自動車開発してるけど質問ある?
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>>333
マツダさんは挑戦的なエンジン技術を沢山出していて尊敬しますね。
spcciはなるほどなぁ、と思いました。
ガソリンエンジンの自着火点火は本当に課題が多くて、大きなメリットがあるため実用化したいのですが世界中が苦戦しています。
そんな中の素晴らしいアイテムだと思ってますよ。 以前、車内LANで CAN とか CAN-BUS って聞いたんですが最近もありますか?
呼び名変わったりしてます? >>339
バスに実用化されたことがあるって話を聞いた事がありますね。
あれ、新人でいろいろ勉強してた頃に自家用車に載っけたときの嬉しさを計算したことがありますよ。
どれだけのイナーシャのものを何回転までどれだけの効率で回生できるかにもよりますが、妄想的な計算をすると凄い効果が試算できましたねぇ。 >>341
ありますよ。
車が電子制御化されてコンピューター間が通信するようになってからずーっとCANです。
ただ、通信量を増やすために多少の変更はされたりはしますね。 1です。
皆さん、長いこと書き込んでくれて嬉しいですね。 >>343
基本的には有線ですかね?もう無線化してますか?
実は路車間通信/車車間通信にも興味あります >>345
車の中は有線ですね。
当然、車の外とは無線です。
通信方式はいろいろですね。 スバルフォレスターターボのリヤデブにLSD組んだんだが、ブーストかかってパワーが出ると一瞬その時ジャダーが出る。
この現象はデフォですか? >>349
よくあるみたいですが、デフォではないです。
後付けですか?
部品の選定かオイルの選定とかかなぁ? >>350
ありがとうございます。
クスコのハイブリッドLSDです。
オイルはクスコLSDオイル使ってます。
そーすると、CVTミッションでしょうか? >>351
オイルはミッションは入れない方がよいと聞きますね。
>>352
個人的には慣らし運転はやった方がいいと思いますね。 2020年以降の新車にはオートライト義務化になるらしいけど
夜間にスモールはできる? イッチ、暑い日が続きますねえ。やっぱり暑いと車への影響のの方に
思考がいきますか?気温上昇が最近顕著ですが高温多湿はバッテリー
CP機器の負荷になりますよね。 それと最近お仕事忙しそうですが御自愛ください。
ご家族とプールでも行かれてはいかがですか? >>354
灯火は詳しくないですが、ユーザーの使い勝手を悪くする事はないのではないでしょうか。 >>355
お気遣いありがとうございます…忙しいというか、旅行に行っておりました。
暑いとやはり自分が担当した車のバッテリーの劣化は気になりますね。
所有している車では、内装の樹脂類の劣化と、塗装が気になります。 >>357
おそらく無灯火を撲滅させるための施策だから、この際ユーザーの使い勝手については関係ないかと…
車メーカーの意向じゃなくて法的に義務付けされるらしいから
夜間はスモールライトのみの点灯はやっぱり無理になるのかな? >>359
ありがとうございます。
法規調べました。
基本的に走行中は点灯解除できないようですね。 新型ジムニー人気のようですね。ランクルの劣化版かなと思ったら
評判いいみたいですし。
アメリカのハマーに少し似てるなとは思いましたがアメリカでは大排気量
日本では軽自動車って所がお国柄でしょうかね。 >>361
華金です。
ジムニーは初代から工業製品として好きなであり、尊敬する車ですね。
日本人が軽を好むのはなぜでしょうね。そもそも軽という規格があるのが日本固有ですが、それ以上に安全なインフラがあるからだとも思います。 昔と比べて工業製品の精度が上がっているとは言われるけど、具体的にどのくらい精度が上がっているの?
公差の範囲が狭くなってたり、公差自体は変わらなくても実際に出来た製品のばらつきは少なくなってたりする? >>363
分かりやすいとこで言うと、半導体プロセスですね。
回路のパターン幅ですが、
90年代は1マイクロ程度だったものが、今は20〜30ナノまで来てると思います。 >>363
CADが良くなったというのがある。
CADでトータルの図面を見れる環境があるから、組み立ててから
ちょっと足りないとかそういうのがなくなった。
判りやすいのはエアコン。エアコンの出力や熱交換の効率が良く
なったというのはもちろんある。けど、それ以上に、室内のレイアウト
を車体設計しながらできるようになり、それで空気の流れを予め
計算して提案できるようになった。これもCADの成果だけど、流体
シミュレーションを厳密にできるようになったというのもある。
それでエンジン内のオイルや冷却液の循環も良くなっているし。
工業製品としての精度を言うなら、一部品の精度もあるけど、基本
トータルパッケージとして良くなったというのがあるからね。
90年代初めにベースが作られたクラウンコンフォートも、時期時期
で新しい設計手法にコンバートされて改良されてきた。 >>364
それは半導体の製品のこと?
自動車でも同じなのかな? >>365
CADというのは開発手法の話だと思ったけど、製造現場でも活用されているってこと? >>367
そう。
デザイン→要件設計→外形図から始まってオリジナルの部品は全て3DCADで一旦設計される。
最初に自動車の要件とカタチが決まったら、次は部品個別の設計。その際に内蔵される一般部品
も合わせたシミュレーションもしないと組み合わせたときに問題が発生する。
そして、ドアやミラー、ピラー、フレーム、エンジン等個別に設計に入るわけだけど、そのときに製造
に適さない形にすると、いきなり数十倍にコストが跳ね上がる。
なので個別の製造可能な部品の図面を作ったらまた集めて組み合わせて問題検証。問題がなければ
そのまま製造設計にまわし、今度は金型を設計することになる。金型ができたらテストショット、それを
集めて試作品を作り(これもコンピュータ上でやることもある)、問題なければ量産に回す。
この流れには逆もあって、概要設計で問題あればデザイン差戻になったりする場合もある。
自動車ってのは一部のプレミア以外、製造とべったりで製造要件が満たされない自動車は売れないし
儲けも出ないし、保守もできないでろくでもないことになる。いまだ自社工場で関連部品まで場合によって
は手で溶接してるフェラーリやカウンタックなんかも、事前の設計にかなり金を掛ける。製造に対しても、
3Dの図面がないとどんな職人でも歯が立たない。 ちなみにこのあたりは俺の駄文ではなく、プロダクトライフサイクルというキーワードで
ネット検索し、それでもろくな資料はないと思うけどキーワードを追ってみるといい。
それで興味あったら一冊でも本を読んでみるといい。 >>368
それはCADを用いて開発される製品が製造現場に合うかどうかを判定するのに使われてるってことかな?
製品を実際に工場で製造する段階でCADが使われてるってわけではないよね >>370
そう先走って想うなら、実際に学んだ方が早い。
金型の製造でも、テストショットの検証でも、最終チェックにも同じところから派生したデータが使われてるよ。
ライン組んだあとはたまに使われるくらい。 >>366
自動車にも半導体製品が使われているので、分かりやすい半導体製品を例にしました。 >>365
まったくその通りですね。やはり、餅は餅屋で制御設計の自分が説明するより重みがありますね。
ちな、試作車のCAD部品配置の検討ミスの煽りをくらってしばらく対策に追われてます。泣 どんな車を作りたくて、今の会社に行かれたのですか?
単に生活のため? >>371
開発した時のデータを最大限有効活用してるってことなのかな?
門外漢の自分には難しい内容だったけど
答えてくれてサンクス
>>372
つまり格段に進歩してるってことみたいね 昔と比べてライトの球が切れてる車をよく見かけるような気がするんだけど
業界全体的に供給元が代わったとか安い作りになったとかある? >>374
制御観点で車両運動の向上に貢献したいと考えてましたね。 >>376
あれは、、、、コストダウンなんでしょうね。
接触不良だと思ってます。 >>378
スズキのクルマ、特にテールランプが片側点灯していないのが結構見うけられる。 スズキのハーテクトって凄いんですか?
真似できるなら他社も真似すればいいと思うのですが >>380
特定メーカーの内容はコメント控えます。すみません。 >>383
車体構造の技術は詳しくないですので、難しさは分かりません。
ただ、ああうい設計はCADによる衝突変形解析が精度よく出来るようになった結果です。
そういうバックグラウンドにある技術ももちろん日進月歩なのです。 >>386
なるほどーここでもCADが
色んなところで使われてるんですね
数十年前とは開発手法というか環境が全く違うのですね
昔の人が見たらどう思うんだろうか >>387
開発手法は大分変わっていると思いますね。
自分は入社12年目の係長クラスなので、大昔の事は聞いた話しか分かりませんが、制御開発という面では、
10年間で、モデルベース開発が進んだ。機能安全やASPICE等の開発プロセスが整備された。
20年間で、PCが普及しシミュレーションに基づいた設計が増えた。プレゼンテーションソフトの普及によりレビュー効率が向上。
30年間で、機械式制御→アナログ制御→デジタル制御へと変化。
くらいが思いつきますね。 >>389
はえー
ちなみに今後は何が変わるんですか? >>390
先の事は分かりませんが、最近は人工知能を開発に取り入れている事例は多いのではないでしょうか。 製造の効率化
→図面共有は定着してるが、生産はいまでも発注ベース。
今後は、協業他社のラインの稼働状況を相互参照して生産・在庫の最適化、それにともなう在庫の最適化
オリジナルカスタマイズモデル販売の効率化
→注文即製造に反映し、注文に即したカスタマイズモデルをそのままラインで生産
(いまも一部はやっている、ボディ・ホイールなど主要部品の塗色の個別カスタマイズはホンダが一時期オートバイで実際にやってたが数年で断念した歴史があるが、需要は多く、
カスタマイズの範囲は大衆車でも広がりつつある。)
センサーおよびセンサーの挙動の最適化
→エンジン内部はFIから行われている。いまはセンサーを使ったオートパイロット、接近警告、自動ブレーキなどの精度を上げつつある。
オートパイロットは既にアクセル、ハンドルの操作にまで介入している。
操作系のカスタマイズ、最適化
→ハンドリングやアクセルの反動の調整、ウィンカーやワイパー、ライト等のボタン、レバーの最適化。
昔はハンドルの挙動を換えるとなるとリンクなど物理部品をごっそり変えなければならなかった。
また、アクセルの挙動の変更には各社とも慎重だった=実際事故が多くなる。
でも、ハイブリッドの売り上げと電気自動車への期待感から、従来の自動車にはない操作感覚のこれらに対して、操作感の調整は必須になりつつある。
上に挙げたような話もAIがかかわっているものが多い。
あと近いうちに大きく変わるのは、サブスクリプションかもね。 化石燃料の内燃機関を廃止して、その化石燃料で発電してEVを動かす意味は? >>393
エネルギー効率とco2排出、排気ガスですね。
化石燃料をガソリンスタンドへ運ぶのにエネルギーコストが掛かり、更にエンジンの熱効率も低い。
このため、高効率の発電所と送電により、資源→タイヤまでの効率が向上します。
加えて、発電所ではCO2を捕集して地中に埋め戻す事も出来る。
また、ヨーロッパ、インド、中国など空気環境が悪い地域では排気ガス低減効果も狙います。 >>394
そうなのかなぁとは思ってたけど、理路整然な説明あると納得するねありがとう。
その前提で今後も自動車で日本メーカーが、世界の先頭に立つためにはどうすれば良いと思う?
イーロンマスクや中国の新興メーカーにどうやって対応する?
今すぐじゃなくて十年二十年後に。 >>395
自分はまだ30年働かなきゃならないので、10年、20年後に日本メーカーが存在感を維持しているかどうかは死活問題なんですよね。
この件に関しては、経営というマクロ観点、技術者というミクロ観点、それから自動車会社・サプラヤという観点で答えますね。
経営という観点では、グローバルでは時代の潮流が目まぐるしく変わるなかで、従来型の企業スタイルである自前完結主義を辞め、新たなパートナーと積極的に手を結ぶ事を選ばねばなりません。
また、全方位的な開発はトヨタと言えども採れないでしょう。するとますますパートナー作りが重要になり、今度はパートナー側のパワーが強くなります。しばらくは、自動車業界への新規参入者との勢力争いになるでしょう。
自動車メーカーがやるべき事は、事業形態の変革とパートナーとの関係を判断できる人材の育成ですかね。
次に中国向けの経営という観点では、保護主義との戦いですね。ここは、何とも言い難い。
技術者という観点では、1人1人が従来の改善型の思考では世界に対応出来ないと認識し、過去の成功体験を疑う事ですね。本当に旧態依然としたスタイルで仕事している人が多い。 >>395
自動車メーカー・サプライヤという関係では、
自動車メーカーは高付加価値の創出に遷移すべきですね。
今の世の中のユーザーが魅力を感じるポイントは技術力だけの延長線上にないです。
このため付加価値創出の為には、高い技術力より、高い市場調査・発想力が必要です。
自動車メーカーはこういった人材を育てるとともに、開発内容をシフトすべきだと思います。
このためには、従来の技術開発をサプライヤへ遷移していくべきですね。
自動車メーカーはことづくりを担い、サプライヤは物作りを担う、こういった住み分けをしていくと良いと思います。 >>396
新規参入にとって一番敷居が高かったのは内燃機関だったと思うんだけど、その敷居が無くなりつつある今、
欧米と日本の既存メーカーがプレゼンスを保つのは、並大抵じゃないのは何となく想像がつく。
これ書いてる俺も実はこれからとある部品(としかここでは書けない)で、あなたが言うところのパートナーになろうとしてる側なんだよね。
これから本当にどうなって行くのか想像もつかないけど、とりあえず楽じゃないって事だけはすでに実感してるw 車載用の部品は信頼性が厳しいよね
製造ラインの監査もあるし大変だよね >>398
なるほど!まさに自分が言った感じの人ですか? >>399
自動車関係の製造はそれなりに信頼性を高める為の決まり事がありますね。 韓国車のシェアが欧州北米ではかなり有りますが
業界人としてはどう考えてるのかな?
売値?デザイン?アフターサービス?宣伝の上手さ?
いくらモノが良くても売れなきゃ負けてしまいます、頑張って欲しいです >>402
私見で述べますと、韓国車のシェアは出来栄え、価格通りといった感覚ですね。
実力に対して高いわけでも低い訳でもないと思いますよ。 >>402
補足しますと、どの地域に積極的にマーケティングを展開するかがシェアに直結します。
宣伝をすれば良いわけでは無く、その地域に合った車を開発する必要がありますし、販売チャンネルの開拓も必要です。
ようは、どこの各メーカーがどこの地域に積極的に売りたいかでシェアが決まるのです。 電気自動車は色々課題が多いみたいだけど
バッテリーの問題とか発電量の問題とか…
それらが全て解決する目処はたってるの? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています