他人のクレジットカード情報を悪用し、新幹線の特急券などを不正に購入してだまし取ったとして、茨城県に住む20代の会社員ら4人が逮捕されました。
容疑者の自宅からは200枚以上の切符が押収されていて、警視庁はオークションサイトなどで売りさばいていたとみて調べています。
いずれも容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは茨城県潮来市に住む会社員で中国籍の方※かん(26)容疑者ら4人です。
警視庁によりますとことし1月、他人のクレジットカード情報を悪用し、JR東日本の予約サイトで購入した新幹線の乗車券や特急券あわせて20枚、およそ9万5000円分をだまし取ったとして、私電磁的記録不正作出などの疑いが持たれています。
予約サイトで切符を購入すると、携帯電話などに送られたQRコードを自動券売機にかざすことで発券できる仕組みになっていて、4人は、サイトでカード情報を入力して購入する役や券売機での発券役など役割を分担していたということです。
カード情報はいわゆる「フィッシング」の手口で抜き取られていたとみられています。
4人はいずれも容疑を一部否認しているということです。
容疑者の1人の自宅からは200枚以上の切符が押収されていて、警視庁はオークションサイトなどで売りさばいていたとみて詳しいいきさつを調べています。

※かんは「日」へんに「含」

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230630/1070021337.html