>>373
ロシアが実質侵略を始めた理由

冷戦後の国際ルールは「侵略したらダメですよ」だった。フセイン政権もこれでやられた。

ところがユーゴ情勢で国連安保理は「セルビアとコソボは領土的一体で、コソボはその中で自治を求める」
と決議していたのに、セルビアによる虐殺を理由にNATOが介入して無断でコソボを独立させた。
こうして「一国の領土を削り取っても良い」という強者の前例を作った。
 ※その後コソボ側も虐殺をしている事が判りコソボ大統領らがハーグ特別法廷に逮捕された。

このコソボ独立の半年後、ロシアはロシア人の多いジョージア国南オセチアに平和維持軍を駐留、
そこにジョージアが侵攻し紛争勃発、ロシアが勝ち南オセチアが独立し民意を盾に実効支配を得る。

次にウクライナがクーデターで反ロ政権になった後、ロシア人の多いクリミアが独立、併合。
同じくロシア人の多いドンバスも独立とロシアの軍事介入で実効支配をしている。

コソボの一件が「民意があれば中央政府に無断で独立しても良い」というおかしな流れを作った。

尚、国際法上正攻法で、国連決議をもって住民投票をし、
インドネシア(法的にはポルトガル)から独立したのは東ティモール。