『性産業(の業者や買春者)や、ポルノ(またはポルノ類似表現)を批判すると、「これだからフェミニストは……」という声があがり、「フェミニスト」という言葉が魔女狩り認定のレッテルのように使われてきた。』(北原みのり・作家)

 これは2月1日付『AERAdot.』の北原みのりさんのコラム、『「これだからフェミニストは……」という魔女狩り 日本は「真ん中」の軸が男性側に大きく偏っている』というタイトルのものの中に出てきた一節。

 あのさ、最近のあなた方(ここでは彼女たちをラディフェミと呼ばせてもらいます)の諸々──草津の件やcolaboのこと、果てまた本多平直さんに対する誹謗中傷について──すべてがすべてフェミニストだから批判されているわけじゃない。北原さん然り、一部のラディフェミのやり方が、批判されている。

 そりゃあ、ものをいう女が必要以上に叩かれたり、女性蔑視の誹謗中傷をくり返す者もいる。けど、それがすべてか?

 少し前まであたしは、一部のラディフェミのみなさんが過激になっていくのは仕方がないところもあると思っていた。そのくらいしないと、世の中を変えることはできないのかもしれないと。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/318518