中古車販売大手ビッグモーター(東京)の茨城県内の店舗に勤務していた車両整備士の30代男性が、上司の個人的な感情を理由に解雇されたとして、同社に約450万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、水戸地裁が不当解雇と認定し請求通りの賠償を命じた。11日、関係者への取材で分かった。

 同社は判決を不服として控訴。取材に「係争中の件に関しては回答を控える」とコメントした。判決は2月8日付。

 原告の男性は取材に「突然首にされて金銭や精神面で地獄だった。ビッグモーターに不当解雇されても声を上げられない人がたくさんいる。今回の判決が希望になればうれしい」と訴えた。

https://mainichi.jp/articles/20230811/k00/00m/040/242000c