>>471
心療内科は、正直何をしたいのかよくわからないところが多いイメージ。

だけど総合診療科は、精神科的にはすごく親近感が湧くんだよね。
もちろん地域によってもカラーは違うのだろうけど・・・
精神科と総合診療科って結局やってることは限りなく近いじゃないかと思う。

ところで、直近で私の担当した新患さん4名の主訴はそれぞれ、
1.「めまい」 2.「不眠」 3.「腰痛」 4.「飯を食わない(98歳)」。

こんなもん、もはや精神科でも何でもねぇ。
ってか、2以外はなんで精神科来たよっていいたくなるレベルよ。
結局、使ってるのは精神科の知識じゃなくて、プライマリ・ケアの知識だからね。
これ、すべて総合診療科に投げられてても違和感ないと思うんだよね。

そういう意味で、医者の中の『何でも屋さん』("ゴミ捨て場"とも言う)のうち、
身体に軸足置いてるのが総診で、精神に軸足置いてるのが精神科なんじゃないかなーと。
実際、総診ある病院で勤めてたときは、一番お世話になっていた他の科が総診だったなぁ。

基本的に総診の人たちは、診断がつけられないからと言って投げ捨てることしないで、
どんな患者でも何だかんだ最後まで付き合おうって姿勢を持ってるから、そういう意味でも
精神科的な感覚に近いので親近感が持てる。