パリ(CNN) パリのエッフェル塔に昇った米国人男性2人が酒を飲み過ぎて降りられなくなり、そのまま眠り込んで一夜を明かしたことが分かった。

エッフェル塔の管理団体SETEが16日、CNNに語った。

パリ検察によれば、2人組の観光客は13日夜のチケットで塔を訪れた。

翌朝早く、警備員がオープン前の巡回中に、眠っている2人を発見したという。

2人はすぐに退去させられ、パリ警察に引き渡された。

SETEは2人が脅威を及ぼした事実はないとしたうえで、不法侵入で告訴する構えを示した。

これに対して検察は、2人の行為による損害が認められなかったため、歴史文化施設への侵入に対する罰金は却下されたと述べた。

SETEは、2人が一夜を過ごした影響で14日朝のオープンが遅れたことを確認した。

酒に酔った米国人2人、エッフェル塔で一夜明かす
https://www.cnn.co.jp/world/35207900.html