講談社は20日、1968年から71年に渡って連載された伝説的プロレス漫画『タイガーマスク』 (原作:梶原一騎、漫画:辻なおき※辻=一点しんにょう)が、イタリアで新たに実写映画化されることを発表した。

 製作は、イタリア・ローマに本拠地を置く制作会社Fabula Picturesと、同じくイタリア・ミラノに本拠地を置く制作会社Brandon Boxが共同で行い、原作コミックの出版元である講談社も共同プロデューサーとして加わる。

 Brandon Box CE・アンドレア・スガラヴァッティ氏は「Brandon Boxにとって、日本のマンガとアニメは重要なルーツの一つです。私は、幼少の頃から『タイガーマスク』をはじめとする日本の物語が大好きで、共に青春時代を過ごし、成長してきました。私にとって大切な作品である『タイガーマスク』を、Fabula Pictures、講談社と共に新たな実写映画としてプロデュースできることは、私たちにとって最高の冒険になると確信しています」と並々ならぬ意気込みを感じさせる。
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