西村康稔氏が「駅前ビラ配り」で裏金事件釈明 有権者の反応は「否」…怒りと呆れの集中砲火


「私自身は把握していない」と釈明(西村康稔前経産相)

《誰が信じるのか》《なんだかバカにされているような感じがする》……。ネット上で見られる有権者の反応は冷ややかなようだ。

「東京地検に連れていかれることはございません!」支援者の笑いをとる萩生田光一前政調会長

 自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の
前事務総長を務めた西村康稔前経産相(61)が23日早朝、地元(兵庫9区)の兵庫県明石市の明石駅前でビラ配りした。
朝日放送が朝のニュースで報じ、地元紙も速報、ネットで拡散されたため、X(旧ツイッター)では一時、
「明石駅前」がトレンド入りした。

 一連の問題で、19日に会見を開いた西村氏は、派閥からのキックバックの総額が5年間で100万円だったと公表。
「秘書にはノルマ分を売ればいいと伝えていたので、私自身は還付金について把握していなかった」と説明していた。

 明石駅前で配ったビラには、あらためて「私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、
これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に
作成・提出されているものと認識しておりました」「しかし、今回の件が報道されるようになってから、
あらためて確認したところ、還付金を受けていたとのことでした。裏金は一切ありません」などと釈明。

 そのうえで、「このような事態を招いたことについてお詫び申し上げます」
「安倍総理に対しても、大変申し訳なく思っております」「清和会は解散することを決定しましたが、
まずは国民の皆さまの政治への信頼回復に向けて、説明責任をしっかりと果たしたいと思います」とあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e366178da0b7780916865340793fdad495a6ab03