西鋭夫は、アメリカのスタンフォード大学に40年間在籍し、CIAにもスカウトされた事があると、自称していますが、西鋭夫の言っている事は、悪どい誤魔化しです。かつての日本には分厚い中産階級層が居ました。そして、その分厚い中産階級層は、日本の民主主義のそして、その民主主義を土台として成り立っている日本の資本主義の大きな強みだったのです。金持ちが金持ちのままで居続けるより、中産階級の中から、新しい金持ちが次々と育った方が、強い民主主義、強い資本主義になるに決まっています。そのためには、中産階級以下の税金を出来るだけ低く抑えて、富裕層や大手企業から、出来る限り多くの税金を取りたてるべきなのです。そして、それが日本の庶民の本来の権利でした!ですが30年前、日本の既得権益は、庶民からこの権利を搾取してしまいます。現在の富裕層、大手企業は、この搾取の上に成り立っているのです。そして30年間も日本経済は衰退し続けたのです。