宮崎市議会は11日、不同意性交致傷容疑で宮崎県警に6日逮捕された市議の西本誠容疑者(37)への辞職勧告決議を全会一致で可決した。4月の市議選で政治団体代表「スーパークレイジー君」として、トップに次ぐ4195票を集めて初当選していた。

県警によると、西本容疑者の逮捕容疑は、3日午前4時ごろ、30代女性を同市内の宿泊施設に無理やり連れ込み、性的暴行を加え、けがをさせたとしている。ただ、7日に接見した弁護士に対し、女性との性的関係や暴行、脅迫を否定。女性がしたけがに関しても「ホテルを出た後に転倒したのでは」と話した。

西本容疑者は宮崎市出身。一昨年の埼玉県戸田市議選に初当選したが、後に居住実態がないとして当選無効となった。昨年12月の宮崎県知事選にも出馬し落選した。

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