
ニセコバブルに陰りが見え始めています。ニセコ町で高級リゾートの開発を行う会社が裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。一体なにが起きているのでしょうか。
廣瀬美羽記者)
「ニセコ町の市街地から車で10分ほどのホテルや別荘が建ち並ぶエリアです。あちらに建設中の建物があるのですが…人影は一切ありません」。
ニセコ町で建設が進められていた、「New World La Plume Niseko Resort」。
スキー場に隣接し羊蹄山も一望できる抜群のロケーションに位置し、
客室露天風呂を備えた部屋など全219室の高級ホテルと5つのプライベートヴィラからなるニセコ最大級のリゾートとして去年12月に開業する予定でした。
しかし今月8日、この開発を担う香港系の会社が裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが明らかに。
付近で働く人(Q:規模は大きく見えるがたくさん人はいた?)
「いました、けっこう仮設事務所に人がいましたよ」。
建設を担当していたゼネコンによりますと、2021年の着工から全体の3割ほどまで工事が進んでいたものの、去年6月ごろに作業がストップしたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5542eccd8e00d0fe5e79e24c3e74c9cc10431b49