外国人従業員「半泣き」に...人気ラーメン店主、「偏見が強い」来店者を痛烈批判 「感情に身を任せる50代」「痛々しい」

 東京・高田馬場にある人気ラーメン店「博多ラーメンでぶちゃん」店主が2024年2月15日、一部の来店者が外国人従業員に対して高圧的な態度を取ったとし、「痛々しい。人生の悪いお手本である」などとXで苦言を呈した。

【画像】「外国人労働者への偏見」に苦言を呈した投稿

 同店はグルメレビューサイト「食べログ」で評価の高い「TOP5000」にも選ばれている人気店だ。

■「日本は外国人労働者への偏見が強い しょーもな」

 店主は前提として、「当店は外国人スタッフを積極的に採用している。もちろん日本人と勤怠は同じ。ベトナム人、ミャンマー人は勤勉で 個人差あるが日本人より優秀な人財が多い」と切り出した。「言葉の壁だけは根気よく付き合ってあげないとならないが、それは我々が海外に出たら同じ」と続け、「気持ちは通じるから気にせずやれと指導している」と店の方針を明かした。

 その上で、店主は「昨夜の出来事」として、「注文時に言葉が聞き取りにくかったのか たった一度、聞き返しただけで ミャンマー人スタッフへのあたりが強くなったおじさん」が来店したと伝えた。

 投稿によると、相手は「外国人なんか使いやがってと言わんばかりに 大声で文句を垂れ、結局利用せずに扉を強く閉めて退店」したといい、店主は「感情に身を任せる50代後半おじさんってのも中々、痛々しい。人生の悪いお手本である」と非難した。

 ミャンマー人の従業員は「半泣き」で「お客さんですから、私が悪い」と漏らしていた、とも振り返る。店主は「まだまだ日本は外国人労働者への偏見が強い しょーもな」と呆れた。

 一部の来店者の差別意識に疑問を抱くようなXユーザーからのリプライに対して、店主は「海外で言語の壁に対峙したことないんじゃないですかね 大海を知らぬまま今世を終える感じかと」とも私見を述べている。

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