2024年3月25日 13:03

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は25日、岸田文雄首相が可能な限り早い時期に金正恩氏と直接、会談したいとの意向を伝えてきたとする談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。談話は「重要なのは日本の政治的決断だ」と強調。拉致問題を巡って日本の譲歩を要求した。

 談話は、岸田氏が拉致問題にこだわるのであれば、首脳会談の構想は「人気取りに過ぎないとの評価を免れないだろう」と指摘。会談の意向を伝えてきたのは、これまでとは別のルートだとしている。(共同通信)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1330827