『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』など、数々の名作を世に輩出してきた漫画界の巨匠・松本零士さん。SF作品をはじめとした、
壮大でロマンあふれるファンタジックな作風が特徴です。2023年2月13日の訃報には多くの人が悲しみに包まれましたが、
今もなお名作に触れた新たなファンを生み出し続けています。

●銀河鉄道999
『銀河鉄道999』は1977年から1981年にかけて『少年キング』で連載された、松本零士さんの代表作の1つ。小学館漫画賞を受賞し、
さらにテレビアニメ化や劇場アニメ化もされ、大人気となりました。
舞台は機械化によって永遠の命を手に入れた者と、貧しいゆえに機械化できない者が対立する世界。人間狩りで母を失った少年・
星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに銀河鉄道999号に乗り込み、タダで機械の体をくれるという惑星を目指すという物語です。

●宇宙海賊キャプテンハーロック
『宇宙海賊キャプテンハーロック』は1977年から1979年にかけて、『プレイコミック』で連載されたSF漫画。本作もアニメ化されるなどして
大きな人気を博し、『銀河鉄道999』などと共に松本零士ブームのきっかけとなった作品です。

●宇宙戦艦ヤマト
『宇宙戦艦ヤマト』は、1974年に放送開始したテレビアニメと、それに並行して制作された漫画作品に端を発するシリーズです。
漫画版は同じく1974年から『冒険王』にて連載が開始されました。異星人国家の攻撃による放射能汚染で滅亡間近の人類が、
遥か宇宙の彼方で開発された放射能除去装置を受け取るため、宇宙戦艦ヤマトに全人類の希望を乗せて旅立つというストーリー。
テレビアニメの放送後は、日本中で一大ブームを巻き起こしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc85b8f3b01dd0dcc1c6eab70e53fe43c36fb8f9