パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の山道で26日、車が爆発に巻き込まれ、乗っていた中国人技師5人とパキスタン人運転手の少なくとも計6人が死亡した。
自爆テロとみられる。地元メディアが伝えた。
実行犯の乗った車が、中国人技師の車に突っ込み爆発した。
技師らは同州コヒスタン地区にある水力発電ダムの建設現場で働いていた。
ダムは中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」の下、中国企業が建設を進めていた。
パキスタンでは近年、進出を強める中国の企業などを標的にしたテロが相次いで発生。
2021年には今回と同じダム近くで、中国人技師らの乗るバスが爆発に巻き込まれ、13人が死亡している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024032601197&g=int