兵庫県神戸市で6歳の男の子が遺体で見つかった事件で、神戸市が男の子について、保護者による監護が
適切ではないとする「要保護児童」に位置付けていたことがわかりました。

先週、神戸市西区の草むらで穂坂修くんがスーツケースの中から遺体で見つかり、修くんの母親の沙喜容疑者と
その弟の大地容疑者らきょうだい4人が、祖母への傷害などの疑いで逮捕されています。

神戸市によりますと、ことし4月、修くんが通っていた保育園が、修くんの体にあざがあることに気づき区役所に連絡。
これを受け、市は、保護者による監護が適切ではないとする児童福祉法上の「要保護児童」に位置付けていました。

「要保護児童」は、緊急性が高い場合、「一時保護」する対象ですが、修くんについてはリスクの重さを5段階のうち
下から2番目と判断していて、「一時保護」しなかったということです。

市は今後、第三者委員会を設置し、対応が適切だったかなど検証することにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca8790ad9367138816e969a0ffbc38350a7f0b48