へそくりの「へそ」ってどういう意味?平均額はどのくらい?

へそくりとは、家族のために使う家計用ではなく、誰かが個人的に使用するために貯めたお金のこと。

へそくりは、漢字では「綜麻繰り」と書きます。

綜麻(へそ)とは、グルグル巻きにした麻糸のことです。昔、女性が綜麻を操る作業を内職として行い、
それを売ったお金を蓄えていたのが由来といわれています。元来は「綜麻繰り金」と呼ばれていましたが、
いつの間にか略されて「へそくり」になりました。

へそくりの平均額は?

「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査」(2022年、スパークス・アセット・マネジメント株式会社調べ)では、
夫の52%、妻の49%がへそくりをしていると回答。へそくりをしている夫は、前年度の調査より9ポイントも上昇していることが分かっています。

また、へそくりをしていると回答した505名にへそくりの平均額を聞いたところ、全体では181万円となり、
男女別にみると男性が133万円、女性が233万円となりました。昨年の調査と比べると、男性は10万円の増加、
女性では50万円も増加しています。

「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査」(2019年、スパークス・アセット・マネジメント株式会社調べ)によると、
へそくりをしている割合が高いのは50代女性で、50%の方がへそくりをしているという結果が出ています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/88ef11854e4bf7fa1593a9ca7c5024585a3a47c0