山口県下松市では、障害のあるなしに関係なく誰でも楽しめる、インクルーシブな公園の整備が進められています。

3つの公園の案が出ている中、どの公園がいいのか子どもたちが考えました。

インクルーシブな公園について考えたのは下松市の豊井小学校の子どもたちです。

学校の近くの恋ヶ浜緑地公園芝生広場では、インクルーシブ遊具の設置が計画されています。

市には3つの事業者から案が提出されていて今回、子どもたちにどの案がいいのか考えました。

(児童)
「3つ目の公園は遊具の周りが走れるスペースもあって、車いすの人でも通りやすそうな道だと思った」
「新幹線の遊具で下がネットになっているから車いすから乗り込みやすそうで良いと思った」

話し合いの後、子どもたちはどの公園がいいのか投票を行いました。

(児童)
「自分と友達だけが遊べればいいと思っていたがこの話を聞いたら車いすの人でも体が不自由な人でも遊べるようになってほしいと思いました」

投票は、市内の小学校や幼稚園などのあわせておよそ6000人が行い、市は事業者を決定する際の参考にすることにしています。

公園は2025年の春に完成する予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/366d03ca603b7c722739dca21db348b96837616a