https://news.yahoo.co.jp/articles/9f8b4d677207cc9c506e934efaec25014b9a02c6


9日午後9時頃、石川県輪島市河井町の市立河井小学校グラウンドで「テントが燃えている」と自衛隊員から119番があった。同小は能登半島地震での避難所となっていたが、けが人はいなかったという。

【写真】「おおすみ」から発進し、沿岸部で活動する自衛隊のエアクッション艇

 陸上自衛隊中部方面隊によると、燃えたのは陸上自衛隊第3師団第3後方支援連隊(兵庫県伊丹市)の野営テント3張りで、災害派遣されていた自衛隊員が使用していた。自衛隊員がテント内にある灯油ストーブに給油中に出火したという。テントの屋根部分やベッドなどが燃えたといい、輪島署などが原因を調べている。

 同連隊長の佐藤敦茂1等陸佐は「災害派遣中の部隊がこのような事案を発生させてしまったことは誠に遺憾であり、今後このようなことが起こらないよう再発防止のための指導を徹底していく」としている。