
もう見飽きた、聞き飽きた感が20000%あるが、自民党にはこんなバカげた人材しかいないのか。
庶民が物価高騰にあえぎ、生活を切り詰めているさなか、その庶民を愚弄し、生産者を挑発したのが、
江藤拓農林水産相である。江藤氏は宮崎県門川町出身。父・隆美氏は建設大臣や運輸大臣、総務庁長官を
歴任した元衆院議員で、2003年に父の“鞄・地盤・看板”を引き継ぐ形で宮崎2区から無所属で立候補、
初当選を果たした2世ボンボン議員だ。
案の定“やらかし資質”はもともとあったようで、2014年の支部長時代には約2万部のカレンダーを
支援者に配ったことが発覚。その後も東京・千代田区のホテルで開かれた政治資金パーティーで、
宮崎県庁東京事務所職員が一部業務を担当していたと報じられるなど、疑惑の人物として知られていた。
もちろん失言は枚挙に暇がなく、2019年9月の参院農林水産委員会では、前年から感染拡大が続く
CSF(※豚コレラ)について、真顔で以下のような答弁を展開している。「そもそもこれ、神様が悪いと
私は思ってますんでね。どこからやってきたか、わかりませんけれども。病気とかそういうのも、
そうじゃないですか。ウイルスは人間が作ったものでは、そもそもありませんので」。これに野党が
「責任回避だ!」と猛口撃すると、すぐにこれを撤回。
今年2月の予算委員会では、備蓄米放出に関連し食糧法に、価格の安定については「書いていない」と
4回も繰り返し答弁。しかしなんのことはない、実際には条文にも書かれていたことで「失礼しました。
書いてありました」と、まるで一人ボケツッコミのような、自作自演の失態を晒したのである。
庶民の痛みは人ごとな閣僚の姿に、スーパーに並ぶ5キロ5000円近い米袋を見てため息をつく主婦は、
「高いので食べるのを控えている。あまりにも非常識な発言で不愉快」「庶民感覚を持った大臣に
交代してほしい」と、怒り心頭。それでも資質を持たないこの大臣には、何も響かないのだろう。
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