札幌・南警察署は1月29日、札幌市南区でSNS等を介した詐欺事件が発生したと発表しました。

約1670万円をだまし取られる被害にあったのは、札幌市南区に住む男性(60代)です。

男性は2023年11月初旬ごろ、LINE掲示板で日本人女性を名乗る者の投稿を見つけ、友だちになりました。

1か月ほどやり取りしていたところ、「オークションで売ったら高く売れる」などと日本人女性を名乗る者の叔父の陶芸作品を20個購入するように勧められました。

茶碗はオークションで売ると1個1億円になると言われた男性は、1個30万円で茶碗20個合計600万円を支払い購入しました。

購入した茶碗20個は男性の元に届いていて、その後男性はオークション費用(300万円)や税金(479万円)、サービス料(300万円)などを求められて支払い、合わせて約1670万円をだまし取られました。

男性はさらに延滞料の支払いを求められましたが、お金が無くなったため友人に借りに行ったところ、友人が詐欺だと気が付き警察署へ相談に来たということです。

警察はSNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑うように注意を呼び掛けています。

https://www.stv.jp/news/stvnews/sh87dd000000o5hb.html