米国は侍ジャパンに2―3で惜敗。9回はMVPを3度獲得した『現役最強打者』ことマイク・トラウト外野手が、
エンゼルスの同僚・大谷翔平選手と直接対決したが、外角スライダーで空振り三振に抑えられ、
ジ・エンド。米国が目指した大会連覇は、露と消えた。

 米メディアには、米国を批判する論調も散見された。ラジオ局CBSスポーツラジオのライアン・ホストは
「彼ら(日本)はこれで3度目の優勝。われわれ(米国)は1度だ。彼らの最高の選手は大リーグに来て、そして日本はさらに進化している。
世界のトーナメント大会は、結果で判断される。文化面で日本の最高の選手たちはプレーすることを選択した。
われわれは、これに関して何を言えるのか? 大事なのはハードウエアだ。言い訳は悪臭を放つ」とツイートした。
 所属するメジャー球団からの制約などもあり、米国は多くのスーパースターが出場を断念。
ピッツバーグ・トリビューンレビュー紙は「米国のデローサ監督は、自信たっぷりにこう言っていた。
『クレージーなくらい層が厚いし、クレージーなくらい、いい選手たちなんだ』。だが、現実は、それは日本の投手陣にふさわしい言葉だった」と報じた

https://www.chunichi.co.jp/article/657970