ロシア、バフムト近郊の集落「制圧」 ウクライナは否定

ロシアの軍事会社ワグネルは29日、激戦が続く東部ドネツク州の要衝バフムト近郊の集落、ブラゴダトノエを制圧したとSNS(交流サイト)で明らかにした。
ワグネルを中心としたロシアの東部攻勢が続いている可能性がある。ウクライナ側は同集落への攻撃を撃退したとしている。

バフムト近郊では今月、ロシア軍やワグネルが塩鉱山の町ソレダルを制圧し、ウクライナ軍も撤退の事実を認めた。
ゼレンスキー大統領は29日夜のビデオ演説で、バフムトなどの東部戦線が「とても厳しい」状況だと述べ、迅速な武器支援を求めた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR294C00Z20C23A1000000/