>>1 つづき
■「差別主義者は帰れ」
トラブルの途中で、区民の女性と知り合いで近くにいた無所属区議が間に入ったところ、男性らが区議を取り囲み、こんどは区議と男性らとの間でトラブルになった。
区議が「なぜパスポートの有無を聞いてはいけないのか」と男性らに尋ねたところ、「人にはさまざまな事情がある。プライベートなことを聞くべきでない」と言われたという。
その間、区議は男性らから「差別扇動者は帰ってください」と連呼されていた。
区議は「『公の場所に居場所はない』とも言われ、理由を問うと『差別主義者は帰れと言われて当たり前だ』と言われた」と話した。
運営者側とみられる男性らの一人で、立憲民主党所属の区議は、取材を申し込んだところ「主催者と相談する」と話した後、期限までに回答はなかった。
後援した杉並区文化・交流課は「トラブルがあったことは区としても承知している。問題があれば主催者から報告してもらう必要がある」としている。
(おわり)