G7広島サミット閉幕 米欧とアジアを結ぶ日本の重責
政策報道ユニット長 吉野直也

閉幕した主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)はリアルのすごみを世界にみせつけた。

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアから侵略され、核兵器の脅威に最もさらされる当事者である。その戦時下の指導者、ゼレンスキー氏が被爆地、広島に降り立った。

G7と新興・途上国である「グローバルサウス」のインドや韓国の首脳がゼレンスキー氏と一堂に会し、個別でも会った。世界を動かす中心人物が広島に勢ぞろいしたことそ...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA178Y70X10C23A5000000/