
時空の歪み
この重力場による光の屈折は、
物理学者アルバート・アインシュタインがその効果を予言したことから
「アインシュタインリング」とも呼ばれている。
アインシュタインの一般相対性理論では、
宇宙を3次元の空間と1次元の時間を組み合わせた4次元(4D)時空として表現する。
相対論は、4D宇宙に質量を導入すると何が起こるかに関する理論だ。
質量が時空を曲げ、物体がどのように移動するかをその時空が制御する。
その結果として重力が発生する。
従って、質量を持つものはすべて(さらに光も含め)
曲がった時空を通ると曲げられるわけだ。
アインシュタインの予言のどおり、
初めて完全なアインシュタインリングが1998年、
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)によって発見された。
画像
https://i.imgur.com/RuavzvQ.jpeg
https://forbesjapan.com/articles/detail/78782?read_more=1