>>260
1952年9月27日、国連軍指令部情報部は、国連軍韓国防衛水域(いわゆるクラーク・ライン)の設定を発表した。
これは朝鮮戦争に伴い海上からのスパイの侵入を防止するなどの軍事上の目的で発せられたもので、鬱陵島、済州島を含む朝鮮半島の周囲の水域内は実質的立入禁止区域に指定された。
当時、水産庁は新設されたクラークライン内での日本漁業の操業規模は漁船数で1753隻、3万2000人の漁船員が生業しており、年間75億円の漁獲高を失うと推定していた。
クラークライン設定以降、韓国艦艇や米軍艦艇による停船退去要求、臨検など多発し、1952年12月9日、第一進漁丸が米軍艦艇に強制送還されるという事件が起きている。


この水域内は実質的立入禁止区域に指定されていたが、日本政府がこの水域内で操業させたためにこの事件が起きたということ


・韓国防衛水域(クラークライン) - 国連軍 (1952年9月27日~1953年8月27日)