(184つづき)
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つまり、
迎撃する中国側にすれば、第1線級の戦闘機を迎撃のために待機させておく必要性は低いということになるわけで、
多額の防衛予算を投じた兵器に対して、
相手は練習機で対処できるのであれば、まったく割に合わない防衛装備の整備だということになると思う。
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今回、日本が導入するのは、400発。
この400発のために、イージス艦に改修が加えられるとの報道もなされている。
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ドイツは、1944年6月から、V1ミサイルを実戦投入。1日平均 110発を発射、終戦までに合計2万4200発発射。
現代風にいえば対地攻撃を行い、死者約6000名の損害を出させたといわれている。
つまり、ミサイル4発で、死者1名。
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使い方次第な点はかなりあるのでこれだけで断言できないし、V1とは、命中精度では全く段違いの性能な上に
日本の場合、そもそも敵基地攻撃能力を今回初めて導入するという状況なので、という前提条件付きだが、
相応の準備を整えている国相手に、
位置が特定されやすい水上艦からの400発の地上攻撃でどの程度の効果があるか、各自の想像に任せる。

対艦攻撃の場合の話はまた別の話。ただ、それでも、マッハ0.85。