そして、週が明け俺はまた休んで確か火曜日に出勤した
その日は重い鉄の部品の洗浄をしていた。
けど俺は上の空でどー逃げよう、次の職場(しかも寮付き)を決めるには仕事をしながらでは絶対ムズい(他の会社も土日休みが多い)とか自分で部屋を借りる程の余裕も無い。。
とか考えてたら、立て掛けてた鉄の部品が何かの振動で足に降ってきた
ズドンッッッ!
俺は叫んだ、これは折れたと思った..
すぐに職場の社員が飛んできた
「オイ、大丈夫か!? 俺君!」
俺は正直に
「... 多分、これヤバいっす」
と 伝えた。
すぐに職長がOに連絡を取り、Oが病院に連れて行く事になった
俺は少し強がって無理やり、入り口の近くまで歩いた
それを見てた社員が
「歩けてるから、多分折れてはないと思うよ。。」
と、抜かした
俺はスポーツを15年くらいやってた元アスリートで怪我は数えきれん位してるから解る。
折れとるわ、ボケ!
と思いながら、痛みが酷かったので到着したOの車に乗り込む。
Oは心配する素振りを見せながらも、面倒くせーとゆーのが顔に出てた
病院に到着、レントゲンを見た医者が
「完全に折れてます。」
やっぱりな と 思った
結果は右親指の粉砕骨折。
その時、ふとチャンスかもと思った