【石垣】地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が設置された石垣市南ぬ浜町の新港地区では、発射機の搬入の際、自衛隊員が小銃を手に警備に当たった。石垣島で新港地区にPAC3が初設置された2012年4月にも隊員が小銃や拳銃を携帯。自衛隊施設外での銃器携行に当時、県内の市民団体から怒りの声が上がっていた。

警備に当たる自衛隊員らは2日正午ごろに新港地区に到着。出入り口付近で4人が小銃を手にして警戒した。敷地内の別の場所でも、装甲車の横で銃を持ったり、複数人が銃を手に移動したりする様子が確認された。

防衛省は12年当時、自衛隊施設外に展開した石垣島でPAC3警護のため「武器等防護のための武器使用」を規定した自衛隊法95条を適用し、銃を携行させていた。
 (照屋大哲)

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1722523.html
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/202306/81c61457563bcd83943eea3ce077482c.jpg