ギャンブル依存は「病気」であることが世界の常識となっています。
米国精神医学会における精神疾患の診断分類、つまりガイドライン的存在である「DSM-5」では「ギャンブル障害」として治療対象に挙げており、
また、世界保健機関(WHO)の国際疾病分類でも「病的賭博」として、疾患に認められています。
この病気は、日本国内でも大きな問題になっています。
少し古いデータになりますが、厚生労働省の2017年の調査結果では、国内でギャンブル依存が疑われる状態となった人は約320万人(生涯を通じて)、20歳から74歳の総人口の3.6%にもなると発表されました。
報酬期待で「ドーパミン」 人がギャンブルに引き寄せられていく最大の原因は、脳内の神経伝達物質「ドーパミン」にあるとされています。
ドーパミンは別名「快楽物質」とも呼ばれ、「気持ちいい」「幸福を感じる」「意欲的になる」などの状態にかかわるホルモンで、ギャンブルによって活動性が高まることがわかっています。

ドジャース・水原一平通訳も陥った? 「ギャンブル依存」は精神・脳にかかわる「病気」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e068c5d1bb49fcb5103b29eeb1f0bd16c990387