米アップル(AAPL.O)は30日、新型iPhone15について一部のユーザーから使用中に本体が熱くなり過ぎるとの指摘を受けた問題で、iOS17ソフトウエアのバグなどいくつかの問題を特定したと発表した。次回のiOS17のアップデートで修正する。

こうした苦情を受けたアップルは、購入した製品の「セットアップ後ないし再起動後にバックグラウンドアクティビティが増える」ため、最初の数日間熱く感じる場合があると説明した。

また最近のサードパーティのアプリのアップデートも過熱の一因になっており、現在開発元と修正について協力しているという。それらには米メタ(META.O)のインスタグラムや米配車サービス、ウーバーのアプリなどが含まれているが、インスタグラムは27日に修正済み。

アップルはまた、この問題に安全性や負傷の危険性はなく、iPhoneの長期的な性能にも影響しないと述べた。

https://jp.reuters.com/business/technology/KI6OBGDA4FLCVP7TDRVKD57DNU-2023-10-02/