飲食店に行ったときに、「注文した料理と一緒に自分で持参した食べ物を食べている客がいた」という話を耳にすることがあります。
そのお客の言い分からすれば、お店の料理の注文はしているので、自分が持参した食べ物を食べようが問題ないという考えなのでしょうが、こういった行為はマナー違反です。

また飲食店への食べ物の持参が法的に問題ないのかも気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、飲食店に食べ物を持参してはいけない具体的な理由や問題点を法的な観点から解説します。

飲食店に食べ物を持参してはいけない理由
飲食店に食べ物を持参してはいけない理由は、お店の利益を損ねてしまうからです。
例えば、ラーメン屋でラーメンを注文して、持参した白米を食べたとします。
ラーメン屋にはライスのメニューがあるところが多いので、そのお店は客が持参した白米の分の利益を失うことになります。

飲食店での食事の料金は、お店の場所代という意味もあります。
店主はお店の家賃を支払い、管理維持を行った上で料理の提供をサービスとして行っています。
そのため、お店が食べ物の持ち込みを禁止している以上、お客はお店のルールに従わなくてはなりません。

注文したラーメンと一緒に持参した白米を食べていたら注意を受けました。注文はしているし、文句を言われる筋合いはないと思うのですが…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d6a4db477b599c7cfb1407f9370a5a4181ed17