高校などに侵入し、運動靴を盗んだなどとして、常習累犯窃盗の罪に問われている男の裁判で、鹿児島地方裁判所は、懲役2年2か月の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと鹿児島市の無職・松崎真也被告(27)は、今年3月、鹿児島市の高校や霧島市の大学の寮に侵入し、生徒や職員の運動靴など9点合わせて時価6万2000円相当を盗んだものです。

19日の判決で川口洋平裁判官は、「小中学校時代にいじめられた経験から、学生に仕返ししたいという動機で、被告には知的障害があり考慮すべきだが、犯行を正当化はできない。同様の事案を繰り返していて、厳しく非難されなければならない」などと指摘し、3年6か月の求刑に対し懲役2年2か月の実刑判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc44b7b6bc9dacdf50486284f21bf327ed2f541e