辛淑玉 - Wikipedia

「(大晦日の恒例テレビ番組である)NHKの紅白歌合戦が始まると、
親戚の叔父たちが私を呼んでくれる。
その時だけは台所の仕事から解放されて、テレビを見ることができた。
『おい、セツ子(辛淑玉の日本名)、見てみろ見てみろ。
こいつは朝鮮人だぞ、こいつは朝鮮人、こいつの家はパチンコ屋、
こいつの家は焼肉屋、こいつは総連系で、こいつは民団で、
こいつは山口の××出身で済州島なんだ、こいつの弟は算数が5点で、
その嫁さんは・・・・』と、延々と『在日のワイドショー』が続く。
当時、私にとっての紅白歌合戦は、年に一度の『チョウセンジン』の数を数えるイベントであり、
一度も日本人の数を下回ったことがない」[50]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%9B%E6%B7%91%E7%8E%89