外国人客は「1泊7万円は安いよ」ホテル高騰 日本人悲鳴「泊まれない」

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■ホテル高騰 日本人悲鳴「泊まれない」

 ご満悦の外国人旅行客。浮き彫りになったのは金銭感覚の違いです。ホテル代は…。

オーストラリアからの旅行客
「1泊3万円くらい。3週間で60万円。普通だと思う」

ヨーロッパからの旅行客
「東京に1週間滞在」
「(Q.宿泊費はどれくらい?)1泊7万円くらい」
「(Q.高いと感じるか安いと感じるか?)東京はとても安く感じる。ヨーロッパはとても高いから、その半額ぐらいかな」

 一方、愛知県から来た女性は…。

社員研修で愛知から上京した女性
「(都心は)1泊1万円超えている。泊めてもらいます」
「(Q.1泊1万円と聞くと?)ちょっと手が出しづらい。さすが東京。高い。築地に行ったんですよ、そしたら海鮮丼が5000円超えてて『0』1個多くない?って…びっくりしちゃって。私たち向けではない」

 都内のホテル代の推移。コロナ禍では平均6000円ほどでしたが、今では1泊1万6000円に迫る勢いです。

 インターネットが普及する前は、おおむね固定だった料金も今や…。

旅行アナリスト 鳥海高太朗氏
「現在においてはダイナミックプライシングで需要と供給のバランスに応じてインターネット上でリアルタイムに料金を上下させる。これが今のホテル予約の常識になっている」

 強気の価格設定を可能にしているのは堅調なインバウンド需要。しかし、そのあおりを受けているのは出張目的などのビジネスマンです。

会社員の男性
「海外から来ている人がいっぱい泊まるから、我々ビジネスマンはちょっと高いなあと…」
「1から2万円といわれると高い。(予算オーバー時は)カプセルホテルとか漫画喫茶になる」