来たのも本当に久しぶりだった 最初は普通の世間話
お互いの近況報告やいつ東京に戻れるのかなど
そしてそれも一区切りついた頃にあちらが本題に入った
「嫁ちゃんとはまだ続いてるんだよね?」
「一応ね」
「言いにくいことなんだけどさ…」
「?」
「嫁 ち ゃ ん 浮 気 し て る か も」
(現時点で)今年最後のイベントの開幕だ 余談だけど>>743の辺りで
「今年の俺やばくね?スレでも建てようかな…」
と思い始めた 嫡出問題に比べたら冷え切った関係の嫁の浮気なんて大したことないだろう
とっとと離婚しろよ
1はところどころに甘さが見えるな
何で他の男の子供を心配してんだ
そんなんじゃ会社潰すぞ なるほどそうきたかーもういんじゃね離婚一択だろ
そもそも最初からダメダメなんだから くそみたいやな
そもそも子供拒否するようなやつやめときゃ良かったんや
意味ないやろ
アホらしすぎ 浮気してようがなかろうがこの嫁はいらん
現在別れる選択をしてることを願う 今の嫁は世間体以外のメリット無いよな
「あなただけ浮気を許容されて、わたしが許容されないのはおかしい!」
とか言ってきそう あーあ、ミスってんじゃん
>>10で「今の婚約者」とか言いつつ
>>391で結婚してんじゃん
創作なら創作で構わんからしっかり作り込めよ 短くてもとりあえず今日続きをやるか
まとめて明日の方がいいか…
前者かなぁ?
いずれにせよ週内に終わらせるのは確実
>>754
>>211を参照で
前も同じこと書かれていたけどやっぱわかりにくいよね
まさかこんなに長くなるとは自分でも思わなかった ここまで一気に読んだけどもう心がしんどすぎる
全部創作であってほしい >>756
とりあえず書いてくれ!
間が空くと離れる人もいそうだ >>762
でもこの場合1も悪い所がたくさんあるからなぁ…3人共普通に付き合ってればこんな悪いことは起こらないんじゃない? >>763
まぁ根本的にはそれよなぁ
てことでもう遅い時間だしお酒入ってるけど続きいきます
ほんと忘年会とかイラネ 「ごめん、どういうこと?」
嫁が浮気、と聞いても全然ピンと来ない
確かに最近は上手くいっているとは言い難い
でも状況的にそんな余裕はないはずだが… 話はこうだった
知人は極々たまーに嫁のインスタを見ていたとのこと(ちなみに俺は見たことない)
そこに最近見知らぬ男と一緒に写っている写真が投稿されるようになったらしい
それが1度や2度ではないので気になって連絡してきた、というわけだった 「写真見る?」
そう聞かれたが「自分で調べる」と伝えた
あまり厄介事に巻き込みたくなかった
そして何よりまず直接当人から話が聞きたかった 先月の件で無駄に耐性がついていたのか無駄に冷静だった
頭でどうこう考えて悩む前に迅速に当人に事実確認
悲しい慣れだと自分で思う
その場はお礼を言って知人との話を打ち切る
そしてすぐに嫁に連絡 「どうしたの?」
「いま家?姪ちゃんも一緒?」
「そうだよ」
「で、えーと単刀直入に聞くんだけどさ」
「なに?」
「…浮気してるかもって聞いたんだけど心当たりある?」 この時のことはよく覚えている(ついこの前だし)
自分から訊いておいて何だがその瞬間に後悔した
(しまった!直接会ってから話すべきだった!)
こういう話を電話でしても大概上手くいかないものだ そしてもうお忘れの方も多いと思うが俺は軽いコミュ障である
コミュ障(少なくとも俺)は電話が苦手だ
なぜなら相手の表情がわからないからである
相手の心情が読みにくいのでいつも不安なのだ
だからコミュ障の知り合いのいる方はその辺を気遣ってあげてほしい
閑話休題 ともかく俺は電話で話したことを猛烈に後悔した
こういった事に変に慣れたせいで頭は事務的に迅速に処理しようとするのだが
どうやら感情はそれに追いつけていないようだ
とはいえ口から吐いた言葉はもう戻せない
あとは相手の出方次第 「は?どういうこと?誰に聞いたの?」
普通に驚いている反応
そして先程聞いた件を伝える
なお誰に聞いたのかの部分は当然ぼかした 「あー…、うーん、それは…」
反応が鈍い
嫁が続ける
「まぁ1つだけ言わせてもらうけど浮気ではないよ」
言い切った
「でも正直信じてもらえないと思うんで会って話がしたい」
それはこちらもその方がいいとは思う
しかしこの反応はどう判断すればいいのか微妙なところだ とりあえず2日後に会って話すことになった
あちらの言い分をまとめると
「浮気ではないけどちょっと誤解される事情があるので釈明したい」
というような感じ
それに加えて
「絶対に誤解すると思うんで私のインスタは絶対見ないで」
と言われた さて、電話が終わって考える
クロかシロかの判断はつかないが
印象としてはシロっぽく感じた
でもだとすれば「誤解される事情」って何だ?
無理矢理言い寄られているとか?
それとも弱みを握られているとか?
だとすれば相談の1つもして欲しいものだ
そんな相談もされないようだとどっちみち夫婦の意味ってない気がする あとインスタ見るなというのも気になる
俺はインスタなんて触ったこともないので詳しくはわからないが
何らかの隠蔽工作でもする気なのだろうか?
でも後で知人に確認を取れば大概のことはわかりそうなものだし… 気になったので嫁のfacebookを見てみる事にした
「facebook見るなとは言われてないし!」と自分に言い訳した
ちなみに俺はfacebookもやっていない
それに油断して何か証拠になるものでもアップされてないかな、と期待した
離婚の危機なのに他人事のようになぜかワクワクしている俺 仕事関係のアカウントでログインして調べて見る
嫁のアカウントはすぐに見つかった
ただ残念ながら特に気になるものはなかった
というか全然更新されていなかった
左の方のステータスが「独身」になっていたことは少し凹んだ
あんまりアラ探しをして余計に揉めるのも面倒なのでその辺りで終了
後はもう直接話を聞くしかない もの凄く中途半端だけどここまでで
お酒が入ってると添削とかできないからだめだ
続きはまた明日 本当に無駄に冷静すぎ。お国差別をするわけではないけど東南は日本人に夢(お金)を見すぎる傾向があるように感じる。ご愁傷様だわ 公にされてるSNSで既婚者が浮気で燃え上がってぼろ出すとか、頭悪い人間の象徴のような・・・
続けるとしても跡取りの嫁として今後務まるのか心配・・・ >>1を超える波乱万丈な人がいっぱい出てくるな。
貴花田も5ちゃんでスレッド立ててくれないかな 豚女に刺された。
フィリピン嬢に騙されたかけた。
偽装結婚した。
それだけやん?大したことないと思うで。これぐらいで、聞いてくれー、て思う根性が気になる。そんなんで企業のトップ務まるのか >>785
あ〜そういうオチか。
報告者の代で家業を潰しそうだな。
選択を間違い後手後手になっているイメージ。
最初の婚約者とは弁護士を挟んで
さっくりとお別れすればいいものを
最初の選択から間違っている。
経営者に必要なのは決断力だよな… まだ婚姻期間が短めなんだから弁護士挟んで
財産分与を半分こしてさっくりとお別れすればいい。
今時離婚なんて有り触れている。
元親方と元アナウンサーも離婚したろ。 報告者は商才とかも決断力も判断力も
無さそうだから
素直に親の遺産で食ってゆくスタイルに
シフトした方がいいだろうな。
親が亡くなったら素直に会社を整理して遺産を身内と分ければいい。
クソ嫁は面倒なだけだから今の内に
さっくりと弁護士挟んで別れるべき。 >>775
そんなのは誤魔化す為に決まっているだろうに…w
実に都合のいい奴だな報告者はw 今年に入って2度も氏にそうになった俺(突発的な病気)と比べると修羅場でも何でも無さそうだが、
高等遊民(スーパーニート)生活を送れそうな報告者は羨ましいね。 主お疲れ様
変なのは気にするな
つ はちみつレモン まぁ1の立場的には結婚も家業の為と割りきって見合いでもするのが一番良かったんだろうね
情に流されやすそうだし一夫多妻が保てるだけの器量は無さそうだ それとは別の問題もある
姪の件だ
いい加減この別居状態を解消しなければならない
そうでなくば浮気とか関係なく離婚も視野に入る
だがそのためには姪の問題を解決しなければならない
俺としても可愛い姪であることに変わりはないので邪険にしたくはない 一応9月後半くらいから打開策が見えてきてはいた
打開策とはズバリ「保育園」
まぁよく考えてみたら至極当たり前でそのまんまの選択肢だ
なんでこんな当たり前の発想に至らなかったのかと恥じるばかり
言い訳をすれば俺も嫁もお互いの実家の人間も誰も保育園に通ったことがなかった
赤ん坊は四六時中自分たちで面倒を見る、という固定観念があったのだと思う 何にせよ保育園に入れれば義実家の方で一応姪の面倒は見れそうとのこと
そうすれば万事解決かなと思うのだが
その為の障害があるとすればやはり嫁
反対とまでは行かないが姪の保育園入りにやや難色を示している
もうお前姪と結婚しろよと言いたくなるが
これについては交渉の余地はあると踏んでいる
いずれにせよ2日後の話し合い次第だが… さて2日後
場所は嫁の家
姪は寝ている
不思議と「離婚するってことはなさそうだ」と考えていた
根拠は全くないのだが妙に気楽だった
長年の信頼があったのかそれとも投げやりだったのか
それは俺自身にもわからない 「先に謝っておくね」
まず嫁はそう言った
ということはやはり何かやましいことがあるのか…
とはいえ話を聞かなければ何も始まらない
「まずはその写真とやらを見せて欲しい」
弁明なんかを聞いて変に誤魔化されるより先にそれを確認したかった
「…わかった、ちょっと待って」
そういってスマホを操作し、画面を見せてきた(頑なに渡そうとはしない) そこにあったのは嫁と若い男のツーショット
男の見た目は20代前半
髪は短くて細身で中性的な今時の若者だった
あと日本人より韓国人っぽい印象を受けた 一緒にカフェにいる写真
部屋でくつろいでいる写真
手を繋いでいる写真
などなど
…え、これクロじゃね?
漆黒じゃね? これ離婚かなぁ
今年何度目の破局だよもう
あーもうめんどくせー
…とかなんとか考えていたようなそうでないよな
何かを言おうとしたがしかし、それは途中で遮られた
遮ったのは嫁からの衝撃の一言
「言っとくけどこれ女の子だからね?」 「………は?」
「ついでにいうとタイ人だよ」
「…………はい?」
「で、なんか私の事が好きみたいなんだよね」
「…………………」
「向こうは私のこと恋人だと言ってるしww」
今年何度目かもう忘れたが完全に思考が停止した あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『嫁が若い男と浮気していると思ったら相手は女でしかもタイ人だった』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが
俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
LGBTだとか百合だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… もう完全にポルナレフ状態
確かにパッと見て「中性的な感じ」とは思った
堂々と写真を見せてくることに違和感もあったし
実のところ写真をみた瞬間にその容姿に既視感があった ちょっと解説になるが
タイでは同性愛者や改造済みの人が大勢いることはご存じだと思う
ややこしいものだと「女から男になった人」だけが好きな「男から女になった人」とかもいる
俺自身仕事でタイへ行くことも多いのでそういう人は結構見てきている
で、女でありながら女が好きで見た目も男っぽくしている人々を「トムボーイ」と呼ぶ(原則として未改造)
ggると写真が色々と出てくると思うがもうまさに見た目がソレだった その後詳しい話を聞く
相手の年齢は23歳
某W大学に留学中
知り合ったのは彼(女)のアルバイト先
慣れない日本の生活に対して色々アドバイスをしていたら懐かれて
そして惚れられたらしい 「いや、お前一応既婚者じゃん…相手はそれ知ってるの?」
当然そこを確認する
「ちゃんと話したけどそれでも寂しいから一緒にいたいだって」
うーん…そうは言っても…
「で、お前はどう思ってるの?」
「いやまぁ懐いてくれてるし可愛いとは思ってるよ」
「ぶっちゃけ何かした?てかどこまでした?」
「ほっぺにチューはされちゃったwwww」
もうこの辺から俺も馬鹿らしくなってきた 果たしてこれは浮気と言うのだろうか
仮に相手が男だったらアウト案件だと思う
好意を持たれていると知っていながら夫に内緒で会って
しかもほっぺにチューと来た
だが相手は女だ
そして嫁自身には恋愛感情はないとのこと
うーーーーーん、セーフかアウトか… 俺の出した結論は………………………セーフ!!
「なら別にいいけどちゃんと言えよ…」
「いや完全に友達の延長の感覚だったわ、ごめんね」
「で、今後はどうすんの?」
「これまで通りのつもりだけど何か問題あるの?」 問題はあるようなないような…
一応同性の相手だし交友関係にまで口を挟みたくはない
でも向こうには好意があるわけで…
しかも一歩的にだが恋人だと思われているわけで…
少し悩んだがもう投げやり気味な俺
「まぁいいけど誤解されるから写真をアップしたりはすんな」
それだけは伝えた この俺の結論は世間的にはどうなんだろうか
多数派?少数派?
無理矢理にでも引き剥がすべきだったのか…
同性ならセーフ?でももし体の関係があったらアウト?
線引きがよくわからない 年初の時点では俺、婚約者(現嫁)、フィリピン嬢、マイケルの関係だった
それが今では俺、嫁、嫁の彼女?に変化した
これは因果応報というやつなのだろう 今晩はここまで
これでほぼ主な内容は終了
あとは消化試合みたいなもんなのでどうでもよい話になるかな
恐らくあと2回程で終われると思う 嫁の相手は同性愛者なんで同性だからセーフてのは違うでしょ なんか尻すぼみやな
せめて嫁と別れるとか捕まるとか死ぬとかないと波乱万丈ではない
まぁなかなか楽しめたけど、引っ張った割には…といった感じ。こんなんナラティブやしもっと悲惨なやつはたくさんいると思うで 物語の常道としては当然最後を一番盛り上げるべきなんだろうけど
こればっかりはどうしようもないからなぁw
実際の出来事を時系列順に書いてるだけなもんで
何にせよ今週中には終わります
次スレ行かなそうでよかったよかった いっきに読んだが、途中から良くわからなくなってきた。
スピード読しすぎたか、、。
今の浮気疑惑の嫁ってフィリピン嫁の事だよな? 男みたいな見た目の外人女と出会い仲良くなるっていうのは
滅多にない事ではあるよな。
変なコミュニケーション能力のある嫁だな。
レズの集まる出会いの場で会って仲良くなったと邪推するなあ…
嫁は元々バイセクシャルのレズ寄りとかなんじゃないの?
だから子供は要らないとか主張するのでは?
結婚したがる割には子供は要らないとかは偽装結婚の可能性も。 この件自体はセーフかもしれないが
この女はこの先も様々な問題を起こすぞ
断言する
悪いことは言わん今のうちに切れ
経営者ならメリットとデメリットを見極めろ 訳あり系の人は次々と条件を追加してきて、相手に優位に立とうとするんだよね。
気がついた時には報告者が有責で慰謝料とか共有財産とかもがっぽりとかも取られて離婚されそうだよなあ…w
有責理由は報告者の浮気になるんだろうけどなw オナベとレズ不倫する報告者の妻っていう話は前にネットで見たなあ〜
その報告者は結局離婚されてしまったがw
そもそもが妻の偽装結婚だったらしいが… おいつた。
すげーな1。スレタイ通りめちゃ波乱万丈やん。
ちなみにどっちにしろその嫁はやめといた方がいいとお思うわ。
あとあとすごい大きな問題起こすと思う。 すっきりしないが現実はこんなもんなんだろねw
跡継ぎの事を考えるなら離婚一択だとは思うけどな
姪っ子を養子にして跡継ぎルートは血の繋がりも無いしありえないんだろ? もし悩んでるなら簡単なことじゃないかもしれないけど、一旦関係性をきれいにしたらどうかな?
俺は跡継ぎでも何でもないし、世間体とかそんなのを大きく背負う立場ではないけど
逆に「跡継ぎだから」ってのに縛られてると思うよ
たまたま本妻、愛人を認められただけで、それが本来>>1の幸せとは思わんよ
嫁が思ってることも若いからどうとかこうとかでしょ
子供作りたくないのも御託を並べてるだけで本当は他に想い人がいて
>>1と同じように家柄的に無理で妥協してるんじゃないかなって思う
ゲスパーごめんだけど、自分が幸せになる道を考えてほしい ごめん、わかりにくい部分があった
「嫁が思ってることも若いからどうとかこうとかでしょ」ってのは
そのうち嫁が年齢を重ねたらやれ自分の子供ほしいだのあーだ言ってくると思うよ
若いからそこまで到達してないっていうか、もしくは>>830でいったことかもしれないと思う
続き待ってるよ 更にゲスパーする
嫁はレズっていうか女が好き
だから妹が好きだったのにその妹は男と子供を作った=嫌悪
姪っ子は女だから好き=かわいい
タイ人は実のところ女だから好き 嫌悪感なし
いくら子供がほしくなくても自分の好きな人が異性と交わって子供つくるとか嫌だよ
子供がほしくなくても話し合って少し待ってもらうか、
相手が待てないって言ったとしても何らか細工して、外で子供作るのはおkなんて言わないよ
最悪、本当に自分の子供は作りたくないなら(言い方悪くてごめん)誰かとの試験管ベイビーを願うと思う
連投ごめんなさい 俺なら嫁の寝込みにイタズラして様子見て生中出しするんだが >>831
横からだけどこの間ビップラで子供は絶対産まないって約束で結婚したのに旦那がやっぱり子供が欲しいって言い出したから離婚するかもってスレを見たぞ
旦那は小梨でいいと言いつつ密かに心変わりを期待してたらしいんだけど当の嫁は本当に子供が嫌で議論平行線でどうにもならなくて…って話
旦那は好きなのにこのままじゃ心壊れそうみたいなかなり重い話だったよ
そういうパターンもあるからどうせ心変わりするだろみたいな甘い見積りは止めた方がいいと思う そもそも政略結婚的なものなのに
ハナから計画小梨とかはあり得ないよな…
跡継ぎを産めない嫁に用は無いはずなんだが… 他人事なので話は楽しいが未来の?社長夫人、ファーストレディとして学ぶ時期ならそんな暇無いのではないのか
夫婦共に異常事態 では最後
事後処理というかエピローグみたいなもんなので見どころは特に無いかも
でもようやく終わると思うと感慨深い
質問などはその後かな さて、嫁の脳内お花畑状態はさておき
この件は俺にとってのメリットもあった
俺はこれで嫁に対して1つの強みを手に入れた
以前も書いたが今までの俺は嫁に対してやはり多少なり後ろめたさを持っていた
しかし幸か不幸かその原因はもう存在しない
逆に嫁は弱みを抱えた
これを利用しない手はない …と言えばなんか駆け引きっぽくなるが
実際のところはそこまで打算的な考えがあったわけではない
長々と揉めていた件についてこれを機にいい加減決着をつけたい
それだけだった てかもう色々ありすぎてやや捨て鉢だった
この時は
「何がどうなろうと知ったこっちゃないからさっさと全部終わらせる!」
みたいな感じ 「でさ、その件はいいとしていい加減今後のことを決めたい」
俺にとってはタイ人の同性愛者のことより重要な事がある
ここから先は俺の一転攻勢
多分10分以上話し続けたと思う
それを文章にするのはさすがに無理がある
なので以下ざっくりとした内容 ・来年の社の新年会で嫁を紹介したい
・そこから先は少しずつ立場(次期社長夫人)に沿うように動いてもらう
・専業でも働きに出ても習い事とかしても構わないが週に1度は会社に顔を出せ
・年内には同居をする
・姪は保育園が見つかり次第そちらへ義実家から通う
・金銭的な面も含めて必要があればサポートはする
・タイ人の彼女?とやらのことはこちらや会社に影響しない限りは関知しない
・子供の件は無理強いはしないが前向きに検討してほしい
・もしどうしても考えが変わらないならやはり何らかの手段は取らざるをえない
・これが呑めないならもうお前のことは知らん
実質俺からの最後通告である そして以下嫁の返答のまとめ
・紹介してもらえるのは嬉しい
・何をすればいいかはまだわからないけど頑張る
・とりあえず専業で様子を見てそこから考える
・同居は問題ない
・姪は両親や妹の状況を見て判断させてほしい
・金銭的には問題ないけど…
・例のタイ人は友人としか思ってないから気にしないでいい
・子供については今はまだ考えは変わらない
・他で子供を作るのはできれば止めて欲しいけど仕方ない
・離婚だけは勘弁してほしい
こんな感じ やはり引っかかるのは姪の件の模様
保育園に預けるのはいいとしても義実家に戻すのは抵抗があるとのこと
義妹は以前よりは外に出るようになったがまだ荒れ気味
そして義父との関係も改善されていないようだ
姪からすれば母親と祖父が争っている状態
そんなところで姪を生活させたくない気持ちはわからなくはない
わからなくもないのだが… それだといつになっても先に進めない
別に姪を見捨てろとは俺も言わない
姪が路頭に迷うくらいなら当然引き取る
でも実際には義両親も健在で経済的にも問題は無い
なら自分達の将来のことを考えたいというのは自分勝手なのだろうか 相も変わらずそこで相容れないというかなんというか
互いの事情は理解していて可能な限り歩み寄りもしている
でも最後の最後、僅かな歪を埋められない感じ
この感じをもうずっと続けている
しかしいい加減乗り越えなくてはならない ここで以前から疑問に思っていたことを訊ねる
「お前さ、なんで俺と結婚したの?」
シンプルで根本的な話だがなんとなくそれがずっと疑問だった
「? どういうこと?」
本気で「急に何言っちゃってんのコイツ?」みたいな顔をされた 「いやだってお前と話していても、俺と一緒にいたいとか本気で結婚したいって感じがしないんだよね」
正直ずっとそう感じていた
子供はいらない、姪の面倒をみたい、夜の生活は拒否
挙句の果てには彼女?とか作っちゃう
かといって金や物を要求するわけでもない
他に女を作られようと離婚だけは断固拒否
嫁の真意が読めなかった 「それはだって好きだからに決まってるでしょ…」
ちょっと泣きそうになりながらそう言った
好きだから、というのはわかる
わかるがなら尚の事理解し難い
「じゃあなんで俺との結婚生活について積極的に考えないの?」
まぁ要するに俺がずっと苛立っていたのはそこだった 「そんなことはないけど…」
と否定する
そんなことあるだろうが!
…と言いたかったがその前に嫁が続ける
「でも私にとって一番大事なのはやっぱり家族だから…」 衝撃的な一言だった
目から鱗というか胸のつかえが取れた感じ
瞬間的にあぁなるほどと納得がいった
俺にとってはあまり喜ばしい言葉ではないのだろうが
これまでずっと解けなかった問題の解がようやく導き出せたような気持ち 俺にとっては基本的には嫁が一番大事だった
色々と複雑な関係を形成したがそこはほぼ変わらなかった
そもそも結婚すれば夫婦は何よりもお互いの事を第一に考える
それが当たり前だと思っていた
いや、正確には当たり前すぎて思いもしなかった しかし嫁は違った
嫁の優先順位は義実家>俺だった
そりゃあ噛み合わないはずだ
嫁からすれば結婚生活よりも姪の件などを優先するのは当たり前
俺との結婚生活については義実家が落ち着いてから
そう考えるのは自然なこと そもそもスタート地点における価値観が違ったのだ
当然噛み合うはずもない
ボタンの掛け違いなんてレベルではない
「猿の支配する星に来たと思ったら地球だったでござるwww」
並のどんでん返しを食らった気分 しかしじゃあそれに対して腹が立ったかというとそうでもない
あぁそうだったのかと自然と納得できた
嫁の中で俺は2番手3番手、それならそれでいい
それを知れたことが大きかったし嬉しかった
それさえわかればそれを前提に先に進める ここは人によるのかもしれない
「そんな嫁なら離婚するべき」という人もいるだろう
俺もその選択肢は一応考えた
ただ俺の中での結論は「そんなことは些事」
まぁそれならそれで別にいいんじゃん?って感じであった 俺にとって大事なことは
2人の間にずっとあるなんだかわからない溝の正体を知ること
それさえわかれば後はどうとでもなる
そしてそれがわかった
ならば良し
そんな感じ 正直俺も嫁が最優先とは思いつつも
仮に会社を取るか嫁を取るかと言われれば迷わず会社を取ると思う
最も大切な人は嫁だが最優先事項は会社・仕事
会社に対する思いは責任感なので結婚相手や家族へ向ける感情とはベクトルは違う
だがそういう意味では嫁と同じなのかもしれない いずれにせよずっとモヤモヤしていたものがこれで消えた
思わず笑ってしまう
結構長い付き合いだったにも関わらず今になってようやく解り合えた感 これはあくまで俺の予想だが
嫁が子供を欲しがらない理由の根本的な部分には
自分の中の優先順位が変わることへの恐怖感や抵抗感があるのではないか
今はなんとなくそう思っている その日それ以降の俺は超ご機嫌だった(嫁談)
普段家で酒なんて飲まないのに
貰い物のクソ高い酒とか開けちゃうくらい 先に挙げた今後の条件というか要望も概ね双方納得ができた
姪に関しては「義実家で暮らして何らかの不都合が生じた場合はこちらで預かる」という事で決着
年内には同居を始めるということで全て収まった
こうして10月、及び今年の俺の一連の出来事はようやく全て決着を見た そして11月
某日俺は30歳を迎えた
これで名実ともにおっさんだなぁ、と痛感
微塵も嬉しくはなかったがこれも1つの人生の記念
何かをしておこうと思った 嫁にはこの前の週末に先に祝ってもらったし
他に祝ってくれる友人もいない
かといって仕事の後1人で飲みに行くのも面倒だ
でもこのままだと仕事して帰ってゲームして終わってしまう
そこでなぜだかこう考えた
「びっぷらにスレでも立てよっと」
おしまい 以上、想像の4倍くらい長くなったけどお付き合いありがとうございました
面白いとかつまらないとか長いとか色々あると思うけど俺自身は書ききれて満足
心残りがあるとすれば後半は忙しくて文章が雑になったことくらいか
前半に比べて読みにくいとは思うけどそこは勘弁してほしい このスレがあるうちは質問なんかにはボチボチ答えようと思います 乙でした
こちらもやっと嫁さんのキャラがクリアになったよ
そら自分にとって一番大事なものが夫以外の、他にあるんなら
余所で子供作られても自分のアイデンティティはそこまで揺るがないわなぁ
ある意味、経営者の妻向きかもよ? >>868
ありがとう
そういうことかもね
余談だけど嫁的な順位は
姪>両親>俺>妹>>超えられない壁>>例の彼女
だそう フィリピンはその後どーなってるの
危ないと思う内容にいちいち返事してたら終わりがないよ >>870
少なくとも今月は1度も返信してない
もう会うつもりはないからこっから完全にフェードアウトかな
連絡は毎日来るけどね >>872
芸能人全然わからないけど
俺の知る限りで一番近いのは米倉涼子 米倉大好笑
乙でした!読みやすかったし面白かったよー! 嫁は九州人か?
俺が生まれ育った土地には口に出す人はいないが
「九州の嫁は貰うな」という不文律がある さっさと離婚して夫婦生活を大事にして子供も欲しがる人を探さない理由は? ここまで付き合って来たけど嫁が1と結婚した理由よりも
1が嫁と結婚した理由がどうやってもわからない
条件まで付けて結婚したんだから余程好きなんだろうけど
逆に言うと恋愛感情だけだよね
それで今でも嫁のこと好きなの? 夫婦は第1が妻、夫になるのが1番だけど
子供ができるとそちらが第1になることが多い
嫁さん的には、子供が増えることにより家族もそうだけど>>1の優先度も下がってしまう点も気になってたのかもね。只でさえ家族優先なのに。
俺なら義家族優先とか考えられないけど、そこを理解してくれるだろう>>1だから嫁さんも好きになったのかもしれないね。なかなか、割り切れる人いないと思うよ。
あと子供ほしいなら、俺だったら義家族ともっと良好な関係性を築いて、義家族から子供作ったらみたいな流れをつくるかもしれんな。まぁ楽しかったわ、おつかれさん >>875
妹に期待するか
また同じ轍を踏むか…
おいおい考えるかな
>>876
嫁自身は東京
でもあちらの母親はそういや九州だったかな >>877>>878
ここには印象的な出来事しか書いてないから
このスレだけの情報だとなぜ結婚したのかor離婚しないのかと思うのも当然だよね
実際は普段はうまくやってるよ
まぁもうちょい深いとこまで書くと
単純に好きってのも勿論だけど
>>13の通り結婚したくないけどしないといけない立場があって
この機を逃すと以降はロクな出会いがなさそうってのもあるなぁ
何度も書くけど俺コミュ障なんよ
>>879
俺だってできれば1番になりたいけどね
子供の件はしばらく様子見かな ウチのお袋は姉二人に嫁に行くなら親を殺しても良いと思う相手としなさいと言っていたそうな… >>880
妹は移植が必要な位の病気なんでそ?
今後出産が許されるかもわからんと思うから期待はしない方がいいと思うけどな
悪いのが腎臓なら尚更だよ、妊娠中って腎臓にすごい負担がかかるから >>880
母親の影響まともに受けたな
>>881
消去法で結婚したら上手くいくわけないわな 結婚相手とは子供作らず他で作るなんて歪んだことすると問題しか発生しないよ
子供産んでくれる人と結婚して嫁を愛人として囲うほうがまだ歪んでないと思うわ
ここまでの話読んだ感想としては、どれもリスクとして予想できることばっかなのに最初から「始めない」って選択は出来ん人なんかねってことかな
これからも迂闊に始めてトラブルに巻き込まれるって事繰り返して生きていきそう 色んな夫婦の形があるんだなーと感じました。よめが子供作る派だったらイッチはいい旦那なんだろうなー!イケメン高収入浮気に寛容 全ての原因は歪な結婚(婚約)したせいなんだよな
だから自業自得と言える まあフィリピンに住んでる現地の女とやって子供できたってのを後継者にしようと考えるのもなんだかねー 波乱万丈というか女関係が忙しかった1年
程度じゃね お誕生日記念にスレたてとかお前らっぽくて良いけど、この程度の話しで記念スレたてする1の根性は痛いかな。書き込みお疲れ様でした。会社潰さないように社長業に邁進してください。 時間立ちすぎて、よく分からなくなったから最初から読みかえすわ もしかして、マイケルが逮捕されたのがフェイクかな?
であれば特定してしまったかも?
ゲーム仲間だからもしかしたらなぁと思ったけど、色々おかしなところを削ぎ取ったら、見えてきた
確かに「美少年と野獣」カップルやなw
マイケルはMさんのことやろ? 面白く読ませてもらったからそれでいいよ
毎日スレのぞいて書き込んでるかみてたし こいつ面白いな。
創作でもいいから何か作品作って欲しいわ これが小説なら楽しく読了したと言える
妹、義妹、姪の生命に関わる問題に直面してる状況がプラスに向かうことを願うばかり
母子の絆を強くすれば子の良い発育を教化してくれる
こればかりは母親に責任はない事を本人も周りも理解しているの?
よく調べて理解してサポートして精神衛生上よくなるといいな
家庭は一番小さな社会であり会社と似てる
ちゃんと機能しなければ傾く 特定についてはノーコメント
否定はしておくけど証明できないし
>>897>>898
俺に創作の才能はないことが今回良く分かった
多少のフェイクを入れるのにもかなーり悩んだわ
0から話を創る人は本当にすげー
でも楽しんでくれた人がいるなら何より
個人的には前半くらいちゃんとした文章で書ききりたかったなぁ
後半は見返すと読みにくいったらないわ >>899
ありがとう
義妹については周りの人間でなんとかサポートはしてる
結局精神面のケアが必要だから難しいけど…
まだ20歳だから仕方ないとも言えるし
ここからでも十分立て直せるとも言える 他人事だから面白く読めた
全ていい方向に行くといいね >>902
嫁が『自分の家族が一番に考えてる』ってのは良くわかるわ。前妻がそうだった。
俺の場合は、俺(夫)は家族じゃないのかよw って感じたな。
26歳の時に離婚した。 >>905
九州人は血が繋がってないと家族じゃないから
お気の毒でした 九州人を十把一絡げにしないでw
確かに私はマザコンだが
てか、血のつながりがというなら、夫婦は?
結局赤の他人同士から始まるんだよ >>903>>904
ありがとう
そう言ってもらえると嬉しい
>>905
俺は全く思うところがなかったと言えば嘘になるけど
今のところは受け入れられてる
でもやっぱり多数派ではないのかな そういえば知り合いで結婚後嫁の実家の側に家を買わされて敷地内同居状態になった奴がいるわ
嫁さんは一応家業手伝いみたいな事になってるらしく実家に入り浸りだとか
そいつの実家は隣県だけどそっちには盆暮れ正月に1泊位ずつしか行ってくれないって言ってた
ちなみに嫁さんの意向で小梨
話を聞く限りだけど嫁さんは未だに(つかもう40近い)親離れ出来てない印象で自分の家族第一主義で1の嫁さんに非常に近しいものを感じるw >>907
僕の相手は千葉人だったよw
子供がいなかったのがせめてもの救いだった
そもそも僕自身、子どもを欲しいと思ってたけど相手と温度差?を感じてたから…
その温度差はスレ主の感じてた事と同じなのかも
と思ってこのスレ見てた 田舎者ほど血にこだわるからな
大した血でもあるまいにw >>913
やってると言えばやってるけどそんな頻繁に売買してないな >>915
銀行さんからの紹介でお付き合い半分でそういうのもやってるし
あとはベンチャー株を何千万分かは持ってるな
これも知り合いの投資家じじいからの紹介だけど 詳細省かれてるのを掘り返して聞くけど、婚約者と付き合った経緯教えて欲しい >>917
やべぇ大事なとこ省いたままだった
出会ったのはタイ・バンコク
俺は仕事、向こうは語学留学中
現地で出会って情報交換とか色々してるうちに惚れたというか惚れられたというか
これ書かないと嫁とのタイ人彼女?の繋がりが見えにくいよね
>>807前後に挟む予定が忘れてた
ごめんなさい 22歳の若造?だけどこのスレ読んで社会というものを思い知った気がする。読んだだけでこっちまで恐ろしくなるほどリアルだったし、当事者である1の辛さはそれ以上だったんだろうな。 >>919
社会というか人間の底知れなさかなぁ
凡人が他人を推し量ることのおこがましさを感じたね
まぁ自業自得であることは理解しているので辛さというか
年間通して苦笑しかしてなかった感じ
ともあれこんな長文を読んでくれてありがとう つか、結婚が創作じゃね?
フィリピン嬢と結婚したけど別れたって話だったらスッキリする スレタイに惹かれて読ませてもらっていたよ
うちも去年から今年にかけて結構大変だったからなんだが、そのうち更新が待ち遠しくなっていた。ありがとう、面白かった
うちは去年おじと父が死んで自分にがんが見つかった
今年手術入院、別のおじが死んで弟の離婚調停が始まるところ うーん
どっちかっていうと
波乱万丈と言うより
銀河万丈が最後にナレーションやって
纏めれば良さそうな終わり方だったな ぶっちゃけ1年でコンパクトにまとまっただけ幸せ。
各々の案件が長期化してドロドロするし、
円満かどうかは別として、解決しないのが常。 まだスレあったか
>>922
生死に関わる話が多いな…
さすがにネタにはし辛いか
>>923
まず銀河万丈を知らなかったのでggって来た
多分どっかで声聞いてるだろうな
>>924
それは本当にそう思う
まぁまだ臓器移植の件とか義妹の件とかはあるけど >>925
うーん、嫁の彼女のタイ人とこの前直接会ったくらいかな >>928
アドバイスって何のアドバイスだろう?
彼女の作り方って事なら俺から言えることはそんなに多くはないけど
自分の経験から言えることは
「自分を知ってもらおうとする努力と相手を知ろうとする努力」を怠らない事かな >>930
お金ってある程度あれば後は基本的には増えていくものなんだけど
0からだとやっぱ時間はかかるね
最低5年〜10年スパンで考えられるなら色々と方法はある
銀行に相談してみると良いかも レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。