松野博一官房長官は16日の記者会見で、パレスチナ情勢の悪化を受け、政府が邦人退避のため手配したチャーター機でイスラエルを出国した搭乗者に1人当たり3万円の運賃を請求したと明らかにした

松野氏は「航空券を購入して定期商用便で出国している邦人も多くいることを踏まえ、総合的判断として運賃を負担いただくこととした」と説明した。今年4月にアフリカ北東部スーダンから自衛隊機で邦人を退避させた際は無償だった。

政府手配のチャーター機には8人が搭乗し、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに移った。一方、韓国政府がイスラエルに派遣した軍輸送機は無料で、日本人51人が利用した。

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