仕事しながら思い出す、自衛隊や旅の四方山話、始めてみたけど今日も懲りずに一つ
日本人の旅人は欧米系のバックパッカーにドン引きすることは多々あっても引かれることは少ない印象だけど、これは僕がドン引かれた話

あれはローマのゲストハウスだったか
このゲストハウスは旅人同士仲良くなっており、よなよな酒や食べ物を持参して様々な話をしている
生まれた国は違えど男連中は強いということに憧れたり、自分は強いというのをアピールしたがるものだ
ある日僕が宿に戻ってきたときに格闘技やケンカの時どうするか?みたいな話になっていた
昔は僕も若く興味深い話題であったが30も越えてしまったせいか前ほど関心はない
僕が自分で元自衛官と言ったか同室の日本人が言ったか忘れたが僕が元自衛官、海外でいうところの元軍人ということは知られていた
確かチリ人だったか大柄の男が僕に
「ヘイ、もし君が軍人として敵と戦うときはどうするんだ?例えば俺が相手だとすればさ」
僕は特に考えることなく小銃を構えたポーズで「バンッ」終わり
「ノーー!そういうことじゃないんだ、格闘技だよ、格闘技!やるだろ?マーシャルアーツ」
あぁそういうことか
「オッケーじゃあ小銃で殴る、着剣して刺す、斬る」
「ノーー!男だったら己の体だけで勝負だろ?」
何を言ってるんだ、戦闘でどう戦うか聞いているのになんで武器なしで戦わないといけないのよ
もし手元に武器がなくても落ちてる石や木の棒を使ってでも戦うんじゃないのかね?
もし路上であなたのような大柄の男にケンカ売られたらやることは一つ、走って逃げるだけでしょう、そもそも僕からケンカ売るなんて有り得ないし
と、言いたかったがそれを伝えられるだけの語学力はなく、
「ふふっごめんね、的外れなことを言って」と濁し話を終わらせる

あれだね、こう書くとかなり痛いヤツだなww
でも仕事でそういうことやってたらそうなるんじゃないかなぁ
有り体に言えば敵を〇すことを延々と訓練してる訳だしさ
と、最後に言い訳してみる
さぁ昼も仕事頑張りますか