世界の喫煙者、紙巻きからアイコスに移ってもらうことを目指す…米フィリップ・モリス・インターナショナルのヤツェック・オルザックCEO

米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)が加熱式たばこ「アイコス」を日本市場に投入して今秋で10年を迎える。
すでに国内シェア(占有率)で7割を握り競合に先行している。ヤツェック・オルザック最高経営責任者(CEO)に戦略を聞いた。

最新の技術を受け入れる風土
――日本でアイコスを販売して10年がたつ。

加熱式たばこは10年で、日本のたばこ市場の約4割を占めるまでに拡大した。加熱式のたばこスティックでは、
アイコス専用の商品が国内の1位、2位を独占している」

2030〜34年には紙巻きなくなる
――日本での紙巻きたばこの撤退はいつ頃になりそうか。

「2、3年のずれはあるかもしれないが、2030〜34年には紙巻きはほとんどなくなるだろう。すでに東京では加熱式の売り上げが
マルボロなどの紙巻きを上回っている。

紙巻きたばこは、博物館に行かないと見られないという時代がもうすぐくるかもしれない。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240329-OYT1T50158/