米テキサス州に住む10歳の男子小学生が、まだ7歳だった2022年、見ず知らずの男性を祖父の銃で射殺したと告白した。同州ゴンザレス郡保安官事務所が明らかにした。

被害者のブランドン・ラズベリーさん(当時32)は22年1月、同州ニクソンのRVパークで頭部を撃たれて死亡しているのが発見され、これまで事件は未解決のままだった。

しかし今月12日になって、ニクソンスマイリー学区から、小学校の児童がスクールバスの中で別の児童を襲撃して殺すと脅したとして、ゴンザレス郡当局に通報があった。

この事件について捜査する過程で、問題の10歳児が2年前に男性を射殺したと話していることが判明。児童養護施設で聞き取りを行った結果、この男児が証言した内容と、ラズベリーさんが殺害された状況に関する情報が一致した。

当局によると、男児はラズベリーさんと同じRVパークに住んでいた祖父を22年1月16日に尋ねたと証言している。祖父のトラックのグローブボックスでピストルを見つけた男児は、ラズベリーさんの車に侵入し、眠っていたラズベリーさんに近付いて1発発砲。銃弾は頭部に命中した。

男児はラズベリーさんと面識はなく、ラズベリーさんに対して腹を立てるような出来事があったわけでもないと話しているという。

男児はそのまま祖父のトラックに戻り、グローブボックスに銃を戻した。

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https://www.cnn.co.jp/usa/35218074.html