長野県大町市の自宅に遺体を遺棄したとして60歳の男が逮捕された事件。遺体は89歳の母親と判明しました。

大町市の自宅に3年前の11月から6月27日までの間、遺体を放置し遺棄したとして、28日、自称会社役員・降旗仁志容疑者(60)が逮捕されました。

警察の調べで見つかった遺体は降旗容疑者の母親・孝子さんと判明しました。孝子さんは生きていれば現在89歳だということです。

大町市によりますと、容疑者と母親は2人暮らしで、2017年に母親は認知症で介護認定を受けました。

ただ、容疑者が介護サービスは受けないと話したため、月に1回程度訪問や電話で安否確認を行っていました。

しかし、2020年11月12日を最後に母親の安否が確認できなくなったということです。

その後、警察と連携し訪問などしましたが、容疑者は「母親は県外の施設に移った」などと話したということです。

警察は28日未明に自宅の中を確認したところ一室から死後、相当時間がたったとみられる遺体が見つかりました。

警察は孝子さんがいつ亡くなったかや詳しい経緯を調べています。

遺体は89歳母親と判明 60歳男の容疑者と2人暮らし「3年前から安否確認できず」死体遺棄事件
https://news.yahoo.co.jp/articles/829eed2c2c5b05846b7d9e87d92974d96c6d1884