松田聖子さんのものまねタレント・まねだ聖子さんが、活動開始30周年の節目を迎えます。
ディナーショーやコンサートに通うなど「永遠の聖子さんファンでもある」というまねださんに、さまざまなお話を聞きました。
「聖子ちゃんに似てるんじゃない?」というお客さんの言葉をきっかけに、松田聖子さんのものまねを始めたまねださん。
「聖子さんを見て育ってきた世代なので、もともと歌はすべて頭に入っていました」と振り返りますが、難しかったのは歌唱の特徴をつかむことだったそうです。
ボイストレーニングに通って音程ごとの発声の仕方を練習し、自宅でもその録音を繰り返し聴いて鍛錬を重ねました。
今でも毎月ボイストレーニングでアドバイスを受け、普段から自分の声を録音する習慣も30年間続けているそうです。
「ここの音がずれてる、違うなと思ったら早めに修正しないとその癖がついちゃうので」と、本人に近づく鍛錬に余念がありません。
また、今でもステージに立つ直前には、欠かさず本人が歌う音源を聴いているそうです。
「もう30年も経ったらそんな聞かなくても大丈夫なんじゃない、って思われがちなんですけど(笑)。
頭の中でご本人が歌っている映像を浮かばせて、その雰囲気をそのままステージに持って行ってお客さんに伝える、というイメージです」
これだけご本人と似ているまねださんですが、意外にも「公認」はまだ得ていないそうです。
コンサートやディナーショーに行けば、松田聖子さんのスタッフが声をかけてくれる程度の関係性はあるものの「深い交流はありません」とまねださん。
「実は、ご公認をもらおうと私は思ってなくて…。
一人のファンとして聖子さんにずっと憧れ、追いかけてるっていうこのスタンスが、何というか聖子さんにとっても私にとってもいい距離感じゃないかなって思ってるんです」と話します。
https://www.daily.co.jp/society/life/2023/05/07/0016324735.shtml
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