国の強権発動を追認不当判決に抗議する
辺野古代執行 小池書記局長が談話

 日本共産党の小池晃書記局長は20日、米軍辺野古新基地建設に伴う軟弱地盤改良工事の設計変更をめぐる代執行訴訟での福岡高裁那覇支部の判決について、次のような談話を発表しました。


 辺野古新基地建設をめぐり、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を国が玉城デニー沖縄県知事に代わって承認するための代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部は20日、国の主張を追認する不当判決を出した。

 本訴訟は、国が9月4日の最高裁判決を受けて提起したものだが、この判決自体が中身の審査を一切行わずに県の主張を退けた不当きわまりないものである。戦後、米軍基地の重圧に苦しめられてきた沖縄で、国が強権を発動し、知事の権限を取り上げ、米軍基地建設を強行するなどということが許されるはずがない。国の強権発動を追認した不当判決に強く抗議する。

以下略
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-12-21/2023122102_02_0.html


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https://www.sankei.com/article/20231220-UGKM32FMPVJO3PRYP2XWUY2PNU/