長らく不況に苦しめられてきた日本社会。アベノミクスによる景気回復の恩恵をまったく感じられないままコロナ禍を経て、
厳しい生活を強いられ続けている人々がいます。

●令和4年度末現在における厚生年金保険(第1号)の老齢給付の受給者の平均年金月額は、併給する老齢基礎年金の額を含めて、
老齢年金が14万5千円、通算老齢年金・25年未満が6万4千円となっている。

●国民年金の老齢年金受給者の平均年金月額は、令和4年度末現在で5万6千円、令和3年度新規裁定者で5万4千円となっている。

年金受給額は、現役時代に年金保険料を「しっかり払っていたかどうか」に直結します。様々な原因・理由があれど、指定された金額を
納めていないまま老後を迎えると、老後破産をはじめ、かなり厳しい生活を余儀なくされることは間違いありません。

労働年齢の「延長」は救済となるか
支える側が「支えられる側」になる未来。経済産業省は「老後も働く」という提案を以って、その構図を変えようとしています。

国が働き続けることを推進している一方で、「働きたくても働けない」世代がいる現実。大きな歪みへの対応が求められています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99cd39ecb1a29716873e42d677fcd9f9d7b46e11