「なんでダメだったの?」と疑問も
5月15日から、福井県警ではパトロールなどの途中で警察官が制服のまま、コンビニなどで買い物をする取り組みを始めました。

地元のテレビ局などがこのニュースを取り上げたところ、SNSでも話題に。

「むしろ今までダメだったのがびっくり」「福井県警だけの話なのかな」「うちの地元では前から制服姿で買い物していた」など、
様々な反応が寄せられています。

どうしてこのような取り組みを始めたのでしょうか。

福井県警警務課の広報担当者によると、これまでも制服姿での買い物を明確に禁止していたわけではないものの、
「『仕事中なのに休んでいる』と誤解を招く恐れがある」ことから、実際には私服に着替えたり、
制服が見えないようにジャンパーを羽織ったりしていたそうです。

また、パトロールの途中で買い物をしなくても済むよう、1日分の飲食物を買い込んでから出発するという運用も多かったそうです。

ただ、夏場のパトロールでは、汗をかいて追加の飲料購入が必要になったり、買い込んだ食料が暑さで傷んだりするリスクもありました。

内部では「私服に着替える時間が業務の効率を落としている。事件事故の発生時に遅れを招く恐れもある」という指摘もあったそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca918e21a40e105b2e80bf4cfce932667398a8b