Dr.ナイフ
@knife900
山本太郎のダイブは「プロレス」と書きました。

ちょっと分かりにくいですよね。

「プロレス」とはいわゆる”レスリング”ではなく、予期された、あうんの呼吸で、本気をみせあう行為。

政治の世界で普通にやられていること。

最近だと、世界の注目を集めた米国の国債上限を巡る共和党と民主党の駆け引きが、有名な政治プロレスです。

プロレスは議会制民主主義で常套手段の立派な行為。

国会で体を張って目立つことで、国民に訴えたいことを伝える。これもプロレスであり、立派な行為です。

しかしこれを「プロレスではない、俺だけが本気だ」と言い出したのが山本太郎。

「よしわかったプロレスではない。これは暴力だ」と言い出したのが与党と一部の野党。

プロレスなんですって。
本気にしたら、お互いが不幸になります。



Dr.ナイフ
@knife900
「ナイフは山本太郎の暴力行為を肯定するのか?」という多数の指摘をいただきました。

答えはNOです。
あらゆる暴力行為は否定します。
ただし、懲罰動議には反対です。

今回の懲罰動議。
理由は「入管法審議の議事を妨害し、院内の秩序を乱した」とあります。

これが懲罰理由になるなら、厳密には法務委員長を取り囲んで大声で阻止した、他の議員の行為も妨害にあたります。しかし過去の事例などからも、これらは懲罰に当たるはずがありません。

では、山本太郎が与党議員(法務委員ではない外野)と揉み合いになり、怪我人が出たという件はどうでしょう。

いずれも、法務委員ではない外野同士の揉め事です。

これを謝罪以上の罪に問うなら、当事者同士の訴訟問題(民事、刑事)ではないでしょうか。国会内とはいえ、厳密に検証をして証拠や証言を集める必要があります。

採決妨害という話と、外野で揉めて怪我が出たという話は、分けて考えないと無理がありすぎるのです。

山本太郎議員の懲罰動議は懲罰委員で却下し、怪我の話は当事者同士で話し合えばいいと思います。

参考資料

れいわ山本太郎代表への「懲罰動議」提出 与野党「飛びかかり議員2人負傷させた」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000302792.html