岸田首相、高市氏罷免求める立民議員に反論「あまりに論理の飛躍」
2023/3/24 11:46

岸田文雄首相は24日午前の参院予算委員会で、放送法が定める「政治的公平」の解釈を巡る行政文書を巡る問題で、立憲民主党の石垣のり子氏から当時総務相だった
高市早苗経済安全保障担当相の罷免を求められたのに対し「あまりにも論理の飛躍だ」と反論した。
文書はすでに正確性が確認されていないことが明らかになっている。

石垣氏は、高市氏が自らが登場する4枚は「捏造(ねつぞう)」と批判したことについて「明治開闢(かいびゃく)以来、部下の罪をかぶって辞職した閣僚がいたとしても
保身のために部下を売り飛ばす閣僚はいなかった」と激しく批判し、首相に高市氏の罷免を求めた。

首相は「文書の正確性は確認できなかったという結果が出ている」と指摘し、「更迭というのはあまりにも論理が飛躍していると思う」と疑問を呈した。

https://www.sankei.com/article/20230324-ZXKQRHJQDJNSNG34FHJWBBOI6M/